【ロンドン小松浩】町村信孝外相は23日(日本時間24日未明)、主要8カ国(G8)外相会議終了後にストロー英外相と英外務省で会談した。国連安保理改革をめぐりストロー外相は、常任理事国の6増を目指す日本やドイツなど4カ国グループ(G4)の「枠組み決議案」を支持すると明言し、提案されれば賛成する意向を示した。
英国が同決議案支持を公式に表明したのは初めて。米国は、常任理事国の拡大を「日本を含む2カ国程度」にとどめる案を示し、G4案に難色を示しており、米英両国が国連改革で異なる対応を取ることになった。
ストロー外相は昨年9月の国連総会演説でG4各国の常任理事国入り支持を表明しており、町村外相に「これは英国の長年変わらぬ政策だ」と強調。さらに枠組み決議案について「結果的に実現できることが重要であり、そのために何が一番いい方法か考えたい」と述べた。町村外相は謝意を伝えた。
【ロンドン=川上修】英国のストロー外相は23日午後(日本時間24日未明)、英外務省で町村外相と会談し、日本やドイツなど4か国グループ(G4)が国連総会での採択を目指している国連安全保障理事会拡大の枠組み決議案について、「提出されれば支持するつもりだ」と述べ、賛成する考えを示した。
英国が枠組み決議案支持を公式に表明したのは初めて。ただ、ストロー外相は英国が枠組み決議案の共同提案国になるかどうかについては、「今後も緊密に連携を取っていきたい」と述べるにとどまった。
イラク南部サマワで自衛隊が実施している復興支援活動に関しては、町村外相が英軍の警備面での協力に謝意を表明した。ストロー外相は「自衛隊がイラク復興で果たす役割を高く評価している」と述べた。
【ロンドン=吉野直也】町村信孝外相は23日夕(日本時間24日未明)、ロンドンの英国外務省でストロー英外相と会談した。ストロー外相は日本、ドイツ、ブラジル、インドの4カ国(G4)が準備している国連安全保障理事会の常任理事国拡大決議案に賛成票を投じる考えを伝えた。英国が賛意を明言したのは初めて。
ストロー外相は「安保理改革を重視している。日本、ドイツ、ブラジル、インドの常任理事国入りを支持する。決議案を提出すれば支持する」と語った。町村外相は陸上自衛隊が展開するイラク南部サマワの治安維持について「英国、オーストラリアの部隊が安全確保のため協力してくれることに感謝する」と表明。ストロー外相は「自衛隊の役割を高く評価する」と述べた。
町村外相は23日夕(日本時間24日未明)、英国のストロー外相とロンドン市内の外務省で会談した。ストロー外相は、国連安保理の常任理事国入りをめざす日本など4カ国(G4)がまとめた安保理拡大の「枠組み決議案」について「提出されれば支持するつもりだ」と述べたが、共同提案国になるかどうかは明言を避けた。
また、イラク南部サマワの治安維持を豪州とともに担当する英軍の活動に町村外相が謝意を示し、ストロー外相が「自衛隊の役割を高く評価している」と応じた。町村外相は会談後、サマワで自衛隊が爆弾による襲撃を受けた事件について、記者団に「治安に十分注意を払いながら、今後も活動を続けていくことが必要だ」と強調した。
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