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-リスクマネジメントに強みを持つ経営コンサルタント・法律家のプロフェッショナル集団-
MLLAコンサルティングファーム
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正直者は損をすると思っておられる方が多いようです。
したがって、厳密に言えば正直者など存在しないでしょう。
ということは、この話は、誠実かそうではないかという程度の問題になります。
ビジネスというのは、食うか食われるかという弱肉強食の世界ですから、騙しあい、足の引っ張り合いは、日常茶飯事です。
正直者など得するわけがないでしょうと、ほとんどの方は仰るでしょう。
ある意味、ライバルや取引先に対してであれば、そのように言える部分はあると思います。
しかし、お客様に対しては、経営者は誠実であるべきです。
これを忘れてしまったら、もうその経営者は、会社経営をする資格はありません。
経営者によるいろいろな不祥事や犯罪が起きていますが、結局は、お客様のことを考えなくなったということに原因があることが多いように思います。
経営者は株主との委任契約で仕事をするのですから、株主の不利益になることはできないのは当然ですが、お客様を騙していては、利益を上げることなどできません。
目先の利益が上がっても、そんなものは幻です。
蛸が自分の足を食べながら、生きながらえているだけで、いつかそのような不誠実さが致命傷となって会社をつぶすのです。
そして、そうならないために求められる最低限のモラルが、いつも申し上げているように、違法行為はしない、ましてや犯罪となるようなことはしないということなのです。
確かに現実の世界は甘くないですから、悪いと思っているけれども、目先の危機を回避するには、しょうがないんだと思いがちです。
しかし、その積み重ねが自分で自分の首をしめることになるのです。
さて、経営者が誠実であるということは、お客様はもちろんのこと、従業員や幹部である役員に対しても、重要なことです。
「人は石垣、人は城」
会社としてできることできないこと、話せること話せないこと、確かにありますが、出来る限り誠実であることが、会社の永続につながります。
そのような普段からの誠実な姿勢があれば、会社がピンチになって、人件費をコントロールせざるを得ないという状況になった時に選択肢が多くなります。
順風満帆の経営などありませんので、状況が良い時のことなどあまり考える必要はありません。
調子に乗って、馬鹿なことをやらないよう気をつければいいだけです。
実際には、調子に乗って足元をすくわれる経営者多いですが、大切なのはピンチの時にどうするかです。
ピンチを回避するには、常にその時にどうするかの備えがなければ対処できません。
それが、私が何万回と書かせて頂いているリスクマネジメントなのです。
本当です。
-つづく-
※メールによる無料相談も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せ下さい。また、講演のご依頼も承っております。全国どちらへでも伺いますので、お問い合わせ下さい。
代表 経営コンサルタント
水野敦之
経営管理労務事務所 所長 社会保険労務士 小河美里 BLOG
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