手書き文房具推奨委員会

2008.01.24
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カテゴリ: ノート・メモ
子供のころですと、原稿用紙なんて見るのもいやでしたね。

例のあれですよ、 「読書感想文」 。あれが嫌いでねぇ。

本を読むのはすごく好きでしたけど、なんでわざわざ感想を文にしなければならんのでしょう?

いい本を読んだりすごい絵画を見たときなんか、これといって感想なんかないですよ。

読んでいる最中は、その本の中にどっぷり入り込んで夢中で貪り読むものでしょう。

読んだあとはしばらくその余韻に浸ってぶっ飛ぶ。

それが読書の醍醐味だと思うのですよ。

その素晴らしい余韻をなぜわざわざ文にしなければならないのか。せっかくのいい想いが台無しになってしまいますよ。

LIFE原稿1.JPG



国語の授業で初めて 尾崎方哉 という人の句を読んで、僕は衝撃を受けました。

「咳をしてもひとり」

「なんにもない机の引き出しをあけて見る」

僕は瞬間的に頭を抱えていました。

(こりゃすげぇや。ものすげぇや)

授業中ずっと、その二つの句を、もう読むというより鑑賞していました。ぶっ飛んでいたんです。

すると国語教師が言うのですよ。原稿用紙を配りながら、「感想文を書きなさい」。

・・・うんざりです。

せっかくぶっ飛んでいたのに台無しですよ。

しかも5枚にまとめろと言うのです。

・・・愚の骨頂ですよ。

まあそれでも、純真無垢であった中学生当時の僕は、頑張ってその想いをなんとか文に書き上げました。

こんなような感想文でした。

「これだけ短い文章で世界を表現してしまうなんてすごい。おそれいった」



原稿用紙5枚にはとても追いつきませんでしたが、致し方ありません。

残り4枚を机に押し込んで国語教師に提出しすると、彼はカンカンに怒り出しました。

「貴様なめてるのか!?ふざけるな!書き直せ!!」

5枚渡したのだから5枚書けと言うのです。もっといろいろ考えて書けと言うのです。

書き直すもんですか。

オレが尾崎方哉を読んで書く感想文はこれだ。感想文に正解も不正解もあるか!アホが!!



案の定、日が落ちるまで居残りさせられまして、最後はアホな国語教師が根負けして僕は家に帰りました。

LIFE原稿ロゴ.JPG

そんな苦い思い出のある原稿用紙ですが、いまではこれも魅惑の手書き文房具のひとつです。

無論、感想文など書きません。ただ意味もない字をずっと書くだけです。

LiFEの原稿用紙はあらゆるペンと相性バッチリですから、ただ字を書くこと自体がとても心地良いです。

LIFE原稿中.JPG

尾崎方哉オッサンも、原稿用紙にたくさん句を書いていたのでしょうかねぇ・・・。


↓↓↓

ライフ 原稿用紙 200字詰 249mm×174mm





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最終更新日  2008.01.24 20:09:12
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