手書き文房具推奨委員会

2008.05.17
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カテゴリ: その他の筆記具
1966年に、西暦2000年の到来を見越して作られたラミー2000シリーズ。

いまから40年余り前に、「 2000年になっても変わらずかっちょいいペンを作ろうぜ 」というようなことで企画されたそうです。

40年経っても時代遅れにならないものを作るなんていうことが、はたして人間にできるのでしょうか。

世の中には、とても古くからあり年代を重ねても決して色あせず、常に生き生きとしているモノたちがたくさんありますが、それらはあくまで結果的にそうなったのであって、人間が意識して作り出したわけではありません。

いくつもの 偶然 とあきれるほどの 年季 によって形成されたものなのです。

先のことなんて誰にもわからないものでしょう。



基本的に「 明日なんてこなければいい 」と思っている僕にとっては、先のことなど興味すら湧かないものであります。

ですが、LAMY社は違ったのです。

誰にもどうなるかわからない40年先の未来を見据えて一本のペンを創り出そうとし、そしてそんな無謀な試みを見事成功させやがったのです。

LAMY2000ボールペン

ラミー2ボール.JPG

とても40年前に作られたものとは思えません。

あくまでスタイリッシュ、あくまでシンプル。

デザインの極みです。

ペンとカタチとしては、これ以上のものはないと僕は思っています。

ラミー2ボール直線.JPG

デザインしたのは、ゲルト・ハルト・ミュラーというヒゲもじゃのおっさんです。

彼はすごいことをしましたな。



このシンプルでスタイリッシュなデザインには、やはりただのボールペンがいちばんよく似合うと思うのです。

ラミー2ボールクリップ.JPG

ちょっと細かいところを見てみましょう。

まず表面にはいわゆる「ヘアライン加工」が施されています。

美しいです。

でも、使い込むうちにこのヘアラインが擦れてツルツルになるのでしょうね。



リフィル交換の際は本体をひねって分解するのですが、そのつなぎ目がほとんどわかりません。

これはすごい技術ですね。

ラミー2ボールつなぎ.JPG

そして、このペンは見た目の重厚さからは想像のつかないほど軽いんです。

本体部分は「樹脂」というからいわゆるプラスチックなのでしょうね。

だから軽い。

でもプラスチックをこんな質感で表現できるのもすごいですね。

と、まあ、褒めだしたらキリがないラミー2000です。

ゲルト・ハルト・ミュラー氏はホントすごいことをしましたな。

どこからどう見てもかっちょいいのですよ。

40年どころか、これから何百年経っても決して時代遅れになんかならないでしょう。

LAMY2000

ラミー2ボール字.JPG

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最終更新日  2008.05.17 02:01:18
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