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続きです。あとバリュー投資で必要な事と言えば、参入障壁が高いかどうかをどうやって見分けるかとか、収益力が高いかどうかをどうやって見分けるかとか、その程度の話です。要するに、長期的に収益を上げられる体質かどうかを見極めるだけ。過剰な設備投資や研究開発費が必要なら安定性が低いとか、少ない固定資産で多くの利益を上げているかとか、その程度のチェックしかしていません。ビックリする程単純です。断言できますが、難しく書いてある部分は文章力のなさが根本的な原因です。バリュー投資の本質は、義務教育を受けている人なら誰でも理解できるくらい、単純な事ばかりで構成されています。もし貴方がバリュー投資サイトを読んで理解できない事があれば、ほぼ間違いなく書き手に問題があります。或いは、書き手が深く理解していないから煙に巻いて誤魔化しているだけかもしれません。当然、企業の価値は、事業報告書からはなかなか見えてこないものもあります。バリュー投資ではそれを頑張って見ないといけないのです。何故なら、価値と価格の差に着目するからです。事業報告書の表面だけを見てバリュー銘柄かどうかを判断しているバリュー投資家は、偽者です。バリュー投資でいう価値とは、本当の価値です。自分が自己流の手法で算出した価値ではありません。だから、価値を知るのは不可能に近いです。それでも、妥協せずその価値に近づこうと努力するのがバリュー投資家の正しい姿勢です。ただし、そこまでしている本物のバリュー投資家が、表面上の数字しか考慮していない偽者のバリュー投資家よりも優れているとは限りません。少しでも真の価値に近づこうとする、苦労や努力は報われるとは限りません。苦労や努力が報われるなら、みんな喜んで苦労や努力を重ねます。ただし、真の価値を知ろうとする姿勢はことの他大切です。バリュー投資の場合は、苦労や努力も大切です。謙虚な姿勢も大切です。大変ですね、バリュー投資。なかなか見えないものは、複数年度の事業報告書や、同業他社の事業報告書を並べて見たり、IRに電話したり説明会に出たりして、涙ぐましい努力をしなければなりません。油断していると粉飾決算なんて事もあるかもしれません。粉飾決算を見抜くためには、数字以外の部分も興味を持たなくてはなりません。普段使わない部分の読解力が必要になります。ここまでくると、好きじゃないとできません。続きます。
2007.05.26
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「むぎゅ。」では数々の良書を紹介しているが、それらの良書は読むだけでは何の役にも立たない。また、内容をそのまま鵜呑みにするなど、もってのほかである。本を読んだら、必ずその内容について考察しなければならない。インターネット上に溢れかえるサイトについても同様である。「暇つぶし」でそれらのサイトを読むなら斜に構えながらナナメ読みするべきである。決してじっくり読まない事。株式関連に関わらず、自分で考えないとダメである。株式関連以外であれば、物事は真似る事が上達への近道である。しかし、こと投資というものに限っては、真似る事は決して近道にはならない。まず基礎を腹の底から身に付ける事である。株式投資に近道はない。じっくり目の前の舗装された道を、一歩一歩、自分でよく考えながら歩くのみである。ろくに考えもせずに舗装されていない道を歩くべきではない。先人達が努力して切り開いてくれた道を感謝しながら歩くべきである。
2007.05.22
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さて、今回は久々にザラ場中の銘柄紹介です。上方修正後まもなく下方修正、業績低迷・信用失墜で株価まで低迷している企業です。その名も、7824オプトロム。セントレックス上場以来株価は値下がりの一途を辿り、今では額面株価となっています。急な坂道を転がり込むようなチャートで、現在時価総額は8億円。まるでダメですな。今日発表予定の決算がどうなるかは分かりませんが、現在までの出来高をみると、殆ど誰からも注目されていないようです。殆ど売買がありません。もはや様子見というレベルではなく、誰も興味を示していないといった感じです。株価は現在52円。額面を死守できるか。一応黒字を継続している高配当企業です。1000株単位なので、52,000円から買えます。僕はお金がないので買えません。
2007.05.18
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投機と投資について投機:夢がある投資:夢がない投機:キャピタルゲイン目的投資:インカムゲイン目的投機:売る事が前提で買う投資:買ったら売らない-------------多くの人が勘違いをしているが、投資先が成長するかどうかは株式投資において本質的には無関係である。PBR1倍なら、市場金利より自己資本利益率を高く維持できれば良いのだ。
2007.05.16
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「むぎゅ。」では今までぐだぐだとバリュー投資について批判していましたが、バリュー投資的な考えはあまり書いていませんでした。巷に溢れるバリュー投資サイトの大半を読んでいるような、マニアックな投資家でなければ、恐らく「むぎゅ。」には辿り着けないからです。リンク厳禁の「むぎゅ。」は、ほとんど何処からもリンクが貼られていないので、必然的にそうなるのですね。どこかの株式関連サイトで僕の書き込みを見た人が、気まぐれで投稿者の欄からリンクで来ているくらいだと思います。僕と保有銘柄がかぶっている人は、もしかしたら僕の名前をヤフーファイナンスの掲示板か何かで見た事があるかもしれません。昔は2ちゃんねるでリンクが貼られていた事もありました。その時に来た読者の一部は、非常にありがたい事に、未だにたまに拠って来てくれているようです。「むぎゅ。」はそんな極一部のマニアックな人たちが、気まぐれで辿り着くだけのサイトです。それなので、運営スタンスが「アンチバリュー投資初心者の為のサイト」であるにも関わらず、「むぎゅ。」の読者は、バリュー投資について洗脳されている人が大半でした。時は流れ、流れに流れて、今ではそのバリュー投資が間違った解釈をされています。非バリュー投資の意見もあちこちで散見されるようになりました。エセバリュー投資なる分野まで確立された感があります。多くの人が、「バリュー投資もどきのメッキが剥がれて本物だけが残った」、もしくは「最初から本物のバリュー投資家は居なかった」なんていう考えを持っているような感じがします。アンチバリュー投資家の人も、本物のバリュー投資から外れているという点で、バリュー投資家を批判しているのが最近の傾向です。過去にバリュー投資家と思われていた人の多くが、言っている事とやっている事が矛盾していて、その姿に失望させられた人が外野から文句を言っている感じです。僕は今回のバリュー銘柄の暴落を通じて、バリュー投資自体の矛盾を指摘し、その上でなおバリュー投資に帰依する、という流れを期待していたのですが、バリュー投資との違いを批判する声はあっても、バリュー投資自体を批判する声はかなり小さいです。やはり、正解があると安心するのか、正しいものにすがりたいという気持ちがまだまだ強いようです。投資に王道なし。真実は完璧に、完全に株価が表現しています。株価が間違っているといっても、根底のルールが「株価は常に適正価格」なのだから仕方ない。駄々をこねても無駄なのです。さて、バリュー投資。簡単に言うと、「価値と価格の差が大きい企業に投資する」という事です。グダグダ能書き垂れている人が多いですが、要はこの1点に尽きます。市場の非効率性に着目する、という傲慢な投資手法です。投資家心理を巧みに利用し、PERやPBRが低いうちに買い集めよう、PERやPBRが低くないうちは買わないようにしよう、というだけの話です。PERやPBRは万能指標ではないので、財務状況を吟味し、CFをチェックした上で問題ない事を確認しよう、というだけの話です。さらに、長期的に収益が上げられるかどうかについて、参入障壁や収益力、業種や市場規模、果てはブランド力や経営方針、競合他社や国策なども参考にしよう、という考え方です。何も難しい事はありません。それだけです。不確定要素は徹底的に無視し、保守的に見積もった企業価値が価格であるEPS,BPSの推移と比べて割安であると判断した場合に、じっくり買い進むと言うだけです。本当に、ただそれだけです。それ以上でもそれ以下でもありません。それ以上の事を付け加えた場合も、それ以下の時と同様、バリュー投資ではありません。雑多なバリュー投資サイトは、もう書く事がなくなったので、上記の事を色々脚色して面白おかしく書いているか、悟りきったつもりになって何も分かっていない馬鹿です。続きます。
2007.05.12
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「株のことがわかる事典」中島勲著 日本実業出版社株式・経済関連の本が多くなってしまい、部屋が乱雑極まりない状態だったので、本棚の整理も兼ねていらない株式・経済関連の本を捨てようと思い、このGW中にひたすらナナメ読みしていました。そこで、捨てる候補の1つであったこの本を読み返しているうちに、これはなかなかの良書だと思い、捨てるのを取りやめた次第です。あとは当初の予定通り、最初に捨てようと思った本は全部捨てました。僕は今の投資哲学を確立するに至っては特に誰からも影響を受けていないと思いますが、こういう基礎的な事を説明してくれる良書はかなり読んできました。巷に溢れる雑多な本の多くは、こういう基礎的な事を一切説明する事なしに、やれPERが何倍以下で、PBRが何倍以下がバリュー銘柄だ、割安だ、キャッシュフローが持続して増加傾向にある銘柄が良いだとか、色々と言いたい放題書いています。そういう本を読んでいると、本当にウンザリします。また、そういう本を絶賛しているサイトを見ると、心底ガッカリします。この本は、本当に基礎の基礎しか書いておらず、投資初心者に読んでもらう事を前提として書かれています。基礎的な事を理解している人は全く読む必要はありません。と、言いたい所ですが、やはり僕は個人投資家はすべからく投資初心者(初級者)であるというスタンスですので、定期的にこういう基礎的な事が書いてある良書を読み返して欲しいと思っています。
2007.05.11
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紹介した銘柄について、その後の株価推移を報告しますです。2005/9/18紹介 豊平製鋼 480円→448円 6.7%下落2005/9/20紹介 クロップス 970円→418円*2(2分割) 13.8%下落2005/10/17紹介 大和自動車交通 666円→751円 12.8%上昇2005/10/18紹介 IDU 274000円→137000円 半値2005/10/21紹介 東京製鐵 1533円→1753円 14.4%上昇2005/10/26紹介 日本ライトン 1034円→743円 28.1%下落2005/10/26紹介 ドリームテクノロジー(現トライアイズ) 15700円→3990円 74.6%下落2005/11/22紹介 ジェイ・ブリッジ 1747円→112円 93.6%下落2005/11/22紹介 TRNコーポレーション 353000円→281000円 20.4%下落2005/11/27紹介 台無しティ 29350円→9960円 66.1%下落2006/2/12紹介 キャリアバンク 330000円→65000円*2(2分割) 40.1%下落2006/3/14紹介 森精機製作所 2190円→3190円 45.7%上昇2006/4/25紹介 東京日産コンピュータシステム 317000円→164000円 48.3%下落2007/4/16紹介 アセットM 173000円→172000円 0.6%下落2007/4/29紹介 セイクレスト 33000円→49500円 50%上昇まさに散々たる結果です。新興市場の暴落だけでは説明が付きません。おさるさんのダーツ以下にも程がありますな。半値八掛二割引以下の銘柄が幾つかありますが、見なかった事にして下さい(苦笑)。なお、上記銘柄は「バリュー投資家が買わない銘柄」を中心に紹介してありますが、一部バリュー投資家さんも買いそうな銘柄が含まれています。ご了承下さい。それでは引き続き、これらの銘柄のその後を追い続けたいと思います。請うご期待、で御座います。
2007.05.05
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あらゆるデータを基にして導き出した結論も、やはり事実ではない。そう貴方が解釈した、というだけの話だ。(だから結論は、常に貴方の的確な質問を待っている)
2007.05.02
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