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参照記事 「どちらが優れた投資家なのか?」
記念すべき第一回は、稲虎さんです。
稲虎さんのブログ「inatoraの投資日記」は、分かり易く、丁寧で、更新も頻繁でした。バリュー投資の考え方の多くをここで学んだと言う人も多かったと思います。
個人投資家が急増していた当時の株式投資環境も相まって、このようなバリュー投資サイトは爆発的に増えていきました。ブログの運営者も投資経験の乏しい人が多かったので、読者も一緒に切磋琢磨していくといった状況でした。
稲虎さんは、既に燃え始めていたバリュー投資人気の火に油を注いだ一人です。
長らく低迷していた相場が反転して上昇相場になっていったこと、そして何よりバリュー投資家の基本となる概念を広めたことにより、「inatoraの投資日記」は絶大な支持を得ました。当時稲虎さんの意見に反論する人は、ほぼ居ませんでした。
「inatoraの投資日記」 http://plaza.rakuten.co.jp/inatora/diary/200409120000/
バリュー投資家にも色々な人が居ましたが、稲虎さんは王道を突き進んでいました。
『バリュー投資とは何か?』
それを見失った方は、是非とも稲虎さんのブログを丁寧に読み返して頂きたいと、心から思います。稲虎さんの主張には、投資哲学的なものも多いです。バリュー投資の投資哲学の基本をしっかり抑えながら、しかし必ずしも結論ありきではありません。
パフォーマンスは際立ったものではありませんでしたが、だからこそ生粋のバリュー投資家だ、実力派だと評され、多くのバリュー投資家から一目置かれていました。
2004年から2005年にかけては暴騰相場でした。不動産を中心とした小型成長株の暴力的な暴騰相場でした。この2年間で資産を倍々にしていった投資家も多く居ました。しかし当時パフォーマンスが高過ぎない事は、確かにバリュー投資の一つのステータスでした。多くのバリュー投資家の考え方には、そういう懐の深さがありました。
今、際立ったパフォーマンスを得ている投資家がバリュー投資の実力派だと評されているのは、非常に残念です。
一昔前のバリュー投資軍団は、決してそんな考えが主流派ではありませんでした。
暴騰相場でパフォーマンスが良い程実力がある、そのような考えは本来バリュー投資とは相容れない考えであった筈です。
僕の意見も、「むぎゅ。」の読者様には特に必要ないと思います。そのような意見を述べて自己満足に浸ることは、稲虎さんに対して失礼だと思います。稲虎さんの書き込みを読めることに感謝しつつ、有難く後世へ残すに留めましょう。
※10年前の投資家を振り返る、という題ですが、10年に拘りはありません