なぜ市場は思考を裏切るのか(バリュー投資に騙されるな)

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2014.06.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類

これはインフォメーションクリエーティブの銘柄紹介の2つ目です。
銘柄紹介1つ目から順に読んで下さい



主力のITソリューションの売上高は、
14年65億10百万円
15年70億42百万円
16年76億円
を計画。

そのうち成長分野であるソフトウェア開発の一括請負の売上高は、
14年8億85百万円、
15年13億20百万円、
16年18億円
を目論む。

ITサービス事業の売上高は、
14年1億64百万円、
15年2億30百万円、
16年4億円
を見込む。


これは、かなり思い切った計画です。
今まではITソリューションだけでやってきました。しかし今後はソフトウェア開発に注力しながら、ITサービスも軌道に乗せていく、というものです。
新たな人材(能力)が必要になるでしょうし、その人材の育成も必要になります。

先の全体の売上・経常利益率を交えて考えると、ソフトウェア開発の一括請負はかなり儲かると踏んでいるんでしょう。
ファンダメンタル投資家としては、ここに着目するべきです。
インフォメーションクリエイティブの中期計画は、ソフトウェア開発の一括請負にかかっているからです。
会社として、顧客となりうる企業にガンガン提案していく事になるでしょう。
中期計画にも提案型営業を強化する、という記載があります。
これは、ソフトウェア開発の一括請負の事だと見てまず間違いありません。
繰り返しますが、中期計画はソフトウェア開発の一括請負にかかっています。実績の少ないこの事業を、14年度から16年度の2年間で売上を2倍にしなければなりません。

HP上で公表されている中期計画概要にはこのソフトウェア開発の事が全く記載されていません。
公表されているのはITソリューション全体とITサービス事業の推移だけです。
会社のHP上で公表されている中期計画を見ても、この最も重要なソフトウェア開発の一括請負は分かりません。
決算説明会資料や社長インタビュー記事を読んだりするなどの必要があります。
今回は日本インタビュ新聞で探した方が良いでしょう。日本インタビュ新聞はごく稀に有用な情報が記載されている事があるので、気が向いた時にでも記事を漁ってみてみると面白いかもしれません。

中期計画概要
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=aWMtbmV0LmNvLmpwfGhwfGd4OjM0MDRkNDFlYTEwMmM1MzQ

日本インタビュ新聞
http://kabu-ir.com/

また、ITサービス事業。
実はこちらが長期的には大事です。16年度の営業利益率は15.5%を目論んでいます。(14年度は19.5%のマイナス、15年度は17.7%のマイナス)
これは、ベトナムへの発注によるコスト削減を見込んでいるのではないかと思います。
個別案件は多岐にわたる事業です。美容・理容向けASPサービスからチケットの予約発券サービスまでやっています。

今後、個別案件を云々言うのはあまり意味がありません。
今までは安定した優良顧客が多かった事でしょう。それは業績推移をみても分かります。ITソリューション中心に、事業内容もリーマンショックを通じてさえ激変する事はありませんでした。
しかし今後は安定した収益ではないセグメントでの成長をする必要があります。かなり挑戦的なことをやっていく必要があります。


インフォメーションクリエーティブは、長期的に売上100億円を目指すとしています。
今のままでは畳めない大風呂敷です。
中期計画で目論んでいる売上80億から売上100億への道筋を付けられるかどうかは、この3年にかかっています。
肝となるのは、ソフトウェア開発の一括請負をどこまで伸ばせるか。売上100億円達成はそれにかかっています。
利益面はITサービス事業が重要になってくるでしょう。売上100億円を目指しつつ増益も見込むのであれば、当然ITサービス事業の拡大が重要になってきます。

中期計画、長期計画では大風呂敷の畳み方が重要です。
インフォメーションクリエーティブの場合、この2つの進捗状況が大風呂敷の畳み方になります。


蛇足ですが、

PER:11倍
PBR:1倍
ROE:8%
有利子負債なし
EV/EBITDA:2.6

です。

まぁ、今回のテーマとしてはどうでも良い話です。






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Last updated  2014.06.07 11:01:03
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