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2003年02月22日
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 米国の場合、「過去40年間に救急医療が進歩し、暴行による被害者の死亡率が低下している」と、AP通信は述べている。米国において1960年から1999年までに暴行傷害事件がほぼ6倍になったのに、その暴行で死亡する人の率は70%近く低下したことに、研究者たちは気づいた。その調査によれば、1960年には加重暴行を受けた人の5.6%が死亡したのに対し、1999年には、暴行被害者で死亡したのは1.7%だけであった。研究者たちは死亡率低下に寄与した医療面の進歩を幾つか挙げている。例えば、「救急電話911番サービスの発達、外傷患者の迅速な固定と輸送、救急医療技師に対する訓練の向上、病院や救急センターの増加」などが報告されている。マサチューセッツ大学アマースト校のアンソニー・ハリス教授は、「20年前なら遺体安置所に置かれていた人々が、今では病院で治療を受けて、退院してゆく。それも、たいていは二、三日のうちに」と述べている。

 たとえ、死亡率が減少しているとしても暴力が横行している事実は変わらない。人々から平和な霊が失われている。まさに破壊・破滅の歩みを一歩、一歩と…。加速度を増しながら。ひとりひとりが注意する次元の問題ではなくなっている。

 国連ビル前にある“イザヤの壁”に刻まれている聖句、そして国連の庭園にある平和像に記されている「わたしたちは剣を打ち変えてすきの刃にする」。戦いをもはや学ばない…。今の世界情勢を見るかぎり絵に描いた餅か。国連の果たす役割がこれからどうなってゆくのか注目したい。イラク攻撃においても以前と少し違った動きがあるようだし。





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最終更新日  2003年02月22日 15時37分45秒
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