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2003年05月15日
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現実的な見方を保つ
 結婚生活が、求婚時代に思い描いたようなものではないとしても、幻滅を感じる必要はない。ある専門家のグループは、「いつまでも幸福に暮らすというわけにいかないのが、大半の人の結婚生活だ。すばらしい時もあれば、たいへんな時もある」と述べている。

 確かに、結婚はおとぎ話に出てくるロマンスのようなものではないかもしれないが、悲劇である必要もない。互いに忍耐し合わねばならない時も来るが、意見の不一致など忘れて、共にいることをうれしく思い、楽しく過ごし、友達のように話せる時も来ることだろう。そうした時に、冷めていた愛をもう一度呼び覚ますことができるかもしれない。

 そもそも二人が不完全である限り、完全な結婚生活を送ることはできない。それでも、ある程度の幸福を見いだすことはできる。実際のところ、問題がある場合でも、結婚関係は計り知れない満足をもたらすものとなる。一つのことは確かである。夫と妻の両方が努力を払い、進んで融通を利かせ、互いの長所を探そうとするなら、夫婦の愛を取り戻すことは可能だと信じてよい十分な理由があるのである。
2003/05/15 23:43:23

口論を鎮める
ある人たちは、配偶者の行動ではなく、自分の感情を強調するなら、怒りを抑えて根本的な問題に取り組むのがいっそう容易になることに気づいた。例えば、「あなたの言葉に傷ついた」と言うほうが、「あなたに傷つけられた」とか、「もっとましなことが言えないの」などと言うよりもずっと効果的である。もちろん、自分がどのように感じているかを述べるときは、声の調子に苦々しさや嫌悪感を出してはならない。配偶者の人格を攻撃することではなく、問題をはっきりさせることを目標にすべき。

 さらに、「黙っているのに時があり、話すのに時がある」ということをいつも忘れないことである。二人が同時に話すと、どちらも相手の言うことを聞いていないので、得るところは何もない。であるから、自分が聞き手に回った時は、「聞くことに速く、語ることに遅く」あっていただきたい。また、「憤ることに遅くある」ことも同じほど大切である。配偶者の辛らつな言葉をすべて額面通りに受け取ることも、「自分の霊にせき立てられて腹を立て(る)」こともしないようにしたい。むしろ、配偶者の言葉の裏に隠されている感情を読み取るよう努めてもらいたい。「人の洞察力は確かにその怒りを遅くする。違犯をゆるすのはその人の美しさである」。夫あるいは妻に洞察力があれば、意見の不一致の裏にある事柄が見えるようになる。

 例えば、妻が夫に、わたしと一緒に過ごす時間を取ってくれないとこぼす場合、それは単に時間だけの問題ではない可能性がある。むしろ問題は、妻が、わたしはなおざりにされている、あるいは感謝されていないと感じていることにあるのかもしれない。同様に、夫が妻の衝動買いに文句を言う場合、それは単にお金だけの問題ではないことが考えられる。むしろ問題は、自分に無断で買うことに決めたと夫が感じていることにあるのかもしれない。洞察力のある夫あるいは妻は、裏に隠れている問題を探り、その核心に触れることだろう。

 言うは易く行なうは難しだろうか。確かにそのとおり。最善の努力を払ったのに、思いやりのない言葉が返ってきて、怒りが燃え上がるということもあるだろう。そのようになりそうな時は、次の助言に従う必要があるかもしれない。「言い争いが突然始まってしまう前にそこを去れ」。気持ちが落ち着くまで話し合いを先に延ばすのは間違いではない。話しているとどうしても収拾がつかなくなるというのであれば、円熟した友人の一人に同席してもらい、問題を十分に検討できるよう助けてもらうとよいかもしれない。
2003/05/15 13:15:11





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最終更新日  2003年05月15日 23時43分23秒
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