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2003年06月18日
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「ねぇ、どうしたの?」
 男性はストレスの多い問題を抱えると、静かな場所を見つけてじっくり考えようとするかもしれない。しかし女性は緊張を感じ取ると本能的に、自分の殻に閉じこもっている夫をそこから引きずり出そうとするかもしれない。妻がどれほど夫のためを思ってそうしても、夫はそれを差し出がましい、屈辱的なことと感じるかもしれない。独りになって問題を考えようとする夫が後ろを振り返ると、夫思いの妻が速足で追いかけて来ている。「ねぇ、大丈夫? どうしたの? 何があったか教えてよ」という愛情に満ちた声がしつこく聞こえてくる。

 返事がないと、妻は感情を害されるかもしれない。妻は問題があれば夫に打ち明けたいと思う。しかし愛する人は自分の気持ちを分かち合おうとしまない。「あの人、わたしのことなんかもう愛してないんだわ」と妻は結論するかもしれない。であるから、そんなことは思いもよらない夫が、ついに解決策を見いだして満足げに自分の世界から姿を現わすとき、そこにいるのは心配そうな様子の愛情深い配偶者ではなく、置き去りにされたことに抗議しようと待ち構えている、怒った妻なのである。ハハハ…こういうことってかなりよく見られることかもしれないな。ハハハ…ハ~ァア……
2003/06/18 18:10:31

「わたしのことなんか愛してないんでしょ!」
 夫は当惑し、やりきれない気持ちになって言う。「どうしてそんなふうに考えるんだろう! 僕は働いてるし、お金も稼いでる。時には花を贈ることだってあるのに」。

 人はだれでも愛されていると感じる必要があるが、特に女性は愛されていると何度も感じる必要がある。女性は口には出さないかもしれないが、心の中では自分がお荷物になっているように感じることがある。毎月の体のリズムの影響で落ち込んでいる場合には特にそうかもしれない。夫がそんな時に、独りになる時間が欲しいんだな、と考えて妻をそっとしておくと、妻は、夫が近づいてくれないのは自分が一番恐れていることが現実になった証拠、つまり、もう愛されていない証拠だと解釈するかもしれない。そして、きついことを言っては、何とかして愛し、支えてもらおうとするかもしれない。
2003/06/18 7:44:31

「何から何まで口を出さないでくれ!」


 妻の目から見れば、役立つアドバイスをすることは、夫に対する愛の最上の表現。しかし夫の目には、妻にとやかく言われ、自分は無能だと言われているように映る。「あなた、カバン持った?」という言葉は、妻にしてみれば、夫が忘れ物をしないよう気遣う気持ちの表現。しかし夫はそれを聞くと、出掛けに玄関から大声で、「手袋は持ったの?」と叫ぶ母親を思い出してしまうのである。

 妻は疲れていると、「ねぇ、今夜はレストランで食事にしない?」と優しく言うかもしれないが、実際は、「外食にしましょうよ。すごく疲れているから料理したくないの」という意味なのかもしれない。ところが、妻思いの夫は、この時とばかりに妻の料理を褒め、君の手料理に限ると言い張るかもしれない。あるいは夫は、「僕を操ろうとしている」と思うかもしれない。一方、妻は「こんなことなら聞かなければよかった」と腹立たしく思うかもしれない。
2003/06/18 1:06:58





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最終更新日  2003年06月18日 18時10分31秒
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