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2005年01月18日
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 携帯電話や、電波信号を中継する基地局の発する電磁波によってがんが生じるかどうかについては、いまだに議論が続いている。何億という人々が携帯電話を持っているので、ごく一部でも健康を害する人がいるとすれば、大きな健康問題となる。であるから、携帯電話の電波が人体に与える影響に関する綿密な科学的研究が数多く行なわれてきた。どんな結論がでたのだろうか。

 「携帯電話に関する独立専門家グループ(IEGMP)」が発表した報告書にはこうある。「われわれ専門家グループは、現時点で入手できる証拠に基づき、一般市民が携帯電話の使用について心配する必要はないと考えている」。ニュー・サイエンティスト誌もこう伝えている。「近年、恐怖をあおるうわさが流れているが、これまでに得られた証拠の大半は、携帯電話の発する電磁波にさらされても健康に害はないことを示唆している。害があることを示す研究結果は再現が難しいことが判明した」。

 携帯電話が健康に与える影響についてはまだ不確かな点があるため、多額の費用をつぎ込んで研究が続けられている。決定的な答えが出るまでの間、 IEGMP は次ぎの事柄を勧めている。「[携帯]電話の使用時間をできるだけ短くする。比吸収率(SAR)の値が低い電話を使う。SAR値を減らすことが証明されているハンズフリー装置などの機器を使う」。 IEGMP はさらに、「16歳未満の子どもには携帯電話を使わせないように」とも勧めている。子どもの神経系は発達の途上にあり、「認識されていない健康上の危険があった場合、その害を被りやすい」からである。

 絶えず議論の対象になっているとはいえ、携帯電話は経済および社会に多大の影響を及ぼしている。親類とも言うべき電子機器であるテレビやパソコンと同じく、携帯電話は有用な従者にもなれば、厳しい主人にもなり得る。それが味方になるか敵になるかを決める力は、文字通り利用者の手の内にあるのである。

 最後に、もう当たり前のことではあるが携帯電話を使用する際の注意事項を見なおしてみる。

 ・公共の場で使うときは小さい声で話す。携帯電話のマイクは非常に感度が良く、また周りの人もあなたの個人的な会話を聞きたいとは思わないだろう。

 ・何らかの講演や会議に出席している時、また映画館や劇場、レストランなどでは、電源を切るかマナーモードにしておく。






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最終更新日  2005年01月28日 20時56分18秒
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