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2005年02月07日
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カテゴリ: 子育て
 多くの母親にとって、重要な発育段階にある子どもたちを教育する上で問題となるのは、家計を助けるために働きに出るようにという圧力である。国際連合の統計によると、多くの先進国では、3歳未満の子どもを持つ母親の半数以上が働きに出ている。

 また、父親が他の都市や外国に出稼ぎに行っていて、母親一人で子育ての重責を担っている場合も少なくない。例えば、アルメニアのある地方では、男性のほぼ3人に1人が仕事を求めて外国に出かけていると伝えられている。父親が家族を捨てた、あるいは死亡したために、女手一つで子どもを育てている母親もいる。

 一部の国で、多くの母親にとって問題となっているのは、自分自身が教育を受けていないということである。国連経済社会局の推計によると、全世界の読み書きのできない8億7600万人の打ち、3分の2は女性である。事実、ユネスコによると、アフリカ、アラブ諸国、東南アジアの女性の60%余りは読み書きができない。その上、女性に教育は必要ない、教育を受けさせれば子育ての役割を果たせなくなる、と考える男性が多くいる。

 アウトルック誌によると、インドのケララ州には、娘は15歳までに母親となるのが普通という地域がある。そこでは教育を受けた花嫁を望む人はだれもいない。隣国のパキスタンでは、男の子のほうが大事にされる。教育を受けさせて、収入のよい仕事に就かせれば、親は老後の面倒を見てもらえるからである。一方、「発展途上国における女性の教育」という本によると、「親は娘の教育に金をかけない。それは家族を経済的に助ける足しにはならないと思っているから」ということである。

 また、土地の風習に関係した問題もある。例えば、一部の国では、母親は娘を金品と引き換えに嫁に出すことや女性性器切除などの風習を守るように期待される。女親が男の子を教えたりしつけたりすることがタブー視される場合もある。母親はこうした風習を守り、男の子の教育を他の人にゆだねなければならないのだろうか。

 次にそうした問題に対処している母親たちのことを取り上げてみる。また、母親とその働きに対する認識を深くし、子どもを教育する母親の役割について平衡の取れた見方とはどのようなものかについてもさらに考えてみたい。





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最終更新日  2005年02月14日 19時05分04秒
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