2003.02.04
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昨日は節分、今日は立春。
暦の上では確実に季節は移り変わりつつあるけど、何たる
寒さ!日中でも吐く息が白く見える中を、とぼとぼ帰宅。
昨日は夜勤に行く前に、ウチのベランダから下の人んちの
庭に向けて豆を撒いた(笑)歳の数も豆を食べたらお腹壊さ
ないかしら。。?と思いつつも、食べ始めたら止まらない。
浅草寺の福豆はたいそう美味でございました(^-^;;

昨日はヘルパーさんの一人に花札を使った占いを教えても
らった。自分で占った今日の運勢は“オールマイティ”。

ま、何事もなく夜勤は終わった。

で、厦門の話。
本当の厦門市自体はかなり広くて、私達が止まったのはそ
の中の空港がある中心エリア。本土から島のように突き出
した一エリアの端っこに泊まった。
私達の泊まったホテルは新市街にあり、道路も広くビルや
新しい集合住宅が多く見られるエリアだった。が、厦門で
一押しの観光地“コロンス島(鼓浪嶼:グーランユー)”へ
の渡し舟に乗ろうと、一本入った街のメイン通り(思明南路
や中山路)を通ってみたら、街の景色は全く違った。
この辺りは旧市街というらしい。細く入り組んだ路がいく

ひしめいている。
道路の半分以上を占める露天商の店、屋台のテーブル。
狭く縦に細長い入口の木戸の中をのぞくと、土間になった
空間に台所のようなモノが見える。
家の中が狭いからか?それとも外が好きなのか?木戸の前

をする人達。こちらの人が大好きなスイカの種の殻をぽり
ぽり剥きながらお喋りに興じる若者達。。もちろんスイカ
の殻もミカンの皮も、そのまま道端に放置する。
今まさに絞めたばかりの鶏の羽を道端でむしり、羽をその
まま放置して家に戻っていくおばちゃん。。。
洗濯物も家の前の電線や、街路樹の間を渡したヒモ、好き
勝手にあちこち干してある。
ゴミもどんどん道に捨てる。あちらこちらにきちんとゴミ
箱も設置してあるのだが、基本的にはてきと~に捨てる。
歩いている足元に、前の人が投げ捨てた食べ物が入ってい
たらしきゴミが落とされる。
道や植え込みにツバは吐く、鼻水は飛ばす。
足元に気を付けて歩かないと、道の真ん中だろうが端っこ
だろうが嘔吐物が落ちている(-"-;;
でもこれ。。どう考えても“歩きゲロ”(←言葉が汚くて
すみませんm(__)m)だとしか思えないゲロっぷりなんです
けど。。。総じてとは言わないけど、あまりの生活習慣の
違いに、正直少し戸惑った。
厦門に到着してすぐに街中を歩いてみて、そう思った。

厦門高崎国際空港から車で約30分。。そうは言っても街中
の道路でも確実に時速100kmは出てたし、ブレーキはも~
直前にならないと踏まない。道路が広いが車線変更の時に
ウィンカーなんか出さないで、カーブでは最短距離を突っ
込んで来る。
迂闊に乗ってたら頚椎をヤラれてしまいそうな運転(しか
もこの車は現地の旅行会社の送迎車!)に、終始前の座席
の背もたれを掴んで“安全姿勢”(←飛行機の安全のしお
り参照。笑)で臨んだ。。

しかし厦門はあまり“ニオイ”の無い街だった。
ペカペカでキレイな空港に降り立った時、まずはそう思
った。
空港にはその国独特の“ニオイ”がある。
タイではナンプラ~と腐りかけのフル~ツみたいな甘っ
たるい香りが混じったニオイ。
バリでは現地のタバコ“ガラム”のスパイシ~な香りと
ココナッツオイルのちょっとクセのある甘いニオイ。
韓国ではキムチのニオイ。シンガポールはほんのちょっ
とだけ蘭か竹のようなニオイ。。
成田は醤油のニオイがする、と言う外人さんもいるが、
自分の国のニオイは分からない。
香港の啓徳空港では何とも表現し難い、あえて言うなら
中華料理のニオイがしたが、移転後の広くてキレイなの
だけが取り得のあの空港では何のニオイもしない。
台湾はどうだったけなぁ。。昔すぎて覚えていない。
厦門は街中にもそんなにニオイは無い。
香港も台湾も、ちょっと前に行ったボルネオ島の街中も
もっと埃っぽくて何かが腐っていくような、そんな雑然
としたニオイがしたのに。。
ごちゃごちゃとした裏道を通っても、そんなにニオイは
感じなかった。

その代わりくっきり印象に残ったのはお正月を迎える為
の色彩だった。
赤・黄色・金色が街角に溢れていた。
露天では多種多様な柑橘類が売られている。リッパな籠
盛りになった、お供え用の柑橘類や花々。“福”や“春”
その他めでたい言葉をあしらった札や飾り。
実をたくさん付けた金柑の鉢植えがあちらこちらに置か
れている。春節当日はどこに行っても柑橘類が飾られて
いて、真っ赤なパラフィン紙に包まれた柑橘類が配られ
る。飾りはどれもが目が醒めるように鮮やかで、派手だ
ったり巨大だったり。。
ひたすら華やかで、心が躍るような雰囲気。

街中を、ただ葉っぱがついた枝を束ねたようなホウキで
掃いてまわる掃除婦がいて、ゴミを集める係りの人が行
き交う。この人達のおかげで、街はこの程度の汚さで済
んでいるのだろう。
片付ける、という習慣がないワケではなさそうだし、や
っぱりキレイなのが好きなようだけど、こうなるともう
生活習慣の違いを超えて、DNAレベルでの違いを感じ
た。
ただこれだけは言える事だけど、足元にさえ気を付けれ
ば厦門は台北よりも香港島側の旧市街地よりも、ずっと
歩きやすい街だった。
もっと田舎っぽい所を想像して行ったから、飛行機が高
度を下げて厦門の空港に到着する前に上空から見た景色
には正直ちょっと驚いた。結構高いビルが林立し、ちょ
っとした都会みたいな感じがしたからだ。
けど、旧市街を彷徨って、ちょっとほっとした。
決してクリーンではないけど、すごくヤバい感じもしな
い。初中国大陸上陸にここを選んだのはちょっと正解だ
ったかもしれない。。

帰ってきて、日本の街並みを歩いていてあまりの静けさ
に、少しだけ寂しさを感じてしまう。
どこの国に行っても独自の文化を保持したまま発展して
行くことが出来る、漢民族のスゴさを垣間見た旅だった
なぁ。。。しみじみ思った。

今日はこれから中村勘九郎と松尾スズキの組んだ演劇
『ニンゲン御破産』を観に渋谷のBunkamuraまで行く。
ん~~眠いぞ。。だいじょぶか私。。。(-.-;;







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最終更新日  2003.02.04 15:37:19


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