めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

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2009年01月12日
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カテゴリ: Cambodia2008

プノンペンの朝のお散歩を 楽しんだとこまで
プノンペンホテルに戻って、チェックアウト。9時半にガイドのジー(YI)さんとロビーで落ち合うた。
この日の観光スケジュールに王宮があて、膝が見える短パンやミニスカート、タンクトップやノースリーブでは入ることができない。ちょっとだけ腕にかかるフレンチスリーブの服ならだいじょうぶやろうと思うて着てたら、ジーさんから上に何か着なければというチェックが入った。あわてて荷物を開けて、別の服に着替えた。
車はまたカムリ。
荷物も積み込んで出発。
週に1本しか列車が来ないプノンペン駅を見ながら左折。経済大学を過ぎ、ワット・プノンのロータリーを越えると、トンレサップ河沿いのシソワット・キー通りに出るとカフェやレストアン、ホテルが軒を連ねてる。
10分ほどで王宮に到着。
ジーさんが入場チケットを買うてくれて、入口からは王宮の日本語ガイドさんにバトンタッチ。
カンボジアの歴史はややこしい。
簡単におさらいをしてみる。
今のカンボジアの元となっているクメール王朝の時代には、現在のタイ東北部、ラオスやベトナムの一部を含んでインドシナ半島の大部分を領土としてた。
13世紀にはいるとシャム(現在のタイ)のアユタヤ朝に侵攻され、王都アンコールが没落する。
その後、シャムとベトナムの干渉で、国内は混乱が続いてた。
1863年ノロドム王のときに、フランスに援助を求め、フランスの保護国になった。
1866年に首都をプノンペンに遷都し、ここに木造の王宮が建てられた。
1919年シソワット王の時代にフランス人建築家によって再建されたのが、今の王宮。
日本でいうと大正8年のこと。
1953年シアヌーク王の尽力によって、フランスから独立しカンボジア王国となる。
その後も、内戦、ポル・ポト政権、ベトナム軍介入と混乱が続き、シアヌーク国王を国家元首とする新生「カンボジア王国」ができたのが1993年。
2004年にシアヌーク国王と6番目の妃の長男ノロドム・シハモニ殿下が即位して、今この王宮に住んではる。
まずは一番立派な建物、即位殿へ。
ここで戴冠式や国王誕生日、外交使節との謁見などの重要な行事が執り行われるそうや。建物の内部は撮影禁止。
中はゴージャスで金ぴかやったような気がする。
尖塔には4面の仏頭がついてる。
即位殿のテラスから奥に見えたのが、王室の住居。右のほうに旗が揚がってるので、王様はいはるみたいやった。
横には、立派なゾウ舎もあった。
通りに面したところにあるチャン・チャーヤの館では、ダンスホールとして使われたり、王様がスピーチをしたり、晩餐会の会場になったりする。
宝庫には、冠、聖剣、槍や金や銀できた装飾品が飾られてる。かぼちゃの置物がいくつもあったのがおもしろい。
日本から贈られたという銀製の刀もあった。
奥には妖しいマネキンが7体も並んでる。クメールの女性の盛装で、日曜日は赤、月曜日がオレンジなど色で曜日を表すことになっているそうや。
この日は金曜日で、王宮ガイドさんの上着も金曜日の色の青やった。
シアヌーク殿下の時は、大きな宴会ホールで食事をされていたそうやけど、今の王様は独身やので住居で召し上がるらしい。
国王の執務室の屋根には王家の紋章がついてた。その前にある白い建物は、ナポレオン3世の館。
ナポレオン3世が妻ユージーヌ王妃のためにエジプトに建てたものを、王妃がカンボジアのノロドム王に寄贈し、王宮に移築されたものやそうや。現在は絵や写真などを展示する目的で使われているそうやけど、中には入れなかった。
きれいな透かし扉を通るってシルバーパゴダ(銀寺)に向かう。
カンボジアのこと続きます。

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最終更新日  2009年01月13日 09時39分24秒 コメント(6) | コメントを書く


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