寒くて東京に牡丹雪が降るなか横浜へ。まずは、腹ごしらえ。
駿河屋さんといえば、「本ノ字饅頭」がある和歌山の総本家駿河屋が有名やけど、ここのは大阪に本店を構える大阪の駿河屋本店のほう。
双方の歴史を見ると、寛正二年(1461年)岡本善右衛門が京都伏見で「鶴屋」として創業し、天正十七年(1589年)四代目善右衛門が「羊羹」を創案したのは同じ。
五代目の時に徳川頼宜公に召し抱えられ、紀州和歌山へ移り、元禄二年(1689年)徳川家ゆかりの地にあやかり「駿河屋」の屋号になる。
大阪の駿河屋は、天保八年(1837年)十二代目善右衛門が大阪城の御用菓子司として、船場に店舗を開いたそうや。
この十二代目の時にいろいろあったんかなあ。総本家駿河屋と大阪の駿河屋本店は別路線を歩んでるようや。
大阪の駿河屋本店
総本家駿河屋
いただいたのは、関西風うどんだしの力うどんとミニくず小倉のセット1155円。
おうどんはお葱も関西のやし、おいしかった。くず小倉はくずきりに小倉と白玉がのって、黒蜜がかかってる。くずきりというよりくず餅みたいな食感やった。
同じ6階のそごう美術館へ。
今年はジョサイア・ウェッジウッドが最初の工場を開設した1759年から250年を迎える年やそうや。それが、今年1月5日に、アイルランドの親会社「ウォーターフォード・ウェッジウッド」が経営破綻をしてしもた。
今後どうなっていくんやろうなあ。
会場に入ると、まず豪華な「ユーランダー・パウダー・ブルーシリーズ」のディナーサービズがお出迎え。12人用にテーブルセッティングされてる。ワイングラスもカトラリーもウェッジウッド(ウォーターフォード)。
続いて、理科の実験のような展示も。ジョサイアは、ジャスパーの色や質感を数千回の実験を繰り返すことで完済させたそうや。その実験片が興味深い。
ブラックバサルトの漆黒も存在感があった。
2つ目のテーブルセッティングは、アストバリーブラックのティーサーヴィス。8人用にセットされて、アフタヌーンティー用の3段トレイも華やかやった。
デザイナーを使ったシリーズでは、スージー・クーパーの
グレン・ミスト
ブラックフルーツ
キーストーンなどのモダンなデザインも。
コーンポピー復刻版を使うたティーサーヴィス用6人のテーブルセッティング。
陶芸家中村卓夫氏との共同制作、書道、茶道、華道をテーマにして硯箱、茶器、花入れなどをジャスパーで作った「ジャパネスク」シリーズもおもしろかった。
最後は、テラスをイメージしてセッティングされたマーガレット・ローズの4人用セッティング。
カリフラワーやパイナップルの形をした食器や、ハイヒールのヒール、ネックレス、ヒヤシンス用の鉢などユニークなものもあった。
最終日が近かったせいか、展示用の白い台や器に絨毯などのほこりがかかってるのがちょっともの悲しかった。
この展覧会はすでに岐阜県現代陶芸美術館、兵庫陶芸美術館でも開催されて、このあと2か所の会場を巡回するそうや。
静岡アートギャラリー 4/11~6/22
山口県立萩美、浦上記念美 7/4~8/23
ウェッジウッド展
ウェッジウッド美術館
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