24回目の結婚記念日やったので、だんなさまが帰りにお花を買うてくてくれはった。大きなカサブランカがよう香ってる。
最初に、日本橋三越本店でコスチュームジュエリー展。コスチュームジュエリーっていうのは、本来模造宝石類のことやそうや。ココ・シャネルが、リアルフェイクジュエリーとコスチュームジュエリーを定義してんて。
最初は、そのココ・シャネルのコーナー。彼女にとってジュエリーは、素材に価値があるかっていうことより、身に着けた人のファッションをいかに引き立たせるかっていうものやったそうや。
ちょうど会場に、コスチュームジュエリー研究の第一人者、渡辺マリさんが来て、展示品の説明をしてくれてはった。
日本ではネックレスというと42cmの長さが多いけど、38cmぐらいのチーカータイプが一番美しく見えるそうや。
桂 由美さんの2009年パリコレクションのドレスに、ガブリエル・シャネル、クリスチャン・ディオール、ミリアム・ハスケルのコスチュームジュエリー6点をあわせたマネキンもゴージャス。
次のミリアム・ハスケルのコーナーでは、すべての作品に目が釘付け。石やガラスノ組み合わせ方、色使い、デザインなど見れば見るほどステキで、どれも欲しくなる。
クリスチャン・ディオールのは、宝石の真似みたいなのが多くて、あんまり好きやない。
他にも、紫外線ランプ(ブラックライト)で照らすと、緑色に妖しく輝くウランガラスや、妖しい色合いの砒素が入ってるサフィレットガラスを使うたジュエリーもあった。
最期のコーナーには、日本のアーティストの作品も。そのなかに、私の好きな清水ヨウコさんのもあって、実物を見ることができてうれしかった。
展示会場を出ると、即売会場。でも、最高の展示作品の後で見るにはちょっとなあ。
渡辺マリさんギャラリートークは、3月14日(土) 11:00~・14:00~ 、3月15日(日) 11:00~・14:00~にもあるそうや。
日本橋三越本店 コスチュームジュエリー展
隣にある三井記念美術館で「三井のおひなさま」展もさっと。
お雛さまの衣装も手が込んでて豪華やった。
明治、大正、昭和の近代のきものも14点展示されてた。明治時代の渋好みのきものが好きや。
三井のおひなさま
地下鉄で新橋まで移動して、パナソニック電工 汐留ミュージアムで開催中の「ルオー収蔵作品展 色の秘密」へ。ルオーの作品を観てると、ほっとするような、落ち着いた気持ちになれる。
作品の状態調査からわかってきた、制作手法などもパネル展示されてて興味深い。
ルオーの作品はほとんどが紙に描かれて、キャンバスに直接という作品は少ないそうや。
ルオー収蔵作品展 色の秘密
最後が、新橋演舞場の弥生花形歌舞伎。
猿之助十八番の内 獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)
市川右近十五役早替りならびに宙乗り相勤め申し候
お三実は猫の怪/江戸兵衛/丁稚長吉/信濃屋お半/芸者雪野/帯屋長右衛門/
弁天小僧/土手の道哲/女房お絹/鳶頭右之吉/雷/船頭澤七/鬼門の喜兵衛/
土手のお六/由留木調之助:市川右近
丹波与八郎:市川段治郎
重の井姫/荵の方:市川笑也
弥次郎兵衛女房おやえ:市川笑三郎
喜多八女房おきち:市川春猿
石井半次郎:市川弘太郎
赤羽屋次郎作/赤星十三郎:市川寿猿
赤堀水右衛門/雲助逸平:市川猿弥
由井民部之助/十文字屋おもん:市川門之助
鶴屋南北作の古典を昭和56年に猿之助さんが復活したもんやそうや。でも、ストーリはあってもなくても同じかもしれん、エンターテイメント性たっぷりのお芝居。
お家騒動と、親の敵討ちをからめて、京都三条からお江戸日本橋まで東海道を旅していく。
序幕は芝居小屋の場面で、簡単にストーリの紹介があったり、女版、弥次さん、喜多さんの笑三郎さん、春猿さんの二人が狂言廻し役で、定額給付金なども織り込んだ楽しい掛け合いをでぃてくれたり、客席をまわってくれたりとサービス満点。
ヒトデ、伊勢海老、タコもいる水中シーンや右近さんの化け猫の宙乗り。20トンの本物の水を使った本水立ち回りで段治郎さんは水も滴るいい男。
三幕目の右近さん十二役早替わりが一番おもしろかった。着替えるのに1分ぐらいしかかかってへん。
替え玉を使う手はる時もあって、どうやってはるんやろうと想像するんも楽しい。
弁天小僧などの、有名作品の名ぜりふも綯いまぜにされてた。
このなかやったら、猿弥さんが好みや。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。
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