朝の9時から銀行の相続相談に行ってきた。事前に予約しておいて、1級ファイナンシャル・プランニング技能士さんが会議室のようなとこで個別の相談にのってくれはる。特に何があるってわけでもないけど、一度相談してみたかった。
「遺言状 全ての財産を、妻○○(夫○○)に相続させる。 日付・氏名・印鑑」
これだけでええそうや。
もっとも複雑な内容になるんなら、公正証書遺言とかのほうがええみたいやけど。
遺言状を遺して亡くなる人は、数%しかいはらへんねんて。日本人には、あまりなじまない仕組みなんか、なくてもうまくいくんか、なんでやろう。 両方同時に死んでしもたら、どうしようかなあ。それも、考えとかなあかんなあ。
銀座に出て、歌舞伎座さよなら公演 三月大歌舞伎昼の部。
元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)
江戸城の刃傷(えどじょうのにんじょう)
浅野内匠頭:梅 玉 多門伝八郎:彌十郎
戸沢下野守:進之介 片岡源五右衛門:松 江
稲垣対馬守:男女蔵 平川録太郎:亀 鶴
大久保権右衛門:桂 三 庄田下総守:由次郎
加藤越中守:萬次郎 田村右京太夫:我 當
最後の大評定(さいごのだいひょうじょう)
大石内蔵助:幸四郎 井関徳兵衛:歌 六
岡島八十右衛門:家 橘 磯貝十郎左衛門:高麗蔵
片岡源五右衛門:松 江 井関紋左衛門:種太郎
大石長男松之丞:巳之助 戸田権左衛門:錦 吾
堀部安兵衛:市 蔵 武林唯七:右之助
奥野将監:東 蔵 大石妻おりく:魁 春
御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)
徳川綱豊卿:仁左衛門 中臈お喜世:芝 雀
富森助右衛門:染五郎 中臈お古宇:宗之助
上臈浦尾:萬次郎 御祐筆江島:秀太郎
新井勘解由:富十郎
「江戸城の刃傷」は、浅野内匠頭が吉良上野介に刃傷に及んだ直後から切腹の直前までの話。
梅玉さんの内匠頭は気品があって潔い。彌十郎の多門伝八郎は、正義の味方みたいやった。
田村右京太夫の我當さんが、立ったり座ったりしはるときに家来の手を借りてはったけど、お芝居なんかな、ほんまに足がお悪いんかなあ。
「最後の大評定」は苦手な幸四郎さんの大石内蔵助で、あんまり記憶がない。
歌六さんの井関徳兵衛の一徹な感じが、よかったな。歌六さんの出てきはるとこは、ちゃんと覚えてる。
一番おもしろかったのは、最後の「御浜御殿綱豊卿」。
最初に綱引きはしてくれるし、なんといっても 仁左衛門さんの徳川綱豊がかっこええ。
仇討をしてから、浅野のお家を再興せなあかんねんな。先にお家の再興をされてしもたら、仇討ちができんくなる。
吉良上野介がもてなしのお能の後ジテをすると聞いて、染五郎さんの赤穂の浪人、富森助右衛門が舞台の裏手に忍び込みで、槍で襲おうとするけど、かわされてしまう。助右衛門の行動を察した綱豊が替わって演じてたんやけど、それがまた素敵なお能の出たちで見惚れてしまう。
内蔵助の本心がわかりかねる右衛門に、願い出てしまった御家再興の成り行きに苦しい心のうちの内蔵助の立場を話してやり、悠然と舞台に向かう。
昼も夜も、せりふが多いお役やのに、仁左衛門さんよう覚えきりはるなあ。
いっぱいお声が聞けて、とってもうれしい。
帰りに、松屋銀座で「美しく生きる 中原淳一展 愛する心」展を観た。
「それいゆ」や「ひまわり」などの雑誌は、私の母が少女時代にはやったんやろうな。うちの母は満州から引き揚げてきてそれどころやなかったやろうけど。
18歳の時に趣味で作ったフランス人形が評価され、1936年に、銀座の松屋で初個展「中原淳一・第1回フランス・リリック人形展覧会」が開催されたそうや。
その時の人形も展示されてた。
「美しく生きる 中原淳一展 愛する心」
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