今日は歌舞伎座。
噂の「歌舞伎座さよなら公演 カウントダウン時計」も時を刻んでた。
歌舞伎座さよなら公演 五月大歌舞伎
夜の部の外題は、
一、恋湊博多諷(こいみなとはかたのひとふし)毛剃
毛剃九右衛門:團十郎 傾城小女郎:菊之助
中国弥平次:権十郎 小倉伝右衛門:市 蔵
徳島平左衛門:亀 蔵 加田市五郎:松 江
じゃがたら三蔵:男女蔵 浪花屋仁三:亀 鶴
座頭盛市:彌十郎 奥田屋お松:秀太郎
小松屋宗七:藤十郎
二、小猿七之助 御守殿お滝 夕立(ゆうだち)
小猿七之助:菊五郎 御守殿滝川:時 蔵
三、神田ばやし(かんだばやし)
家主彦兵衛:三津五郎 桶屋留吉:海老蔵
娘おみつ:梅 枝 女房おかね:右之助
隠居おらく:市 蔵 行者陽山:亀 蔵
若い者正太:亀 寿 若い者新七:巳之助
店子重吉:亀三郎 店子源太:男女蔵
店子清兵衛:権十郎 店子加蔵:秀 調
店子惣助:團 蔵
四、鴛鴦襖恋睦(おしのふすまこいのむつごと)
おしどり
遊女喜瀬川/雌鴛鴦の精:菊之助
河津三郎/雄鴛鴦の精:海老蔵
股野五郎:松 緑
今日の外題は、初めて観るもんばっかり。それほど期待してへんかってんけど、すごくおもしろかった。
「毛剃」は、関門海峡と博多が舞台。長崎弁と 團十郎さん特有の話し方があいまって、3割ほどは聞き取れへんねんけど、独特の雰囲気が出てる。
酒盛りに出てくるのは、ギヤマンに葡萄酒。ぶどうジュースやったのか、ほんまに飲んではった。
コバ唐人のとこで、指で「木場」って書いてくれはった。七代目團十郎が住んでたとこのことで、楽屋落ちやったんや。
舞台いっぱい、花道にまで敷かれた波布の大海原の中、大きな元船のセットも迫力があった。
「汐見の見得」では、この船がゆっくりと90度回転し、團十郎さんの立った舳先が客席にまで迫り出す。さらに90度廻って幕が引かれる。この時の衣装は、蝦夷錦。北方の密貿易にまで絡んでたんかなあ。
博多柳町の遊廓奥田屋に繰り出すときの衣装もすごい。深緑のビロード地の羽織と着物の揃いに、大きな珊瑚玉がぎょうさんついた羽織紐。子分たちは博多献上の着物に帯。
歌舞伎美人
でその衣装が見られる。
お土産は、高麗人参、珊瑚玉、時計、鼈甲にビロードや中国の生地などすごい量。
みんな抜け荷の品々で、気前がええ。
インド渡りの更紗の衣裳もすてきやった。
「夕立」はしっとりと。今までに観た演目のなかで、一番艶っぽかった。濡れ場のあとの菊五郎さんの色気たっぷりなこと。時蔵さんでなくても、ついていきたくなってしまう。
「神田ばやし」は、海老蔵さんの素?に近い朴訥とした振る舞いに味があった。大家彦兵衛が三津五郎さんやとは、最初気づかんかった。
最後の「おしどり」も、ため息もの。
海老蔵さん、菊之助さん、松緑さん、花形お三人の姿も踊りもなんと美しいことか。
引き抜きのぶっかえりで華やかな羽根模様になったおしどりの精二人は、この世のものとは思われんようなはかなさやった。
3人での舞台やのに、大向こうさんが成駒屋ばっかり連発するのにはちょっと興ざめした。
お酒をやめて、ベジタリアンになったらしい海老蔵さん。とっても繊細な感じがした。これからどんなふうに変化していきはるんやろうか。
帰りには、カウントダウン時計がライトアップされてた。
今日のラッキーくじは、Infoseekとブログくじが1ポイントアタリやった。
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