最初に目に入ったのが、「東大寺修二会(お水取り)椿の造り花」。
21日、京乱噂鉤爪(きょうをみだすうわさのかぎづめ)を国立劇場で観た後、六本木ミッドタウンのサントリー美術館へ行って、「美(うるわ)しの和紙 ― 天平の昔から未来へ ―」を観た。
展覧会のチラシの写真にも使われてるこの椿、タラの木を芯にして、支子(くちなし)染めの黄色の和紙でしべをつくり.、紅花染めの赤い和紙と白い和紙で花びらをつくってあるそうや。
その奥に飾られているのは、「薬師寺修二会の(花会式)造り花」6種類。
こんなところで再会できるとは、うれしいなあ。
今回の展覧会は、和紙をテーマにしてて、現存する最古の戸籍や、写経、御幣、紙衣(かみこ)、屏風や襖、障子、行灯、提灯、和紙に関係する日本画や工芸など約180点が展示される。
日本の戸籍は飛鳥時代、天智天皇9(670)年の「庚午年籍」やといわれているそうや。それから6年ごとに作られ、現存してる最古の戸籍は大宝二(702)年の美濃・筑前・豊前・豊後のものやそうや。そのうちの福岡の「筑前国嶋郡川辺里戸籍断簡」が展示されてる。
この筑前国のがおもしろいのは、戸籍の保存期間30年が過ぎてから払い下げられて、再利用され裏に天平20年(748)「千部法華経校帳」が書かれてること。
それほど紙が貴重やったんやなあ。
国宝の「紫紙金字金光最勝王経」 は、奈良時代のものやのに今書かれたかのようにきれいに輝いてる。
和泉市久保惣記念美術館からは、国宝「歌仙歌合」などいくつか来てた。ここの美術館もおもしろそう。
「歌仙歌合」は流れるような平安仮名もみごとやけど、紫と藍の大ぶりの飛雲を漉き込んだ料紙に一目惚れ。
熊野速玉大社蔵の国宝 「紅帖紙(べにたとうがみ)(古神宝類より)」も、きれいな状態で保存されてる。
石清水八幡宮の供花神餞12台セットやお水取りのときに着る紙衣、紙衣用の反物、賀茂御祖神社の祓具、日吉神社の御幣、美保神社の月次御幣、気仙沼古峰神社の「きりこ」なども興味深かった。
和紙をつくる職人さんなどを描いた屏風や、芹沢圭介の「紙漉讃」なども。
階段を下りると、イサム・ノグチ作の「」2mのあかり」がお出迎え。迫力がある。
通路には、襖(ふすま)貼り工程まで展示されてた。
3階には、英一蝶の「吉原風俗絵巻」や小林清観の「隅田川夜」など、障子、襖、行灯、提灯などが描かれてる日本画も。
紙衣の陣羽織や着物、帯などもいろいろ。歌舞伎「廓文章」で勘当された伊左衛門が着てる紙衣は、案外高級品やったんかも。
結び文形や扇形の香合や、熨斗模様の打掛、小笠原流の折形、「かやら草」の遊戯折紙、内山光弘氏の花紋折り、鹿児島寿蔵氏の紙塑人形、増村益城氏の紙胎金彩盤 、古賀フミ氏の佐賀錦帯まで、いろんなもんが展示されてておもしろかった。
最後には、雁皮、楮、三椏などの和紙に触れるコーナーもあった。
どの紙も手触りがよくて、薄くてもじょうぶそうやった。
内容が地味に思われるせいか混雑もしてへんし、ゆっくりと楽しめた。
美しの和紙
展 は11月3日まで。
紅ちどりの開花 10輪(総計 588輪)
原種ハイビスカスの開花 1輪(総計 184輪)
今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。
3月末に始めたガーデニングパーツ。またまたまた双葉になった 「おなかがすいたよぉ」。
1日1回のクリックで、募金ができます♪
。
Michi Nakano Solo Exhibition 「Mirage」 2021年05月30日
サントリー美術館 開館60周年記念展 ミネ… 2021年04月15日
LOUIS VUITTON & 展 とジュラ 2021年03月23日
PR
カテゴリ
キーワードサーチ
フリーページ
カレンダー