渋谷で古九谷と英国巨匠たちの水彩画を 楽しんで
、六本木一丁目へ。
泉屋博古館分館で、12月16日まで開館10周年記念展 PART IV 特別展「中国絵画-住友コレクションの白眉-」を開催。
東京では今まで中国絵画をまとめて公開をする機会がなかったそうや。
「八大山人・石濤-君はその名画を見たか-」というキャッチコピーがついてる。
日本でいうと徳川 家光や円空、ヨーロッパやとフェルメールの時代。
明朝が滅び、明の王室の血をひいていた八大山人(はちだいさんじん)、石濤(せきとう)や漸江(ぜんこう)、石谿(せっけい)は、「遺民画人」として南方に逃亡せざるをえなかった。
激動期に生きたこの4人を「明末四僧」といい、「強烈な自我と繊細な感性が生み出した」作品が特徴なんやそうや。
第一室は、これらの画家の作品。
八大山人の「安晩帖」は二十二面のうち図は20あって、そのうちの「双雀図」が展示されてた。
枯れたようで、大胆で、天衣無縫のような筆は、どこか凄みもある。
安晩帖
八大山人は「書画合璧巻」も。
石濤は、重要文化財の「黄山八勝画冊」「廬山観瀑図」「黄山図卷」や「山水精品冊」。
漸江は、「竹岸蘆浦図巻」「江山無尽図巻」。
石谿は、「報恩時図」「面壁達磨図巻」。
ほかに、龔賢(きょうけん)「山水長巻」「山水画冊」、張瑞図(ちょうずいと)「山水書画巻」も。
第二室では、
国宝の南宋時代の伝閻次平(えんじへい)「秋野牧牛図」、徐渭(じょい)「花卉雑画巻」、華嵒(かがん)「鵬挙図」、揚州八怪の黄慎(こうしん)「山水墨妙冊」、徐渭(じょい) 「花卉雑画巻」、沈銓(しんせん 沈南蘋)の 「雪中遊兔図」なども。
八大山人と石濤、漸江が、特に印象に残った。
それにしても、すごいコレクションやなあ。
続いて、大倉集古館へ。
12月16日まで、「日印国交樹立60周年 インドへの道-美術が繋いだ日本と印度」展を開催。
大倉商事の元常務でインド総支配人やった山内利男さんが1951年から1975年に集めた実際にインドの家庭で信仰されてる神像や画像が中心の約350点のコレクションが、2000年に大倉集古館に寄贈されてる。
そのなかから、インドの神像・仏像89点と、細密画42点が展示されてて、これが興味深かった。
磨耗してるものが多く、大事にされてきた像なんやろうと思うた。
今村紫紅の印度旅行帳もあった。「熱国の巻」の元になってるものやそうや。
ほかに、菱田春草「乳糜供養」、横山大観「釈迦と魔女」、下村観山「維摩黙然」なども。
この後、人形浄瑠璃を 観に
、国立劇場へ向かうた。
有意義やけど、長い一日やったなあ。
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