【粗筋】
大川の舟と舟との挨拶は思うままにはいわれざりけり
などが出たが、小僧が口いっぱいに牡丹餅を頬張った。行儀が悪いと叱ると、牡丹餅を口いっぱいにほおばって……「思うままにはいわれざりけり」
【成立】
万延2(1861)年桂松光のネタ帳『風流昔噺』に「お家様るす事、狂歌あそび 但シ思うまゝにぞいわれざりけり」とある。5つの書物に紹介されている噺だが、全てがどこかからの引用なのか、「大川の」一句だけを出して、他の句が紹介されていない。
「物はづけ」は、「何々なものは」「何々するものは」という題に対して五七五で答えを出すもの。寛保(1741~44)の頃に大流行した。これと前句付け、謎かけが当時庶民に流行した三大言葉遊び。
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