+蒼い水溜り+

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April 11, 2005
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揺り籠


髪を振り乱して泣き叫ぶのよ
あの人の告げた言葉が私を攻め立てる

そぅよ弱いだけ 前を向けないだけ
それが何だと言うの 私を捨てたクセに

瞳をいくら瞑っても踊る思い出
心掻き乱して走り去るのよ
あの人の告げた愛情が私を攻め立てる

そぅよ逃げてるだけ 動けないだけ


あの人の言葉を信じて生きていたの
1年という短く永い日々は過ぎ去って
今年も桜色の雪が降り積もった

風に靡いた髪を耳にかけた私の右手
強く優しく握り締めてくれるあの人はもういなくて
困った様に首に添えた私の左手
堅い約束で重さを得た指環はネックレスに成り果てた

耳を幾ら塞いでもあの人の言葉が聞こえる
裏切りの台詞を告げた声が今も愛おしい
あの人を憎めたら これ以上ない程に憎めたら
どれだけ救われたかしら どれだけ


私を突き放した腕が今もなお愛おしい
思い出を消せたら 2度と思い出さないように
消し去って殺せたなら 笑顔になれるのに

死を模った剣翳してあの人を追い詰めたなら
この身体は本当に死に逝けたでしょうか


この心は永遠の愛を手に出来たでしょうか

ガラス細工を抱く様なぎこちない口付け
触れた指先に感じた温もり
肩を寄せて眠った時に鼻を走った香り
互いの指に輝く愛情の証

何もかもが過去に連れ去られて独りになった

何度も私を闇から引き戻してくれた強い力
抱きしめて「大丈夫」と言ってくれた強い口調

何もかもが過去に変わった今 私は孤独でしかない

何度も口を付く憎まれ口 毒を含んだ言葉
幾ら自分に言い聞かせても無駄

やっぱり愛してる

心で描くだけで瞳に熱いあの人
もう戻らないあの人

そぅよ弱いだけ 前を向かないだけ
あの人との思い出を過去に奪われたくないの

そぅよ逃げてるだけ 動かないだけ
心に残るあの人の存在だけは失いたくないから

死を追い求めてる 
今も私はあの人の嫌いな私
死は私を無にする 
でもあの人の存在は永遠になる

そんな甘い誘惑に負けているのよ まだ

幾ら憎もうとしても 怨もうとしても
死の言い訳にしようとしても無駄

やっぱり愛してる

この身体に心に染み付いたあの人の幻影
その存在は未だに私を抱きしめてこう囁くわ


「愛している」


全ては私の馬鹿らしい妄想
でも愛しいの 夢の中のあの人が

何度も口を付く憎まれ口 毒を含んだ言葉
幾ら自分に言い聞かせても無駄



やっぱり愛してる・・・





by、睡姫+迷蝶+






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Last updated  April 11, 2005 03:49:35 PM
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