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「1000円、借りた所へ返しに行く」
と、かかさまが言うので行って来ました。
「1000円なんて金、どうして借りるの?」
「お財布、忘れたから」
「って言ったって、1000円ばっかり借りてどうなるのさ」
「そん時、相手も1000円しか無かったのよ」
「要らないって言えば好いじゃん」
「でも、貸してって言っちゃったから」
「わかんないなあ~」
てなこと喋りながら車1台やっと通れる細道を走って行った。
間の悪いことにその家では庭に車が4台も止まっていて中へは
入れません。
向こうから車がやって来た。
仕方ないので畑へ車を突っ込んで通過してもらう。
すると、目の前に仔猫がいた。
逃げないので抱っこした。
聞くと野良猫だそうで一杯いると夢のようなことを言う。
ヒマラヤンと何かの雑種でしたね。
*
古本が届いた。
経年劣化の茶色に変色した本ですが1953年出版とある。
よく残っていたものだと感心しました。
今、読んでる復刊本の乱歩の怪人二十面相はそれより
あとかもしれません。
書棚に並んでる本を眺めると自分の心の軌跡が見えそうです。
多分、これらの本がわたしの心を形創っていることは確かなようです。