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日本海の雪のお余りがこちらに来れば風花か。
さっきまで舞っていたのがもう消えてしまった。
情趣がわくいとまも与えずに。
夢を見た。
初めてのパターンでした。
王になれということのようでした。
無論、今の時代ではない。
僧、騎士、貴族階級うち揃っての嘆願でしたが
返答はしなかった。
何でわたしが王とならねばならないのか。
その人ではあるまい。
妙な夢を見るものだ。
現実にもそのようなことは想ったこともない。
現実を物語ることのない美々しい騎士道などは
肥溜めに捨てた方が好いのだから。
これは、日本の武士道にも言えることだろう。
いくら、武将に人気があっても人殺しである。
わたしは武人、軍人を唾棄する者だ。
勇ましいお話などは真っ平ごめん。
もらった賞の数を自ら称えてこれだけ外国から
誉めそやされている偉大な自分をこの国(日本)が
認めないのはおかしいなどとのたもう御仁もいる。
勲章を胸に子供がパッタやビー球、米ゴマを見せびらかすように
これでもかとぶら下げて白髭をひねくる大将閣下などより
塵埃と土と垢に汚れた服を着て畑を耕す老いたる農夫の方に
頭を下げるのだ。
*
今日は昨日とうって変わって寒い朝です。