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放射線科・病理科・麻酔科の医師は、Doctors' Doctor と呼ばれます。その意味は、『医師のための医師』でしょうか。医師業務の多くが患者さまからの依頼(訴え)についてであるのに対して、この3科の業務の多くは、医師からの依頼についてであるからです。Doctor of Doctors (『医師の中の医師』、格好いい!)ではありませんヨ。なので、この3科は世間からの認知度も少し低くて、放射線科・麻酔科は、技師業務とよく間違われ(センセイと呼ばれない)、病理科は、解剖ばかりしている(2時間ドラマの影響?)と思われたりします。でも最近、医療系ドラマなどで『名無しの権兵衛医師』でなく登場し、「そんな科があるんだ~」と知られてきたのが、嬉しいかぎりです。実際の医療の現場でも主役系ではありませんので、名脇役だといいです。悪役とか超個性的は、やっぱりちょっとやだなあデス。ところで『医龍』、残念ながら見逃してばかりです。今回は麻酔科医の話だったとか、どんな感じだったのでしょう。「許されない麻酔(医?)」って題名だけ、私も新聞で見ました。何なに?薬剤の禁忌とか、病態上の禁忌とかなのかな。そんなネタなら山ほどたくさん思いつくゾ、それもやだなあ。。。観られたかた、ストーリーと感想をぜひ教えてください!そうそう。Drbambooさまも触れられていましたが、『麻酔医』ではなく『麻酔科医』です。外医とか内医とか産婦人医って、言わないですものね。それと、少なくとも日本では『麻酔師・麻酔士』ってないです。まずは正しい名称が、世間に浸透してもらいたいものデス。縁の下系部門・麻酔科を、これからもよろしくお願いいたします。
Nov 30, 2007
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胡蝶蘭をプレゼントしてくれた妹から、メールがきました。 私のブログ日記を読んでくれたとのこと。 それを妹の旦那サンにも見せたところ。。。 「なんで弟夫婦じゃないんだよ!」と怒りだしたそうです。 うふふ、実は。 妹とは、私の実弟のお嫁サンのことなのです(^.^)。 妹夫婦は、血縁的に正しく言えば弟夫婦であります。 実弟は3歳下なのですが、思春期頃からついぞ話さなくなっちゃって。 実弟の結婚(姉の私より先)以来、すっかり新妹と仲良しです。 だからついつい、妹夫婦と思ってしまうのです。 いまとなっては照れくさい姉弟の仲になりました。 つい妹夫婦と書く私も照れ、怒って見せた実弟も照れですね。 「まあ、ええやん」となんちゃって大阪弁の姉と、 「まあ、しょうがねえな」と生粋江戸っ子の弟。 一家のスクランブル(非常事態)のときにだけ、 ホットラインをつなぐことにしましょう(^-^)。 段々年老いる両親の3軒隣に住んでいてくれて、ありがとう! ふたりのこと、いつも頼りにしてますよ。 頼りにならない姉ですが、たまに頼りにしてね。
Nov 29, 2007
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大阪の寒さも、本格的になってきました。 御堂筋名物の銀杏並木は、見事なまでの真黄色です。 陽があたると金色に輝き、その上まだほとんど落葉していません。 わお、ゴージャス!クリスマスのお祭りみたい。 秋のものかと思っていましたが、初冬の景色になりそうですね。 手術室の乾燥も、本格的になってきました。 室内環境は管理されているはずですが、湿度は外気に正直です。 帽子(不織布の、安いシャワーキャップみたいなもの)がぱちぱち。 患者さまの移動を手伝うために、スタッフ同士接触するとぱちぱち。 『恐怖!静電気女あらわる』みたいになってます。 私の足元におひとつ加湿器、ってわけにもいかないし。 静電気防止キーホルダーは、目尻のかさかさには効かないし。 毎年のことながら、かなりブルーな期間です。 ちなみに、マスクを常にしているので喉は大丈夫なんですよ。 感染対策・乾燥対策にマスクって、確かにスグレモノですね。
Nov 28, 2007
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じゃじゃ~ん! ひとりでは抱えきれないくらい大きな、鉢植えの胡蝶蘭です。 2本立て、3本立て?、あまりの立派さにびっくり。 妹夫婦からの新居祝いです、ありがとう~\(^-^)/。 玄関に置いてみたら、ぱあっと華やかなオーラが広がりました。 花のひとつひとつに存在感があって、優雅でたおやかです。 ちなみに、白い胡蝶蘭の花言葉は『幸福がとんでくる』ですよね。 『とんでくる』って言葉の響きが、何とも元気でいいな。 「こんなにすごい蘭、とても育てられない~」と思ったら、 さすが妹、私の園芸能力についてよく知ってます。 触れてみると、ちゃんとシルクフラワー製でした(ほっ)。 つまり一年中安心して幸福がとんでくるかも?、ですよね。 かずみちゃん、きんちゃん、本当にありがとネ。 心優しくしっかり者の兄弟に恵まれて、私はとても幸せです。 ぜひあなたたちも、こちらに遊びにとんできてくださいね!
Nov 27, 2007
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この週末、東京から母と母の友人が関西旅行に来ました。 500キロの距離を、いつもスイスイ(ブイブイ?)ドライブしてきます。 プラチナ・ペーパー・ドライバーの私にとっては、「信じられない!」。 でも、車大好きの母にとって、距離は全く気にならないようです。 今回の旅の目的は、紅葉と刺繍と娘の新居の3つの見物でした。 新居になってない空っぽ空間の見学(ごめんネ)でしたが、 妹からのサプライズを運んでくれて、さっそく飾りました。 (その写真は、明日に(^-^)) 紅葉は、せっかく車なので信貴生駒スカイラインを勧めたところ、 紅葉多く人気少なく、奈良と大阪の街も一望できたと大好評でした。 関西在住のみなさん、どうやら超穴場みたいですヨ。 そして、刺繍。 母の刺繍の先生の個展が、京都で開催されていました。 ちょうど週末までということで、母は滑りこみセーフ。 私は残念ながらオンコールでしたので、京都までは伺えず、、 そのかわりに、大阪市内の『刺繍美術館』に同行しました。 『刺繍美術館』では、また別の先生の展覧会が開かれていて、 幸運なことに、この日は先生にお会いすることもできました。 先生の作品があまりに繊細でかつ伸び伸びとしていて独創的で、 一同、近寄って凝視、遠ざかってため息を繰り返しました。 赤ちゃんの顔くらいの大きなタンポポ、ステッチの組み合わせだそうです。 ただし、同じかたちに丁寧に揃えて、一針一針を積み重ねるそう。 飽きずに諦めずに同じ作業を繰り返して、『きれいな場』を作るのは、 いつも見る外科手術と似ているなあ、なんて感じました。 私にはできないだけに、こういうことを黙々とされるひとに敬服(^-^)します。
Nov 26, 2007
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もうすぐ、メリークリスマス! そんなメールと一緒に、天使の写真が届きました。 東京の友達、コスモスちゃんからです(^-^)。 いや~ん、ビューティフル! 天使さま?それともマリアさま、天女さま? 時間を忘れてうっとり眺めてしまう、優雅な天使です。 誰が見ても幸せな気持ちにしてくれる、温かい微笑みですよね。 この天使は、クリスマス・リースの一部なんですって。 コスモスちゃんとコスモスちゃんのお友達の手作りだそうです。 すかさず、「私にもぜひぜひお願い!」しちゃいました。 こんなに素敵なリース、店頭で見たことないですもの。 『天賦の才能』をギフトとかタレントと言いますが、 素敵なものを作る技術やセンスって、まさにそうですよね。 すごいなあ、私には皆無なだけに尊敬してしまいます。 私は、「こういう友達を持つ」タレントを増やしていきましょね(^.^)。
Nov 25, 2007
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梅田のデパ地下で、美味し~いチーズ・スプレッドを見つけました。写真の文字、読み取れますか?『クレム・ド・サンタギュール』って書いてあります。サンタギュールという牛の青カビチーズの、スプレッドタイプです。味は、青カビタイプのなかでもくせのないほう。チーズ本体が牛だからか、カマンベール並にマイルドです。青カビは塩味を効かせるためにある程度で、あまり主張していません。さらにスプレッド(クリームみたいに柔らかい)にしてあるから、すごく食べやすい(扱いやすい)味と食感になってます。『ハーブ入り風チーズディップ・くせのない味』『ブルーチーズ入門編』デス。トマトスープに添えるチーズクリームがわりに使うつもりが、パンに塗ってがしがし食べるほうに、夢中になっちゃいました。あ~、やめられない、とまらない(^-^)。「どーだっ!」っていうほどのゴージャスさはありませんが、「あ、何?これ美味しいね」って食事に楽しさが増しました。青ネギやパセリを混ぜても美味しそう、それに混ぜやすそうです。タルタルソースくらいのゆるゆるさなので、チーズパスタもよさそうです。ワインを飲めたら、もっとあれこれ考えつくのかも。。。梅田のタイガース・デパートにて、1000円ちょっとでした。固形の『サンタギュール』を並べてあるので、食べ比べもできますよ。
Nov 24, 2007
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今夜はまだ満月じゃないのかしら。(ニコミナさま、いかがでしょう?)。きれいなお月さまを見ながら、ただいま帰宅しました。今夜こそ『医龍』!の数分前に、緊急コールがありました。今夜も急性大動脈解離、4時に終わりました。2日おき、世の平均かやや多いほうだと思います。私はいつも、日中は予定手術(たいていは心臓手術1件)を担当します。夜は帰宅でき、365日オンコール(待機当番)です。『夜は帰宅でき』をハッピーに感じるか、または、『365日オンコール』を負担に感じるか。さて、みなさんでしたら、どちらですか。手術室の看護師さんが、「早く終わってよかった!」と言ってました。手術の後、掃除や機械類の整備・滅菌や記録やらで2時間かかります。当直があけたら、今朝はお友達の結婚式に列席だそうです。よかった、無事に間に合いますね。それにしても、お腹すいたな。。。お月さまが美味しそうな丸餅に見えたのは、きっと私がまだまだ元気な拠ですよね。ではお休みなさい、よい連休になりますように。今日の朝ごはん、久しぶりにお餅なんていいかも(^-^)/。
Nov 23, 2007
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昨日は久しぶりの休日をいただき、リフレッ~シュ!でありました。当初の予定よりも作業に時間を要したことで、日が暮れるまで新居(まだなにもない)で、ぼーっと時間を過ごしました。これで彼がいてくれたらいいのですが、日曜以来病院で寝起きです。今日は。。。どうなんだ、どうなのでしょうねえ。期待するとがっくりきますが、でも期待して待ちたいと思いマス。(今日はまたシリアスな話になりますが、おつきあいくださいね)昨日に、Drbambooさま・head&neck;さまの日記のなかで、ある産婦人科医の日記がアップされました。『犠牲』というタイトルの、内容はとても深刻な日記です。拝読して、私自身の経験を思い出しました。私の、昨年の9月22日の日記を見てください。私も、一緒に勤務していた麻酔科先輩医師を亡くしました。大学病院勤務の医師が、勤務中に手術室の洗面所内で命を落としました。日中の、手術室がフル稼働している時間帯のことで、忙しさのために誰も気づかずに数時間がたっていたようでした。もうひとつの日記、今年の4月1日を見てください。ある麻酔科医師の死亡について、労災認定の裁判で勝訴した話を書きました。ご家族の地道な訴えの成果なのですが、勝訴までに10年以上がかかりました。新聞で大々的に取り上げられることは、ありませんでした。どうなのでしょう。なぜなのでしょう。私のその頃の日記を見渡すと、異常なくらいくるくると勤務しています。今はあの頃に比べるとはるかにまし、ありがたい環境です。9月のときのあの仲良しだった先生の事故以来、怖くなったからです。おかげさまで、今は健やかに勤務できています。これ以上はうまく書けません。でもぜひ、Drbambooさま・head&neck;さま・なな先生の日記に、目を通してみてください。「こんなひとたちを、同情してください」という意味ではなくて、「こんなひとたちに、自分や自分の家族の健康を託しているんだ」と、ちょっと想像してみてください。将来の健康のためにすべきこと、真剣に取り組むべきことは、保険料の見直し以外にもあるはずだ、と私も思います。
Nov 22, 2007
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ただいまのんびり、ひなたぼっこの最中です(^ー^)。 今日は、新居のキッチンに食器棚を取りつける工事日です。 立ち会いの必要があるので休暇をとり、朝から新居にいます。 でも、工事でお手伝いできることもないので、別の部屋でひなたぼっこ。 今度の家は、めちゃめちゃあったかなのです。 彼も立ち会いたそうでしたが、手術が入ったので来られません。 数日は泊まりになるみたい。。。食器棚もカーテンもいつに見られるかな。 ええ感じで仕上がってるよ、はよ帰ってきて~! 彼の一番のお気に入り、東南の小さな部屋から見える景色です。 今日みたいな晴日には、生駒の山並みがくっきり近づいて見えます。 穏やかな景色を見ながらひなたぼっこ、何よりの贅沢ですよね。
Nov 21, 2007
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むにゃむにゃ眠いけれど、元気な朝です。無事に終わった手術に感謝、帰って寝られたことに感謝。笑顔を忘れずに、今日も丁寧な仕事を心がけましょう、おー!昨日は、嬉しい報告の綴られた日記を読みました。大切な大切な友人EYEさまの、サロンオープンです。湘南の美しい海辺に、大きな希望の花を咲かせたそうです。あっという間だったのかしら、ついになのかしら。いい導きや出会いがあったことでしょう(^-^)。看護の知識と経験が、相手の疲れや悩みを推し量ることに生かされそう。病院で医療を受けているひとについても、バランスいい施術をされそう。EYEさまらしいサロンは、たくさんのひとの憩いの地になりそうです。私の技術不足で日記へのジャンプができないのですが(ごめんなさい!)、お気に入りのなかに、EYEさまの日記も登録させていただいてます。サロンの外の景色やお部屋の様子の美しい写真からは、癒しのイオンがた~くさん弾け出ていますよ。みなさんもぜひ、寄られてみてください。EYEさま、おめでとう!海の近くに咲く花は、おおきく鮮やかで丈夫なはず。素敵なサロンになること間違いなしですネ。
Nov 20, 2007
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緊急手術、今夜も無事に終わりました。最近3日に1日の割合でこの時間、でも完徹でないからヨシです。冬が近づいてきている、ってことですね。とりあえず、シャワーで温まってベッドに飛び込もう。朝まで、寝るぞ~!
Nov 20, 2007
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小さき花のテレジア、聖テレジア(テレーズ)をご存知ですか。実在した修道女で、死後に聖人と認められた女性です。聖テレジアは、17歳で病にかかり、24歳で生を終えるまで、祈りという仕事にすべてを費しました。生産的行為や社会的活動をすることは一切なく、ただただ神様(カソリック)に祈りを捧げ続けました。仕事と書きましたが、祈りは聖テレジアにとって生活そのものでした。その求道生活を、「小さな道」と表現しました。聖テレジアは、病とそれに伴う苦しみの聖人とも言われます。ルルドの泉のように、たくさんのひとが聖テレジアの墓地を訪れます。が、人々はただ奇跡を求めて祈るだけではなくて、「少女だったあなたが耐え続けたように、病に負けないちからを私にください」「この病が完全に治らなくても、私や私の友人が悲しまないようにお支えください」こうお祈りするそうです。聖テレジアの本は、日本語でもいくつか出版されています。私が高校生の頃に、フランスで映画化されたこともあります。聖テレジアがあどけなく微笑む写真は現存していて、教会の売店などでも簡単に手にはいります。マザー・テレサの洗礼名は、この聖テレジアからいただいたものです。今のご自分の身体に不安を感じられているかたへ。聖テレジアのあどけない微笑みから、きっと大きな勇気が与えられますよ。
Nov 19, 2007
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今日はのんびり、穏やかな時間を過ごしています(うれし~い)。近所の本屋をぶらぶらしていて、素敵な発見がありました。佐藤初女さんの自叙伝を見つけたのです。『おむすびの祈り』 佐藤初女 集英社文庫佐藤初女さんは、青森県岩木山の麓に「森のイスキア」を開いた女性です。「森のイスキア」とは、心に悩みや苦しみを抱いたひとに対して、山麓の澄んだ空気と豊かな緑と、恵み豊かな食を提供する施設です。過去の経歴、社会的立場にとらわれずにそのひとの姿を受け入れ、その痛みを見つめ、その話す言葉に耳を傾ける。これを活動の基本としている、とても家族的な施設です。佐藤初女さんご自身の握る大きくてまあるいおむすびが、「森のイスキア」でふるまわれる精神を象徴しています。「森のイスキア」の活動は、映画にもなりました。佐藤初女さんは、私の高校の先輩にあたります。(私は、青森ではないのですが)母校で教わった懐かしい精神・信仰・生や死への考察などを、本の随所にお書きになっています。『小さき花のテレジア』を17歳で学ぶのは、私の時代も一緒でした。『心の貧しいひとは幸いである』という聖書の一節が出てきます。佐藤初女さんは、その意味をこう説明されています。「この、『心の貧しい』とは、今を満足する心のことなんですよ。どんなに病気であったとしても、体に障害があったとしても、その現実を、神様からのプレゼントとして素直に受け入れることのできる心を持っている人は幸いである、ということなのです。」(ちなみにこの言葉の解釈ですが、「自ら進んで謙遜になり持物を放棄するひとを『霊において貧しい人』と呼ばれた」とされています)
Nov 18, 2007
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手術は無事に終わりました。オンコールなので帰宅して、夕ごはんを作ろうと思います。今夜はおでんです、ってあれこれ具を買ってきただけ。打倒ローソンおでん!で頑張ろうと思います(^ー^)。旦那さま、カムホーム!!Bentall手術は、テレビですっかり有名になりました。今日の私の担当症例は、約3時間半でした。手術室滞在時間はプラス1時間、順調だったと思います。時間が全てではありませんが、時間もまた患者さまへのストレスです。特に予備力(からだの底力)が少ないかたの手術では、時間は短いにこしたことはありません。さて、帰りの電車のなかでブログを拝読していて、head&neckさまの連載日記に感銘を覚えました。『なぜ忙しい?』というタイトルで書かれた日記です。私が書くと愚痴になりそうなことが、簡潔に書かれている。感動してしまいました。(私のお気に入り、に登録させていただいてます)みなさん、いつも医師に何を求めていますか?病院でびっくりしたこと・がっかりしたことは何ですか?「もっと〇〇だったらいいのに。。。」って、物足りなくあるいは不安に感じたことはありますか?勤務医の多くは、自分の時間を削って働いています。自分の時間とは趣味や家庭の時間というレベルではなくて、食べる・眠る・トイレに行く時間などです。医師という職業を選んだからには、当然のことのようにです。もし今度、みなさんが外来受診で長く待たされたら、イライラを抑えて、目の前の医師の顔つきを見てください。「今日は何人外来が来るの?」「今日の先生のランチタイムは何時?何を食べるの?」こう聞いてみてください。苦しんでいるひとが今日も訊ねて来ているのだからこそ、飲まず食わずで働いているのかもしれません。医師である限り、それが一生続くのかもしれません。どんなに忙しくても辛くても交代制で勤務できる看護師さんが、うらやましくなるときがたまにあります。(看護師さんはいいよね、って意味ではないですよ)交代制でないと身が持たないくらいタフな場だ、と思うのです。「崇めてほしい」なんて考えている医師は、今時いません。「誰か来て、助けてほしい」が今の医師の本音かなあ。。。人数を増やしてほしいです。
Nov 17, 2007
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よく寝ました~。きりっと冷え込んだ朝を辛く感じないのは、しっかりと睡眠時間をいただいたおかげです。ああ、ありがたいなあ。我が部長は、今朝7時まで不眠不休で麻酔をしていました。急性大動脈解離が2件続いたそうです(本当に多い)。1系であれば時間の猶予はありません。たとえ夜通しになっても、手術をすべきです。私は、部長とふたりで働いています。ふたりだけ?これが、日本の医療の現実です。麻酔科もまた、人材不足が深刻な分野です。春に私が赴任するまでは、いわゆる『ひとり部長』状態でした。ふたりが一緒に仕事をすることは、めったにありません。難しい症例を除いては、各自別々の手術を担当します。麻酔は、始まり(導入)と終わり(覚醒)が特に難しいものです。飛行機の離陸・着陸と同じ、患者さまの状態が不安定になるからです。そのときはできたら二人体制がいいのですが、不可能なときもあります。私がひとりでもしていけるのは、担当が心臓外科だからかも知れません。心臓外科医は麻酔科と同じくらい心肺蘇生に慣れているので、患者さまの術中急変があれば速やかにタッグをくんでくれます。心肺機能を補助する機械(IABP,PCPS,ペースメーカー、除細働器など)も、すぐに使える状態でスタンバイされています。これは、麻酔科医にとって心強い(恵まれた)状況です。そうそう。そういう意味で、気道のプロの耳鼻咽喉科のときも心強いですよ。でも、麻酔科は、自分たちで手術を選ぶことはできません。治癒可能・治療可能であり、患者さま自身が手術を希望されているなら、引き受けて周術期管理をするのが信条です。科を制限することもできませんので、外科系全科の知識が必要です。科を制限できない理由は、やはり人材(人数)不足だからでしょう。『麻酔』という専門性はあっても、臓器別・疾患別というのは難しく、赴任先の病院でしている手術を担当する、というのが現状です。それは楽しいことでもありますが、やはり辛いこともあります。体力的にも能力的にも。さて、今日は午前中に手術です。AAE-Bentallの予定手術です。夕方には終わって、「ああ、よかった」と思えるように、今日も元気に行きましょう!
Nov 17, 2007
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ではなくて、今朝は遅出になりました(^-^)。 昨日も夜から緊急手術、急性大動脈解離でした。 なんだか多いですよね(週に2件くらい担当しています)。 これはやはり、寒さが一番の原因なように感じます。 それと、緊急対応をしている施設が限られているからでしょう。 限られているとはいえ、大阪はたくさんあるほうです。 転院搬送の距離も長くないので、救命率は高いです。 県内に2・3施設だけの地域は、患者さまも医療従事者も大変です。 『数より質』と考えがちな分野ですが、数は大切だと思います。 昨夜の手術は、2時半に終わりました。 先程に執刀医からメールがあり、患者さまは無事に覚醒したそうです。 『無事に覚醒』は、『サクラサク』並に安堵させてくれる言葉です。 その先には、離床リハビリや社会復帰への時間がまっていますが、 まずは、よかったよかったです!
Nov 16, 2007
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昨日は、いろんなことがありました。若い麻酔科医の研修が、新たに始まりました。私の勤務する病院は、手術の9割が心臓外科です。そこで、心臓外科を開設していない病院の医師が研修にきます。新鮮な空気、麻酔科にとっても外科にとっても嬉しいものです。若い医師は、乳児期を過ぎたおこさんがいる女性です。片道1時間ほどのご実家に預けて出勤しているとのこと。おこさんと一緒に、毎朝5時に出発だそうです。1歳を過ぎ、熱や風邪を引きやすくなったので、毎日はらはらの連続だそう。会社に勤務する女性が感じることと、きっと一緒です。病を扱う仕事だけに、家族優先はますますしづらいでしょう。大変だなあ。。。でも、自分の意思で研修に参加しているのはえらい!まだ卒後4年目、先はずっと長く時間はたくさんあるけれど、今研修を受けることが、彼女の生きがいなのでしょう。心臓手術を久しぶりに見るそうで、瞳がきらきらしていました。心臓外科医も悪い気はしませんよね、とても協力的でした。自分が今いる状況を悲観的にとらえるか、前向きに考えるか。そして、今できることを見つけられるかどうか。それは、積み重なったら状況を変えるくらいの大きなことになるかも。そんな気がしました。もうふたつの悲喜は、大切な友人からのメール。「退院します」と「入院しました」が、別々なところからきました。退院はよかったよかった、入院は、わ、大変! もちろんどちらのイベントも、はなから無いのが一番いいですよね。病院にいる時間は、短いほうがいい。できることなら、いずにすんだほうがいい、だと思います。
Nov 15, 2007
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関西の紅葉は、たいてい11月下旬の頃なようです。今年もそろそろシーズンイン、でもあまり情報を聞きません。どうやら今年は、『山燃ゆる秋』とはならないみたい。温かい日が続きすぎちゃったからでしょうかねえ(ザンネン)。去年は彼と、永観堂の夜間特別公開に行きました。突然の滞在約30分の行楽でしたが、楽しい思い出になっています。ライトアップされた紅葉はオレンジ色の影絵のようで、きれいとはこういうものを指して言うんだ。。。と感じました。今年はどうかな、行けるかな。今からの2週間が一番いいときですよね。みなさんは、きれいな紅葉を見ることができましたか?
Nov 14, 2007
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「寒い夜だから」で、歌詞が始まる歌がありました。寒い夜だから、緊急手術が入ります。「昨日に比べて」とか「急に」がつくと、まず確実です。手術に至るケースは全体のごく一部でしょうから、たくさんのひとの心・脈管疾患が悪くなる夜なのだと思います。昨夜は、大動脈の1系解離でした。たまたまに、大動脈弁置換と上行大動脈置換の組み合わせで2件。並列手術はできないので、1件は施設を変えることになりました。どちらの手術も、無事に終わりました。私が担当した患者さまは、覚醒してマヒもなさそうです。『覚醒してマヒがない』という言葉は、本当にありがたいものです。あかちゃんが生まれるときの『五体満足』に近い喜ばしさです。さて、今朝も手術です。REDO-TARが、予定術式です。(『医龍』の再開胸バージョンですね)外科チームは気合いが入っている様子。私も気合いだ、まだ火曜日だ、頑張ろう!
Nov 13, 2007
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今朝のパン屋さんのBGMは、U2でした。例によって、女性ボーカリストによるリミックス。ジャズっぽくアレンジされたU2は、ほんのりと色っぽくて、まるで都はるみの演歌(艶歌?)みたいでした。With or Without You...このフレーズは私にとって、いつでもしっくりきます。「あなたがいてもいなくても」と言われるほうが、気が楽です。私でなくちゃならないことは、世の中にほとんどありませんから。そうそう。医療でも、こだわりすぎはよくないような気がします。こだわりは時として、視野を狭め選択肢を減らしてしまうかもしれません。誰にされるか、と、何をされるか。成果が尊重されるとしたら、後者に重きを置いていいのでしょう。でも、家族や友人の支えは別。「あなたでなくちゃ駄目なのよ」って関係は、アリですよね。それが一番の治療薬になったりするから、すごいなあ。私もそんな薬をたくさん持っておきたいな。。。なんてことを、入院のお見舞いのかたを見るたびに、思います。(自分は言われたくないのに、人には言っちゃうのだナ)
Nov 12, 2007
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昨晩は、久しぶりに家での夕食となりました。 家ご飯の象徴といえば、炊きたての白いご飯と美味しいおかず。 美味しいおかずといえば、手料理よりもお刺身が間違いない。 私の手料理は、ときとして間違うことがあるのです。 仕事では間違えないかわりに(ホント?)、家事の間違いは多々ありマス。 夕方に病院を出られたので、帰り道のデパートに寄りました。 よこわがサクで売っていて、試食したところ新鮮で美味しいことを発見。 よこわとは、マグロのこどもの名称なんだ。。。 と言うことは、肉で言えば仔羊ってこと!? こんなに美味しくて、マグロや鯛よりずいぶんとお安くて。 なんて素晴らしい魚なのでしょう。 よこわを買って帰るだけで良妻賢母間違いないと、すぐに確信しました。 (あ、母ではありません(^_^;)) ご飯も炊けて、「今夜は帰ってきてよ~」。 これは、まるで自分で釣ってきてさばいたような心境でした。 「もう一件手術かも」と電話がきたりしてハラハラしましたが、 結局彼も、10時頃に帰宅してくれました。 ああ、よかった、なんだかよこわも嬉しそう。 彼はと言うと、「1サク全部をお造りにしちゃったの?」な表情。 あれ?私は、今日も間違いをおかしたのでしょうか。 まあ、美味しいしええやん!
Nov 11, 2007
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昨夜は、懐かしい友人から電話がありました。10年以上前に、大学の研究室で一緒に働いた女性です。私は研究員、彼女は教授秘書と研究員を兼ねた立場でした。一緒に過ごしたのはほんの数年だし、その後に会う機会もほとんどないのに、何かあるとお互いに報告したり相談したりの、貴重な存在です。仕事や家庭のことで、悩み事がある様子でした。彼女がいまある状況について、打ち明けてくれました。「あの頃の自分とは変わったみたい」と言う声のトーンは、嬉しいことを意味しているのではなさそうでした。でも、物事をポジティブにとらえようと頑張る彼女の良さは、昔の彼女にあったものと全然変わっていません。頑張りが彼女を疲れさせているのだとしても、それが彼女の良さでもあるから、「辞めたほうがいい」と言ってはいけないような気もします。どう受け止められるか心配しつつ「(あなたは)変わってないよ」と伝えたら、彼女は「そうかな」と言いながら少し安堵したようでした。私も、ちょっと安堵。それがまるで、生きていくうえでの必要十分条件であるかのように、「変わらなくちゃ」とか「変化を受け入れなくちゃ」なことがたくさんあります。『変わっていない状況』『変わっていない自分』の持つ安定感・安心感を、確認し実感したいときもありますよね。そういえば。全身麻酔から目覚めて最初に、患者さまや私たちのこころに浮かぶことも、それに近いことかもしれません。
Nov 10, 2007
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それは、焼き鳥で~す(何でやねん!)。わがチームの緊急手術(上行大動脈人工血管置換術)は無事に終わりましたが、やっぱり『医龍』には間に合いませんでした。一足先に帰宅していた彼は放送開始に間に合って、家で観ていたよう。でも「テレビより食が大切!」、ですよね。私の帰宅と同時に、近所の焼き鳥やさんに行きました。焼き鳥やさんで注文を済ませた後に、ふと気づきました。「出掛けに、録画してくればよかったんだ!」日頃にそういう習慣がないと、思いつかないものですね。タイマーをつかっての録画もしたことがないなあ。。。で、初めのひと串が来る前に彼がダッシュで帰宅し、セットしました。あ~、これで安心、私もドラマの後半は見られるぞ。焼き鳥をほおばりながら、前半の話などで盛り上がりました。ふむふむなるほど、今回もまた劇的でおもしろそう。焼き鳥の後のお楽しみ~、録画をありがとうね。で、で、食事も終わって帰宅し、さっそく再生ボタンを押してみると。いや~ん、違うチャンネルの番組が録画されてる~!緊迫の手術シーンのはずが、どこかの『湯けむり温泉紀行』です。あらら。。。せっかくの時間。私たちは、焼き鳥やさんのメニューを眺めて過ぎてしまったようです(とほほ)。なので、ききみみやさま情報からドラマを想像したいと思います!みなさんの感想も、教えてくださいね。
Nov 9, 2007
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我が家の旦那さま、3日も帰宅していません。今夜は普通に帰られそう?夜にはまた、テレビ番組『医龍』があるよ~。そう思っていたら、私の勤務病院に緊急の患者さまが搬送されてきました。緊急大動脈解離・スタンフォードA型、あと少ししたら手術室入室です。患者さまは、若いかたです。(心臓手術で60歳以下は、とてもお若く感じます)手術自体は、4から8時間くらい。テレビは多分見られなさそう。。。残念。朝田ドクターの手術と小高ドクターの麻酔、どんな感じでしょうね。どなたか、ぜひ教えてください。あ、それに、手料理夕ご飯もできない。せっかくの日なのに、ごめんなさいです。う~、そのぶん頑張るぞ。スムーズでスマートにいくように、いい手術にするぞ!
Nov 8, 2007
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昨日の日記に書いた、いわさきちひろさんの本。質問をいただいたので、ご紹介します。『ちひろBOX―没後30年メモリアルブック 』ちひろ美術館 (編集), いわさきちひろ絵本美術館= (編集) 手のひらより少し大きい真四角形で、かなり厚めの本です。いわさきちひろさんの絵のほとんどが載っているので、小さい頃に見た記憶がある絵を見つけたりできて、楽しみいっぱいです。ちひろさんの軌跡、絵の背景も、知ることができます。「玉手箱・宝箱のよう」と、インターネット上のレビューにありました。まさに、そんな感じです。私にとっての思い出は、おばあちゃんの家にあったたくさんの絵。ちひろさんの大ファンで、絵本や切抜きが山ほどありました。あの頃の私は、生まれてからまだ数年しかたっていなかったんだなあ。。。多分、どんなかたにとっても楽しめる本だと思います。疲れているときも沈んでいるときも、この本は疲れません。ちひろさんのみずみずしい絵を、どうぞもう一度手にとってみてください。
Nov 7, 2007
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今日の手術は長かったあ。10時間の手術が終わり、患者さまを集中治療室に運びました。今週は複雑な手術が多く、夜までかかる日が続きそう。この時間の集中治療室は、お見舞いのかたの代わりに、スタッフの立ち姿が目立っていました。ぐるっとラウンドしたら、あらっと気づきました。ずいぶん長く集中治療室にいたかたが、おられません。まさか。。。ということはなさそうなくらいに元気だったはず。カルテの棚を探したら、集中治療室の脇の個室の番号でした。わあ、退室だ、移動できたんだ!お部屋に伺って、よかったですねえ、とお話などをしました。まだ気切中、声は出せず、口からご飯を食べられません。最初の手術から4ヶ月、人工呼吸管理も2ヶ月くらいありました。でも元気!、せん妄も失見当もなく回復されてきています。私の母の母くらいのお歳のかたです。(こんなとき、私自身の立場を忘れて「人間ってすごい」と感激します)先日買ったいわさきちひろさんの本を持って行くと、ご自分でしっかりと持ち、ページを繰ってくださいました。分厚い本を持てるそのちからが、とても嬉しかったです。
Nov 6, 2007
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(その1から続く) 私は赴任当時から出来るだけ断らない麻酔科医でいようと思っていました。全身状態などから、危険があれば麻酔を断るのも麻酔科医の仕事です。でも、危険を知った上で手術を希望するのであれば、患者の選択に応えるのも麻酔科医としての務めだと思います。幸いなことに、今までその様にして引き受けた症例で、実際に大きな問題が起きたことはありません。出来れば方針を変えることなく、このまま定年まで行きたいのですが、最近は部下に任せることも多くなったので、自分だけで決めるわけには行きません。昨今のヒステリックなメディアの報道の仕方や、信じられない理由での民事敗訴、刑事訴訟などを見ていると、危険な症例は断らざるを得ないのかも知れません。 以前は自分自身が信じる道を歩んだ結果、民事で訴えられるようなことになろうとも仕方がないと思っていました。現に救える命を見殺しにするくらいなら、万一のことが起こったら責任を問われても良いから自分の正しいと思う医療をしようと思っていました。今でもそうしたいという思いはあります。でも、以前のように純粋にそうは思えなくなりました。そのきっかけは奈良の「心タンポナーデ事件」です。 「心タンポナーデ事件」とは以下のような事例です。2名乗車のシートベルトもしていない自動車がブレーキもかけずに塀に激突しました。助手席の乗員は入院直後から重体で、他施設に搬送されましたが亡くなりました。運転者は頭部に受傷していて意識障害もあったが、容態は安定していました。頭部のCTでもその他の単純写真でも異常はありませんでした。そのため経過観察としたのですが、その後しばらくして容態が急変し、亡くなりました。 民事訴訟が起こされ、一審では原告敗訴となりましたが、高裁では原告が勝訴し、高額の賠償金が認められました。地裁と高裁では死因の認定が変わりました。地裁では腹腔内出血を採ったのに対し、高裁では心タンポナーデを採りました。その根拠はCPKが197mU/ml と高値であったというものです。解剖が行われていないので何とも言えないのですが、外傷でCPKが高値になるのは常識じゃないのでしょうか。私は判決の根拠になった鑑定には大きな疑問を感じています。結局心タンポナーデなのに心エコーをしなかったことがいけないという判断で、医療側敗訴となりました。この判決はこのまま最高裁に行くこともなく確定しました。 この判決の結果に愕然としたことは事実ですが、医師としての心が折れそうな原因となったのは判決理由です。以下に抜粋して引用します。 我が国では年間約2千万人の救急患者が全国の病院を受診するのに対し、日本救急医学会によって認定された救急認定医は2千人程度(平成5年当時)にすぎず、救急認定医が全ての救急患者を診療することは現実には不可能であること、救急専門医(救急認定医と救急指導医)は、首都圏や阪神圏の大都市部、それも救命救急センターを中心とする3次救急医療施設に偏在しているのが実情であること、したがって,大都市圏以外の地方の救急医療は,救急専門医ではない外科や脳外科などの各診療科医師の手によって支えられているのが、我が国の救急医療の現実であること、本件病院が2次救急医療機関として,救急専門医ではない各診療科医師による救急医療体制をとっていたのは、全国的に共通の事情によるものであること、一般的に,脳神経外科医は、研修医の時を除けば、心嚢穿刺に熟達できる機会はほとんどなく、胸腹部の超音波検査を日常的にすることもないこと、被控訴人Eは、胸腹部の超音波検査が必要と判断した時には、放射線科あるいは内科に検査を依頼しており、自ら超音波検査の結果を読影することはなかったこと、当日、被控訴人Eとともに当直に当たっていた小児科の医師も、日常的に超音波検査をすることはなく、単独で超音波検査をすることは困難であったことが認められる。 そうだとすると、被控訴人Eとしては、自らの知識と経験に基づき、Eにつき最善の措置を講じたということができるのであって,注意義務を脳神経外科医に一般に求められる医療水準であると考えると、被控訴人Eに過失や注意義務違反を認めることはできないことになる。G鑑定やH鑑定も、被控訴人Eの医療内容につき、2次救急医療機関として期待される当時の医療水準を満たしていた、あるいは脳神経外科の専門医にこれ以上望んでも無理であったとする。 これが救急医療の実情です。むしろこの脳外科医はかなり優秀で、多くの病院で当直業務をしている医師の平均はこれよりずっと劣るでしょう。分かっているじゃないかと思っていると、こう続きます。 しかしながら、救急医療機関は、「救急医療について相当の知識及び経験を有する医師が常時診療に従事していること」などが要件とされ、その要件を満たす医療機関を救急病院等として、都道府県知事が認定することになっており(救急病院等を定める省令1条1項)、また、その医師は、「救急蘇生法、呼吸循環管理、意識障害の鑑別、救急手術要否の判断、緊急検査データの評価、救急医療品の使用等についての相当の知識及び経験を有すること」が求められている(昭和62年1月14日厚生省通知)のであるから、担当医の具体的な専門科目によって注意義務の内容、程度が異なると解するのは相当ではなく、本件においては2次救急医療機関の医師として、救急医療に求められる医療水準の注意義務を負うと解すべきである。 そうすると、2次救急医療機関における医師としては、本件においては、上記のとおり、Fに対し胸部超音波検査を実施し,心嚢内出血との診断をした上で,必要な措置を講じるべきであったということができ(自ら必要な検査や措置を講じることができない場合には、直ちにそれが可能な医師に連絡を取って援助を求める、あるいは3次救急病院に転送することが必要であった。)、被控訴人Eの過失や注意義務違反を認めることができる。 救急医療について相当の知識および経験を有する医師をどう定義するのかが問題となりますが、この判決の定義を採用すれば、日本で救急医療は不可能です。そして、判決自身でそれを認めています。裁判官自身が不可能だと判断していることを行わなかったから高額な賠償金を払う義務があるというのでは、救急医療は成り立ちません。この事例は二次救急病院でのことです。三次救急施設だったら、どれだけのことを要求されるのでしょうか。深谷赤十字病院は三次救急施設です。当院にとっても医療崩壊は他人事ではありません。 それでもまだ、いろいろと辛いことはあっても民事なら実害は少ないと言えます。でも、昨今は刑事訴追も念頭に置かなければなりません。有名なところでは「割り箸事件」や「癒着胎盤事件」があります。「割り箸事件」は一応無罪判決が出ましたが、過失がないことが認められたのではなく、過失はあったが、助けられる見込みがないからと言う理由で無罪とされたのです。でも、助けられる見込みがあったら有罪だったのかと思うと、医療から去っていく医師の気持ちも分かります。「癒着胎盤事件」は第五回公判まで来ましたが、まだ係争中です。 医療にとっては厳しい状況が続きますが、それでも他に能のない私は医師を続けなければなりません。萎縮診療も一つの考え方ですが、それでは医師として誇りを持って仕事が出来ません。誇りと保身のバランスをとりながら、今後も仕事を続けようと思っています。 最後に、当院の麻酔科が行っている他とは違った取り組みについて述べてみます。手術後のガーゼの遺残は依然として時々報道されます。ガーゼや手術器械の遺残を防ぐためには、数を確認しただけではダメです。人間は必ずいつかミスをするからです。 遺残を防ぐためには、遺残していないことをレントゲン写真で確認するほかありません。けれども、レントゲン写真を撮るために放射線技師をいちいち呼んでいたら時間がかかって仕方がありません。そこで、当院では麻酔科医がさっさとCRで撮ってしまいます。術者からは感謝されますが、本当は術者が撮っても良いのです。でも、術者が撮らない以上、私のようなせっかちな麻酔科医は自分で撮ってしまうのです。 なんだか途中から愚痴ばっかりになってしまいましたが、日本の医療に未来があることを祈って筆を置きます。(終)以上、深谷赤十字病院副院長・大谷英祥先生の文章でした。そのとおりだなあ。。。と、私自身のいまある立場を、しばし考えてしまいました。『うまくいって当たり前。余裕がないはずがない。』いま医療を行っている人間ひとりひとりが背負う、大きな荷です。背負うのは、やはり当然なのことでしょうか。日を変えて、また読もうと思います。
Nov 5, 2007
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友人から、送られてきました。埼玉県医師会誌にあった文章だそうです。何度か読み返してみたいので、日記にのせます。 良心と保身の狭間で 深谷赤十字病院 副院長 大谷 英祥 (埼玉県医師会誌 2007年9月号 vol.690 p29) 私が麻酔科部長として深谷赤十字病院に赴任したのは1983年6月でした。早いもので、もう25年目になります。赴任した当時は常勤の麻酔科医は2名だけでした。モニター機器もろくなものが無く、麻酔器には呼吸器すら付いていなかった時代です。その様な中で、たった2名で5部屋の手術室を切り盛りしていました。掛け持ち麻酔は当然で、ほとんど自転車操業と言っても良い状況でした。良く事故を起こさなかったものだと思います。 そのころの全身麻酔と言えば、ほとんどがGOF(笑気・酸素・フローセン:現在の正式な用語とは異なる)またはNLA(GOドロペリドール・フェンタニル)でした。術後鎮痛法も良いものが無く、鎮痛薬の筋注が主治医から指示されているだけだったと思います。小児の鼠径ヘルニアだけは仙骨ブロックを併用していました。その後揮発性麻酔薬はエトレン、イソフルレン、セボフルレンと主流が変わってきました。静脈麻酔薬も今ではプロポフォールが主流です。今でも生き残っている笑気も覚醒の早い麻酔薬ですが、セボフルレンもプロポフォールも覚醒の早い麻酔薬です。 最近の麻酔の主流は、覚醒の早い麻酔薬を用い、鎮痛には別の方法を用いて、術後早期にスッキリとした目覚めでありながら、痛みは無いという状態を目標としています。あくまで目標ですから、いつも上手く行くとは限りませんが、最近超短時間作用型のレミフェンタニルという麻薬性鎮痛薬が発売され、目標の達成が以前より容易になりました。 麻酔薬と同様、モニター機器も大きく進歩しました。さすがに心電計はありましたが、赴任当初は自分で5分ごとに血圧を測っていました。長い手術になると耳が痛くなったものでした。動脈圧を直接測定するトランスジューサーは使い捨てではなく、たった一つしかありませんでした。衝撃にも弱く、泡を除去するために叩いたりしたら、すぐに壊れます。今の若い人に扱わせたら、たちどころに壊すでしょう。当然、今のようにすぐにAラインを取ることなど考えもつきませんでした。 自動血圧計が入ったときは感動したものです。もうこれで耳の痛い思いをすることはないと思ったら、嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。その後はパルスオキシメータや呼気炭酸ガス濃度計が使えるようになり、それまでの勘に頼った麻酔が、いかにデタラメであったか思い知るようになりました。 医療機器や医療技術の進歩により、麻酔科領域だけではなく、医療全体の安全性が格段に改善されたことは喜ばしいことなのですが、昨今は良いことばかりではありません。安全性が高まったおかげで、医療の不確実性への無理解が高じてきたのは困ったことです。生きて病院にたどり着けば、人間は死なないものだと思っているとしか考えられないような対応がしばしば報道されます。医療そのものにも限界がありますし、医療圏によって、各医療施設によって、またそれぞれの医師によっても能力は異なります。患者の権利を尊重することは良いことですが、だからといって、医学的に無理なこと、社会的環境から無理なことを求めるのは間違いです。 単に肥大した権利意識を振りかざす患者が増えたとか、マスコミが医療をたたいているだけならまだ耐えられますが、昨今は、こんなもので高額な賠償責任を負わされるのかという判決がまかり通るようになっています。元々死も考えられるような病態の患者が助からなかった場合、多少医療側にミスがあったとしても、死の原因は元々の病態です。何の問題もない健康な人を死に追いやる交通事故とは違います。それなのに、医療側から見たらミスがあったとは思えないような事例でも訴訟が起こされ、敗訴することもたびたびです。このような事態が医療を崩壊に導いています。民事だけならまだしも、刑事訴追される事例もあり、これでは医療を続けられないという声が日増しに大きくなっています。 麻酔科医の人員不足は全国的な問題で、当院も増員されたとはいえ、現在でも常勤の麻酔科医は4名にすぎません。4名で8部屋の手術を切り盛りしているわけですから、発足当初とあまり変わりません。安全性を考えれば掛け持ち麻酔はしない方が良いに決まっていますが、厳密にすれば手術可能な患者数が激減します。只でさえ多くの癌患者を待たしているのに、これ以上待たせることも人権問題と思われます。結局は安全性と効率を秤にかけての妥協点を探っての作業となります。 具体的には、患者の年齢、全身状態、手術侵襲などを考慮し、どの組み合わせで、どのような時間経過であれば掛け持ちをしても危険がないかを考えて手術予定を組みます。前もってリスクの高い患者の情報を把握出来ていれば問題ないのですが、実際にはなかなかそうも行かず、ハイリスク症例の掛け持ちを余儀なくされ、冷や冷やさせられることもないわけではありません。けれども、最近はオーダリング制になったので、週間予定表が出次第、患者の大まかな情報を得ることが出来るようになり、以前よりは効率よく、より安全な手術予定を組むことが可能となりました。 しかしながら、いくら安全に気を配っているとはいえ、掛け持ち麻酔そのものを問題視する向きもあり、万が一、医療事故が起きたときにどうなるのかという不安はあります。昨今の情勢であれば、結果が悪かった場合、たとえ麻酔そのものに問題が無くても、掛け持ち麻酔をしていたからと言う理由で責任を問われることがあるかも知れないと思っています。だからといって、急性硬膜外血腫や緊急帝王切開を断れば、命が失われる確率は高いでしょう。手術が手一杯だったとして断っても責任を問われないのだとしても、萎縮診療のために救える命が救えなかったら、医師としてはつらいでしょう。(続く)
Nov 5, 2007
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お友達のメディカル・エンターテイメントさまのニコミナさまの、先週末の日記。偶然にも、管理栄養士さんの話題でした。ああ、私、命の次に(いえ、命と同じくらい)大切な職業を忘れてた!管理栄養士さんは、病院になくてはならない存在です。多分、イケテナイ医師が10人いるよりも、優秀な管理栄養士さんが1人いるほうが、入院患者さまの回復はずっとずっと早いのでは??それに、同じく病院で寝起きするに近しい泊り込みスタッフの健康も、管理栄養士さんがおおくを担っているような気がします。栄養のバランスは、当然。味のバラエティも、もちろん。さらにすごいのは、量や食べやすさ(口当たり・のど越し)まで細かく工夫して、「口から味わって食べる」という基本的な行動が実現できるようにしてくれます。これは、プロの技・匠の術だと思います。欧米の病院には、『米粥』は存在しないことが多いそうです。お米文化でないから、当たり前ですね。日本の病院では、ごく普通に、三分粥・五分粥・七分粥・米飯、があり、しかも、お椀2分の1なんてオーダーもできます。当たり前なようですが、すごく丁寧というかきめ細かいことですよね。全く食べたくない。食べたいけど、食べると胃腸が苦しくなる。口や歯やのどや手の理由で、食べにくい。いろんなひとがそれでも「気持ちよく食べられる」ことを支えています。プロの眼で生まれた技術もあるのでしょうが、愛情や親身のエッセンスがたくさんつまっているのでしょうね。食いしんぼの私は、重症の床にあっても食べることにこだわりそう。そのときも、どうぞよろしくお願いいたします!
Nov 5, 2007
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朝寝坊・二度寝・昼寝、に決まっています。 今朝は、9時に起きて、朝ごはんを食べてからまた寝て、 起きたら12時近くで、掃除がてらお風呂に入ったらまた寝ました。 わ~い、ハットトリック達成だ(^o^ゞ。 ひとりの時間が多くなると、人間はナマケモノになりますねえ。 そういえば、朝の時間帯はアニメ番組ばかりでした。 日曜に限って早起きの、小さなこどもたちのためにですよね。 人の親になったら寝坊もできないんだなあ。。。 感心しつつ、アニメをふたつ見てしまいました。 いつかこどもができたら、こういう番組を見るのかなあ。。。 さて、こどものいないオトナの私も、そろそろお出掛けしましょう。 みなさまも、楽しく嬉しい日曜日でありますように!
Nov 4, 2007
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大阪は、今日もいいお天気です。ミルキーブルーの空に、ふわふわの綿飴みたいな雲。歩いていると風を強く感じるのに、見上げた空は穏やかです。今から緊急手術、心筋梗塞・心破裂です。こんな穏やかな日に、穏やかでない心地のひとがいるなんて。よくなるように、みんなで今を頑張ろう。
Nov 3, 2007
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当直徹夜で、ひょろひょろの我が家。 昨夜はふたりとも、早く帰宅できました。 あ、今夜は『医龍』! 眠いはずなのに張り切る彼とともに、初『医龍』のチャンスです。 私はパジャマですっぴん、彼はTシャツに短パン。 ややよれよれ気味の、ホーム・ドラゴン観賞会でした。 あら、あっという間、とても面白かったです! えーと、現場から見ると「それはないな」もたくさんでしたが、 でも、全体としてとてもうまくできてますねえ。 俳優のみなさんの観察力・表現力ってすごいなあ。 特に、麻酔科の小高ドクターが私に瓜二つでしたネ。 あ、オットがしきりに首をかしげてます。 「うーん、そっくりなのは、性別と年齢とオヤツ好きなところだね」 はい、そのとおり(^_^;)。 それと、どこかで見たことある屋上の風景は、かつて行った病院でした。 (いくつかの施設で撮影して、組み合わせてるみたいですね) おお、そこで心臓手術担当した女性麻酔科医は、私だけだわ。 あの執刀医どうしてるかしら~、と別の話になったり、の観賞会デシタ。 そうそう。 彼との出会いが、マルファン症候群・急性大動脈解離の緊急手術でした。 知らない外科医・麻酔科医同士でも、ちゃんと仕事するのが実際です。 手術は無事に終わり、患者さまは今もお元気とか。 嬉しいな、私たちのキューピッドな患者さまです。 (ご本人は、ご存知ないことです) ベンタール手術は難しい手術ですが、救命率は低くないんですよ。 ベンタールを受けられるかた、悲観されないでくださいね。
Nov 2, 2007
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ありがとう、は昨日のこと(緊急手術連絡の直前デシタ)。東京の友人から、メールがきました。「元気ですか?」とともに、あざやかで華やかなコスモスの写真。旅行に行ったときに見たコスモスだそうです。秋めいた深いピンク、とてもきれいで感激しました。ありがとう!彼女は、まさにこのコスモスそっくりな女性です。私より少し?年下で、現在大学医学部に在籍して医師を目指しています。多才ということばがまさにぴったりなキャリアの持ち主で、医師になるという情熱もありつつ、いろんなことを冷静に判断できるのです。それになにより、笑顔が温かくてとても素敵!これって、ひとと関わる仕事では大切なことですよね。このコスモスみたいな、天真爛漫の笑顔なんですよ。もうひとつ、おめでとう、は今日のこと。コスモスの君の先輩にあたる医師で、同じく私の友人が、待望の第2子を出産しました。超安産だったそう、わあ、おめでとおめでと!寝不足のロー・テンションから、いっぺんに嬉しくなりました。彼女は、若い麻酔科医です。大学の研修中に、当時私の勤務していた麻酔科医局で知り合いました。お子さんがいながらの研修を、人一倍の能力と責任感で乗り切るパワーの持ち主。「すごい」と思っていたら、なんと麻酔科を進路に決めてくれました。仕事の経験を積みたい時期の出産で、いろんなことを考えたり感じたり。「でも、そんなの関係ねえ!」、時間軸の誤差範囲内におさまりますよね。大切なのはその時の瞬発力と思われがちだけど、実際は持久力ですから。できる仕事と向き合うこと、が、患者さまと向き合うこと。ということで、ご出産おめでとう。お祝いに、この美しいコスモスを贈ります。あ、違った。このコスモス、あなたの後輩にあたる子からですヨ。彼女も麻酔科医になりたいんですって。お礼にあなたが、彼女を一人前にしてあげてくださいね。
Nov 1, 2007
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緊急手術が、無事に終了しました。患者さまの麻酔はさまさずに、集中治療室に移動しました。うーん。今からいったん帰宅し、お風呂に入ろうと思います。(今日もサムカッタ)今日は8時半から手術、それまでちょこっと寝よう。ねむねむのあまり、寝坊しちゃわないかなあ。ちょこっと心配、自信ないですが、しばしお休みなさい。
Nov 1, 2007
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