めたもるの空間(とってもすぴりちゃる)

めたもるの空間(とってもすぴりちゃる)

PR

プロフィール

マオジェニー

マオジェニー

フリーページ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

155@ Re:生きて戻ってきました めたもる(05/17) 今回の記事では無いのですが、ロウセルフ…
Zunda Marcury@ Re:少し実践の話など めたもる(12/20) 全く以て素晴らしいお話ですね。初めまし…
桜華(おうか)@ Re:やわらかい呼吸 めたもる(02/28) お返事ありがとうございます。 そうですか…
mao@ Re[1]:精霊のブログ(02/28) 桜華(おうか)さんへ 精霊のサイト作成…
桜華(おうか)@ Re:精霊のブログ こんばんは桜華です。 ここ以外の精霊のブ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2009.11.10
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
以前、数学者でチートな人間を紹介したことがあるが(フェルマーの定理)、それに負けず劣らず(いや、ある意味こちらのほうが群を抜いてる)極めつけのチートな人間を見つけてしまった。

皆さんはアンサイクロペディアと言うサイトをご存知だろうか。ウィキペディアは割とまともなネットの百科事典だが、それをパロってるわけでもないのだけど、嘘八百・・・、偽りだけで構成されてると言っても過言ではないサイトのことだ。

もちろん存在は知っていたが、それのお世話になるような事が何もなかったので閲覧などはしていなかったのだけど。

そのうそと欺瞞とユーモアのみで出来上がってるアンサイクロペディア編集者をして、”こいつに嘘は書けねー”と言わしめた恐ろしい人物がいる。

その名は、ハンス・ウルリッヒ・ルーデル。

第二次世界大戦当時、ドイツ空軍でスツーカ急降下爆撃機を駆って戦車の撃破数世界記録を樹立した人物だ。
その何が凄いのかと言うと、少し兵器や武器に詳しくないと理解が難しいかもしれない。
だけどお暇があればアンサイクロペディアの ルーデル のところを読んで欲しい。私は夜中に笑い声を殺すのに必死になりすぎて呼吸困難になってしまった。



ハンス・ウルリッヒ・ルーデル(Hans-Ulrich Rudel、 1916年7月2日 - 1982年12月18日)は、第二次世界大戦の際に活躍したドイツ軍人。ソ連人民最大の敵。スツーカの悪魔、爆撃の魔王。そしてパイロットである。朝起きて出撃して朝飯食って牛乳飲んで出撃して昼飯食って牛乳飲んで出撃して夜飯食って牛乳飲んで出撃してシャワー浴びて寝るという毎日を送ってたら、何時の間にか戦車519両を撃破(成敗)し、世界最強の戦車撃破王になっていた。

この親父、魂のかけらが爆撃機の装甲で出来てるとしか思えないほどタフで頑固で人外の活躍をしてる。
出撃回数2530回のうち、被撃墜回数30回(高射砲で撃たれてる)なのだが、片足を吹っ飛ばされても生還し、入院中に義足を作って仕返しに出ている(もちろん殲滅してる)。
しかも一緒に飛行機に乗っていた同僚も肋骨骨折してるのもかかわらず、”寝てる暇はない、出撃だ”と病院から引きずり出して飛行機に乗せるなんてことをしてるわけですし。

あまりの活躍にスターリンから賞金をかけられてしまい、それが現在の貨幣価値で20億円とか。
どんなけロシア人を殺すんですか。

休暇命令を無視して爆撃、ヒトラーからの飛行禁止令を無視して爆撃、医者の命令も無視して爆撃。

屠った戦車の数は正確なところはわからないという。なにせ同僚のスコアにつけたりしてごまかしてるし(自分の数を増やすのではなくてわざと減らしてる)。

命令違反がばれたのが、”誰が撃破したか分からない、おびただしい数の戦車が戦場で目撃された”からであり、そんな事が出来るのはこのおっさんしかいないわけで。

上官から呼び出されても、どこ吹く風。

しかもこいつ、鈍足の爆撃機でロシアの戦闘機を撃墜までしてる。しかも超一流のエースパイロットをだ。


その日にルーデルがロシアの戦闘機を撃墜したと報告してるのだ。しかも時間と場所が一致している・・・。爆撃機で戦闘機をってどんな裏技なんだよ。

戦後、連合軍の将校に撃破記録の秘訣を聞かれたが、
「そんなに不思議なのかね? 私にはこれという秘訣は無かったのだが……」
とか言ってるし。
まあ、とりあえずこの人の活躍は漫画でも描けないほどの展開であるということだけは確か。


”…とはいうものの、こんな嘘くさい事実に対して、これ以上嘘を加える事なんて不可能だよ!
っていうか、これもほんの一部だけだしね! ルーデル自重しろ!”


ワロタwww


戦後、アルゼンチンに移住したルーデルがアメリカ軍の神、A-10サンダーボルトの開発に助言したのは有名な事実である。もしルーデルがアルゼンチン空軍に直接の薫陶を授けていたらフォークランド紛争もどうなっていたのか怪しいものだ。

久しぶりの戦争ネタでした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.11.10 15:41:11
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: