めたもるの空間(とってもすぴりちゃる)

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カテゴリ: 仙道
私が先生に習った高藤式仙道において、全身周天と呼ばれる段階までの手順を説明します。

まず、陽気を発生させ、それをいわゆる小周天ルートに沿って流していきます。
最初は丹田からですが、これはどこでも良いそうです。もっと上から始めても良いし、腰から始めるのもありだと。
ただ、熱を閉じ込めるのに腹で行うと、腹筋などで熱を閉じ込めることが出来るので、最初は丹田で行うのが良いだろうと言う事でした。

陽気は、自律で発熱を開始するまで集めます。
全身が熱くなるくらいの気を集め、それを数ミリ以下にまで圧縮し、さらにそれを繰り返します。
ある段階を超えると、集めた気が勝手に熱くなっていきます。これが陽気の発生と言う段階です。

ここまで来たら、意識と筋肉の動きで陽気を導いていきます。
恥骨の前、性器を通り越して肛門、そして尾てい骨を抜けて腰まで移動します。

ここから各ポイント(キョウと呼ばれる部分)で、ある特定の作業を行います。
それは呼吸に合わせて外気の中に含まれる気を取り込み、陽気を強化するのです。
これは呼吸を行うのですが、肺から取り込むのではなく、直接に大気の中に含まれる気を、集めた陽気に送り込みます。
ねじ込むように気を吸い込むと言う方が正しいでしょう。

再び陽気が自律で発熱し、動き出しそうになったら背骨の中を通して頭まで上げていきます。
肩甲骨の間にもキョウがあり、頭の一番上にもあります。
頭の上に来たとき、おそらく陽気の性質は変化するはずです。すがすがしい、とてもすっきりとするような感じになるのですが、もしこの変化が起こらない場合、一度陽気を捨てます。
熱で脳をやられる可能性があると言うことです。捨てたら最初からやり直し。

変化が起きたら、脳内を移動して鼻底まで(中隔を通します)、そして前歯の根の先から上顎の中、舌、舌骨へと導きます。
喉にもキョウがあり、胸の間にもあります。
これらを通してから丹田に戻ってきたら小周天の完成ですね。


変化が起こる場所を見つけるための方法が小周天なのです。

逆を言うと、変化さえ起これば回す必要はありません。これは書籍にも書いていない事実です。

小周天によって変化した陽気を何度も回すことにより、全身へと気が流れていきます。
やがて全身に満ちてきた陽気が空間へと放射されるようになってきます。これが全身周天です。

これを最初からフナの技術で行ってみましょう。



”影体は分かるよね。君の影体に生命力を満たして変形させたいんだ。
まずは影体だけをどんどん広げて大きな球体を作ってくれ。そしてその中に過剰に作り出した生命力を満たして欲しい


どのくらいの強さの生命力を満たすのかは、それまでの練習によります。
非常に強い生命力を満たしたいのであれば、何度も練習して強い生命力を集められるようにしておかなくてはいけません。
それまでに行ったことがあればロウセルフは理解しますが、行ったことのないことは分からないのです。
ですので、地道に生命力を集めて強めると言う作業は必ず行わなくてはいけませんが、ロウセルフの力を借りて行えばそれほど難しいことではないのです。

最初から影体を大きく広げ、その中に生命力を満たしてあげれば、即席の全身周天の完成です。





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最終更新日  2015.10.24 22:50:01
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