2015.10.18
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固定マイクの前で台本を読むのですが、力也さんや中井さんは身振り手振り、
ちょっとした芝居を混ぜてくれるので、見ていて楽しいものでした

舞台は最終話の数日後
普段の喧騒を取り戻しつつあるヘルムザロッドを眺めるレオの独白から始まります


「事件は何時も前触れもなくやって切る
というか


ザップさんが持ち込んで くる」


うんざりした面持ちの阪口さん一人だったスポットライトが力也さん、中井さんへ
中井さんはちょっと腰をかがめて卑屈そう~に
力也さんは基本背筋を伸ばしてマイクの前へ


「だ・ん・なぁー
じ つ わ さぁー」


…と、すっごい わざとらしいねこなで
口パクだけで「かくかくしかじか」を告げる中井ザップさん

曰く、ライブラの社員旅行企画を持ち込んできたとの事
わざとらしく、あやしすぎるその内容は、
賭け事で大穴を当てた知人が、高級ジャパニーズオンセンに無料招待してくれる、というもの

あやしさてんこ盛りですが、そこはクラウスさん
何の疑いも持たずに了承します

「慰安旅行か、悪くないな
それでは、早速 銀河ベルト
…いや、ギルベルトに頼んでみんなのスケジュールを調整してもらおう」

「…(;゚д゚)…ギンガベルト!?

…ほんとに頼んだぜ、旦那」


素でボケをかますクラウスさんに、目がテンなザップさん
機嫌よく(そしてあやしく)退場するその姿に、不安を募らせるレオ

「おかしい…
あの傍若無人な人間のクズであるザップさんが
みんなのためを思って社員旅行を企画するなんてありえない…

絶対にクラウスさんを泥酔させて息の根を止める気だ

いや、待てよ
そもそもあのザップさんを無料招待するなんてそんな奇特な人がいるか?
そもそも、この都合のいい話自体、ザップさんに報復するための罠では…
まさか黒服の男が武器を携えて待ち伏せしていて
FXXK YOU!FXXK YOU!叫びながら一斉攻撃してくるんじゃ…
いやーーー!! 死にたくないいいいい!!!(ll゚д゚ll)」

「( ´ω`)レオ君?」

「いやぁああああああ!!!

いやーーー!!FxxK YOUいや ━━<(T◇Tll)>三<(llT◇T)>━━ぁああ!!!」


「…( ´ω`)…まだ疲れているようだね
帰ってゆっくり休みたまえ」


勿論、朗読劇では伏字や、ばきゅーん、ぴーなどはなく、
阪口さんはモロ4ワード発言でした

さて、不安と不信感たっぷりのレオでしたが、

後者をより面倒と判断し、しぶしぶ参加を決意
クラウスの他、チェイン、スティーブン、そしてソニックの
5名+1匹で旅行となりました…が、主催者はメンバーの人数にご立腹

「舎弟のレオは来てるのに、なんであの鰓呼吸野郎が来てねぇんだ!
雌犬に猿…って、ピーチ侍御一行様か!(#゚皿゚)」
「…サルはあんたでしょ(´ω`)」
「んだとゴルァ凸(゚Д゚#)」


初っ端からチェインさんと一戦交えるザップさんを宥めつつ、
クラウスさんが乾杯の音頭

のはずが、ヘルムザロッドの歴史とライブラ結成の長話を始めてしまい

長いわ 旦那!!(;゚Д゚)もっと手短に!!」

と突っ込まざるを得なくなった結果、

「では、乾杯(´ω`)シレッ」
短っ!! (;゚Д゚)」


今日の旦那はボケが専科です

無事乾杯を果たしたものの、
レオは静かにジュース
クラウスは例によってギルベルトさんの紅茶持参で優雅なひと時
そして延々無言で酒をあおるチェイン…
ザップさんは突っ込みを止められません

「てめぇもっと楽しそうに飲めよ凸(゚Д゚#)」
「フーン(´ω`)」
「まあまあ、ザップ、みんな楽しんでるよ(^ω^)」


スティーブンに窘められて拗ねるザップさん

「ああ、そうかい
じゃあ、俺はもう、ひとっ言もしゃべらねぇからな!
楽しい宴会ってやつを見せてもらおうじゃねえか!(#゚Д゚)」



静かなまま続く宴(?)の席
無言のままだったザップさんは、落ち着かないままストレッチをはじめたりスクワットをしたり…

「誰か しゃべれ よおおおおお!!!!ヽ(`Д´#)ノ」
「…馬鹿をからかうと面白いわ(´ω`)」
「だめだよ、チェイン。そんなはっきり言っちゃ(^ω^)」


チェインさんとスティーブンさんのいぢわるコンビ炸裂

…結果

「俺わさぁぁぁぁ(TωT)
みんなのためを思ってぇ
この、りょこうをぉ
かんがえたんですよぉぉ(TωT)
それなのにぃぃぃ

きいてますかぁ? そにっく さぁん!(T口T)」
「うき!(`・ω・´)」


何気に飲酒しているソニック(注: )を相手に絡み泣きするザップさん
そんな二人(?)を置いて、みんなは酔い覚ましに温泉へ行くことに
この時、言い出したスティーブンに、チェインが恥ずかしそう(かつ大胆に)一緒に行くと宣言し
ややたじろぐスティーブンのやりとりがちょっと面白かったです

さて、静かになった宴会場
…に、不敵に響く含み笑い…

「…くくく…ふ…ふひゃひゃひゃ

ば ぁ ー か ! !

このザップ様があの程度の酒で酔うわけねぇだろうがぁ!!」


悪い顔で起き上がった中井ザップ
レオのジュースを口当たりのいいカクテルに入れ替え
クラウスの紅茶には酒をどばどば投入
チェインのグラスも、度の高い酒に入れ替えます
(スティーブンのは何もしなかったっっぽい)

「…くくく…
とくと味わうがいい!
ザップ流宴会術 ってやつをな!!!」


コッテコテの悪役なザップさん
一同帰ってきたところに

「あ、みんなおっかえりぃー(^ω^)
俺がお代わりを用意しておいたから、
ささ、遠慮なく!(^ω^)」


一転、あまりにあやしぃ態度にあからさまに疑惑の目を向ける一同


「ぁあん?俺のついだ酒がのめねぇってのかぁ?凸(゚Д゚#)」
「うっわぁ…
…そんな古典的なチンピラの台詞言ってる人初めてみたぁ…(´Д`;)」


それぞれ不審に思いながらも宴会を再開

「うーん…なんだか甘い気もするけど、おいしぃなぁ

おかわりいいですか?(´▽`//)」
「はぁーい!よろこんでぇー!(^ω^)」




可愛い中にも不穏なザップさんの宴会が続きます…





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最終更新日  2015.10.18 22:02:19
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