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2024.12.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
汐梨。
「それから何か月か経って~~。どっちかって言うと~~。義姉さんの方からね~~。兄さんにって。」

睦美、木守を見て、
「へぇ~~。」

汐梨、
「まね~~。兄さん、あれでいて~~。物事、悪い方にはまず考えないから。まっ。確かに、どうしようもない時には、その時は、当然、仕方がない。…って、なるけど。とにかく前向き。」
コンビニの灯りを見ながらの汐梨。
「時々、突拍子もない事、考える事もあるけど…。」

「私たちが、何でよって思うくらい。」

その話に睦美、にこやかに。

「そして。とにかく正直」
汐梨。
「自分が失敗した時には、必ず頭を下げてのごめんなさい。…ってか、私には悪かったよ。で、おしまいなんだけど。」

瞬間、またまた睦美、可笑しがるように、
「ぷっ。」

汐梨、
「とにかく兄さん、物凄い、人当たり。ひととなり。いいんだよね~~。それは私が保証する。まっ。とにかくドジで鈍感はこの上ないけど…。義姉さん、そんな兄さんだからって決めたんだ。あの人は他人を否定しないって。確かに、ドジで鈍感なとこはあるけど、一緒にいて間違いなしって。」
睦美を見て微笑みながら、
「義姉さん。まぁ、耀司、家事は一切だめだけどね~~。…でも、それはそれ。私が家事をするから耀司は仕事に集中してって、豪語したそうだから。」


「凄~~い。」

「…って。」
汐梨。
「兄さんも兄さんで、俺は家事は出来ない。一切出来ないって。義姉さんに言った方だから。」

「へぇ~~~。」


睦美、
「へぇ~~~。」

「もしかしたら。」
目を閉じて、そして開いて汐梨。
「兄さん、睦美さんたちには迷惑、掛ける。かも、知れない。」

睦美、途端に、
「迷惑なんて…。そんな…。高井戸さん、親切だし、優しいし。話を聞いていても。」
そこまで言って、思わず、
「ぷっ。」
面映ゆく。
「うんうんうん。」
頷くように、
「面白い時も、あるけど…。」

そんな表情に汐梨、ニッコリと。
「でしょう~~。」

「でも…。」
睦美、前を向いて、
「でも…。あんな人が近くにいるって、いいなぁ~~って。」

瞬間、汐梨、
「あは。」

思わず睦美、体を僅かにずらして、
「あ、いえ。別に私。」

汐梨、ゆっくりと目を閉じて開いて。そして顔をもゆっくりと左右に、
「ううん。そういう気持ちって、大切。」

睦美、木守に、
「えっ…???」

「どんな些細な事でも、その、いいなぁ~~って、感じる。そのインプレッションって言うのは、大切にして欲しい。…だから。」
一拍置いて、
「お願い。兄さんの事、気に掛けてくれたら…。」

睦美、少し困ったような表情で、
「私…、なんか。」

間髪入れずに汐梨、
「だめ。自分を否定したらダメ。兄さんも言ってたけど、損しちゃう。」

その声に睦美、
「損しちゃう…。」

汐梨、睦美にコクリと。
「うん。私、兄さん、その事言った時、頭の中で、さっすが~~。って、思ったもの。…兄さん、あれで、中々どうして~~。人の懐に入って行くのも、得意。だから~~。今の会社、良い感じ、なのかも、知れないけどね~~。多分、兄さんの今の会社…???…そういう人たちの集まりなの、かも知れない。」
そして汐梨、
「ごめんね。長々と話。しちゃって。」
舌をチロリと。
「では…。あっ。」
後部座席からバッグを。
「はははは。無断駐車。」
睦美に、
「ちょと待っててくれる。麻沙美も後ろで眠ってるから。」

睦美、
「あ。はい。」

そして汐梨、コンビニへと。



数分後。


「お待たせ~~。はい。あったかい飲み物。とぉ~~。麻沙美にはアイスっと。」

睦美、コクリと。
「すみませ~~ん。」

汐梨、
「では…。」







電車の中で睦美、木守の話しを頭の中で…。そして、何気にスマホを。
「あれ…???」
目を左右に。
「あっ、そっか。晄史たちが来たから、電源、落としてた。」
起動すると…。
「わお。万智さ~~ん。」






汐梨、麻沙美を負ぶさりながら玄関に。
「ただいまっと~~。」

玄関に勝臣、
「あん。お帰り~~。」
そして汐梨から麻沙美を、
「よっこいしょ。」
勝臣、麻沙美を抱きながら、
「おつかれ~~。」

「荷物は~~???」
「キッチンに運んどいた。」

「サンキュウ~~。」
「30キロはあるねぇ~~。」

「でしょう~~。兄さんも同じ事言ってた。野菜ギッシリ。」

勝臣、
「かかかかか。」
麻沙美を抱き抱えながらリビングに。








ママでいい…。   vol,141.   「兄さん、物凄い、人当たり。ひととなり。いいんだよね~~。」

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最終更新日  2024.12.11 12:48:28 コメントを書く


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