THMISmamaの~お洒落の小部屋~

THMISmamaの~お洒落の小部屋~

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

THMIS

THMIS

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

カードを洗濯@ Re:晄史から案内されて眞鍋家のリビングに。(10/12) カードを洗濯は、 0896243676 からどうぞ…
癲狂院@ Re:「旦那が一緒なんだから安心しな。」(05/15) 癲狂院の知りたいことは、0896244450 か…
ショルダーバッグ@ Re:「密着取材、話を受けたの、佐津香さんと課長なの。」(04/02) ショルダーバッグの知りたいことは、0896…
タクシーの中@ Re:「今、病院からそっちに向かってる。タクシーの中だ。」(12/27) タクシーの中については、 0896240183 を…

フリーページ

2024.12.12
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
予め、母には電話して遅くなるとは伝えていた。スマホで、
「もしもしかあさん、今駅~~。」

スマホから母の声。
「あ~~、うんうんうん。かかかかか。それにしても凄いね~~。高井戸さん…???…晄史と誓がドッサリ。」

「晄史と誓は。」
「ううん。まだ帰ってないけど。」

「うん。分かった。これから帰るから。」
「あいよ。」


「お疲れ様~~。ごめんなさいね。ライン、出れなくって。スマホの電源、落としちゃってた。送信、とぉ~~。」
けれども…。既読にもならない。歩きながら睦美、
「きっと。友達と一緒だね~~。ふふふふ。うんうんうん。若い若い。」






睦美、帰宅してリビングに。
「ごめんねかあさん。夕飯。」

暁美、にこやかに、
「かかかかか。もぅ済ませた~~。晄史からも電話で、誓と食べて来るって。それにしても凄い野菜。これ、高井戸さん…???」
キッチンの近くの床にあるリュックとマイバッグ。

睦美、
「うんうんうん。…って言うか、高井戸さんに届いてたのは、こんなもんじゃなかったけど。段ボール。これくらいにギッシリ。」
両腕を広げて。


「へぇ~~ぇえ~~。」

すると、睦美のスマホにラインの着信音。
「あ。」

暁美、
「かかかかか。噂をすれば、高井戸さん…???」


「ううん。」
そして、画面には、
「眞鍋さん。お疲れ様~~。今、何処ですか…???」
万智からである。

睦美、
「今帰ったところです。」
そう文字打ちして送信した、すぐ後に、頭の中で、
「…あ、やば。」
削除しようと…。けれども既に既読。そして、ピコン。

「何か、用事あったの…???」

睦美、右目を瞑って、頭の中で、
「…やば~~。」

「うんうんうん。弟からの電話で、弟の知り合いから頼まれ事があって、その知り合いのお宅に寄ってたの。弟と一緒に。」
自分でも咄嗟の思い付きだった。…けれども…、考えてみれば、嘘ではない。
確かに、弟の知り合いである。すると、文字打ちも軽やかに、
「知り合いさんのお宅に田舎から野菜が段ボールで送られてきたの。」

するとまたピコン。
「へぇ~~。凄いんだ~~。じゃあ~~。料理。楽しくなるかも。」

「うんうんうん。」

そして、万智からは、
「じゃ、また明日ね~~。」

睦美、
「は~~い。おやすみなさ~い。」

暁美、
「おやおや。珍しいねぇ、あんたが高井戸さんじゃなくって、晄史でも誓でもなく~~。かかかかか。」

睦美、
「うん~~。お昼にね~~。外で食べてたら、偶然、ヨシカワの人と~~。お昼食べながら、友達になろうって。」

「おや。良かったじゃないかい~~。それでなくともあんた、全く日本での友達~~。」
そこまで言って暁美、
「まぁ。いなかったって事は、ないとは思うけど…。」

そんな母に睦美、顔を綻ばしたように、
「んふ。」






晄史と誓、電車の中で、
「何回も言うけどさ~~。」

「うん…???」
「このまま姉さん、高井戸さんと。」

誓、晄史を見て、
「うん。…何とかね~~。…ま。…でも、私たちが幾ら言っても~~。」

誓をチラリと見て晄史、
「うん。…なんだよね~~。すぐに、何で…???…そんな私。…全然。全然。…で、中々前に。」

いきなり誓、
「ぷっ。」

コクリと。
「なんだよね~~。」
そして。
「そこを何とか。…って、事なんだけど~~。」

「でも。」
晄史。
「なんでだろうね~~。僕は、高井戸さん、いいと思うんだけどね~~。」

誓、
「うんうんうん。」
頷いて、
「私も~~。…まっ。芙美花さんと言う娘さんはいるけど~~。…私なんて、今日、初めて会ったけど、インプレッション良かったよ~~。可愛いい娘さ~~ん。…それに、家事、出来るんでしょう~~???…それに…。うん。ワンちゃんもと克服~~。」

晄史、その声に、
「うんうんうん。しっかし、それが一番かな~~。あんなに犬、ダメだったのに。完璧にトラウマだったのに。…しかも、中型犬だよ~~。普通の小さなワンちゃんならまだしも~~。」

頷きながら誓、
「確かに~~。」






ベッドに入っての睦美。目を閉じて…。されど…。眠れない。
「あん。何で…???」
頭の中には、今日の高井戸家の事。そして…。帰りの子守の話しが…。
「汐梨…さん。…耀司…さん。」
すると…。ますます目が冴えて、
「やん。」
顔に両手を。
「眠れない~~~。」
布団を頭まで。






翌日。高井戸家の玄関のチャイム。

耀司、
「は~~い。」
モニターを見て、
「えへ…???」

玄関に。そしてドアを開けて、
「おやおやおや。ははは。いらっしゃ~~い。」

芙美花の友達の母親たち。景織子の母、
「こんにちは。芙美花ちゃんの家に実家からドッサリと野菜送られてきたからお裾分けって聞いて。」

耀司、ニコニコと、
「わお。ありがとうございます~~。どうぞ、どうぞ~~。」




そして…。

段ボールに溢れている野菜を見て、
「凄~~い。」








ママでいい…。   vol,142.   「眞鍋さん。お疲れ様~~。今、何処ですか…???」万智からである。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

楽天ブログ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.12.12 12:47:55 コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: