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2025.01.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
汐梨、睦美に。
「この事って、もしかして…。晄史さんや誓さん。」

睦美、笑顔で、
「はい。知ってます。話しました。」

途端に汐梨、
「ははは。ホント~~。」

耀司、
「うそ。」


「何言ってんの~~。兄さんだって私に話したでしょ。と~~っくに芙美花にも。」

睦美、
「えっ…???芙美花さんにも…???」

耀司、ぷ~垂れた顔をして、
「ま、まぁ~~。今朝ね…。」

汐梨、ドヤ顔のような顔をして、
「一番喜んでいたのって、芙美花でしょうから。」

その声に睦美、顔を赤らめて。

そして汐梨、睦美に、
「あ、そうそう。これだけは言っておく。睦美さん。」

その声に睦美、目をパチクリと木守を。



瞬きしながら睦美、
「あ、はい。」

汐梨、睦美を見て、両手を合わせて、
「一生のお願い。」

顔を傾げて睦美、


「多分。」
耀司を見て、
「このトンチンカンな男だから~~。付き合う。なんて言っておきながら、兄さんから睦美さんに連絡…???…ラインやら電話なんてまずしないと思う。だからお願い。」

途端に耀司、
「おぃ。」

汐梨、構わず、また両手を合わせて睦美に、
「もぅ~~。散々ってくらいに、睦美さんから、これでもか~~って、くらい、兄さんにライン、電話して欲しい。」
チラリと耀司を見て、
「この、でくの坊、全く女性をデートに誘った事のない人間だから。」

瞬間、睦美、目を真ん丸にして、
「うそ。」

耀司はしっかりと体を縮こまらせたように。

睦美、半信半疑な顔で木守に、
「あ…。いや…。えっ…???…でも…。全く女性をデートに誘った事のない人間って…。でも、亡くなった奥様とは…。」

間髪入れずに汐梨、クシャリとした顔で、
「それがさぁ~~。兄さんと、義姉さん。あん、つまりは兄さんの奥さんの事なんだけど~~。祐里子さんって言ってねぇ~~。そりゃもぅ~~。それこそ、これでもか~~って、兄さんをデートに誘った人。なのぉ~~。とにかく連絡を欠かさない人だったの。…ところが、この人。」
耀司を見て、
「い~~っさい。」
目を瞑って、
「義姉さんには何一つ、メールも電話も、い~~っさい、なし。」

いきなり睦美、ひょっとこのような顔をして、
「うそ。」

汐梨、頷いて、
「ほんと。…でね。肝心の奥さん。義姉さん。この人がまた出来てる。…そんなの、相手からメールないの、電話ないの、そんなの関係ない。私が好きなんだから。その私に~~。耀司がしっかりと着いてきてくれてるんだからそれでいい。一切文句もなし。とにかく私の傍を離れない。お蔭様で、私が耀司から支えられております。な~~んて、人だったの。」

シュンとしている耀司。汐梨に、
「あのなぁ~~。それ…、睦美さんに言わなくっても…。」

ムキになって汐梨、
「いいじゃない、本当の事なんだもん。」

耀司、思わずキャビネットの夫婦で撮影した写真に顔を。
「おぃ。お前からも何とか。」

途端に汐梨、
「夫の事、よろしくお願いいたします~~って、言ってるでしょ。」

思わず睦美、クスリと、
「ふふ。」
そして、
「でも、奇麗な人ですよね~~。奥様。」
椅子から立ち上がりキャビネットの写真に一歩ずつ。

汐梨、その声に、
「まね~~。私も憧れちゃう人だから、どうしようもない。家事に仕事に文句の付けようがない。そんな人~~。まっ。そういう人が兄さんを選んでくれて、私も嬉しかったからね~~。」

キャビネットの写真を見て睦美、
「奇麗~~。」
そして振り返ってバセットを。そしてニッコリと。

バセット、その女性を見て顔を上げて、
「クゥ~~ン。」そんなパセットの頭を撫でて、鼻先を指で撫でる。

そんな指をバセット、舌でぺロリ。

睦美、
「あは。」

耀司、そんな光景を見て耀司、
「いや。凄いよ。何なのバセット~~。他の人に、そんな甘える事って、ないんだけどな~~。」

汐梨も、
「うんうんうん。」

睦美、ふたりを見て、
「えっ…???…そうなんですか~~???」

耀司、
「うん。ま。俺にだって、あんまりそういうの…。まっ。芙美花や麻沙美ならいざ知らず。…あとは…。何としても、祐里子だよな~~。もぅ~~。完璧にじゃれ合ってたから~~。ソファで一緒にゴロン。なんてしょっちゅう。」

睦美、目を真ん丸に。
「ソファで…、一緒にゴロン。凄っ。」

「うん。…って言うか、元々、中型犬、飼おうって言い出したのが~~。祐里子。妻だったけどね~~。…で、知り合いのブリーダーから~~。」

睦美、
「へぇ~~。」
バセットの頭を撫でながら。

そんな女性に甘えるバセット。

汐梨、睦美に、
「だから、お願い、睦美さん。このアンポンタン、多分~~。中々、睦美さんにはラインも電話も出来ないと思う。お願い。睦美さんの方から、これでもかってくらい。」








ママでいい…。   vol,165.   「この、でくの坊、全く女性をデートに誘った事のない人間だから。」

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最終更新日  2025.01.04 16:51:21 コメントを書く


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