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2025.06.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
耀司、トレイにヨーグルト、そしてゼリーとプリンを。そして2階に。
「芙美花~~。入るぞ~~。」

ベッドの中、芙美花、
「あ、うん。」

そして耀司、芙美花をゆっくりと。そして、トレイのまま。
「睦美さんが昨日、買ってきてくれてたんだ。少しでも、食べられれば。」
そこまで言って、
「…と、言うか、逆に、少しでも体にいい。」


「うん。だ~~ね。…じゃあ~~、ヨーグルト。」

耀司、
「うん。」
スマホに着電。耀司、
「おっと~~。」
見ると、
「汐梨。もしもし、おはよう。どんな感じ…???」

スマホから、
「あん、おはよう~~。ようやっと、37度台。芙美花は~~???」

芙美花、
「おばちゃん…???」


「あぁ。」
そして、芙美花にスマホを…。

芙美花、スマホに、
「もしもし、おばちゃん…???」

スマホから、


「うん。何だか、凄いぼぉ~~っとしてる。…けど、意識はある。でも、喉は痛いし、体はだるいし、最悪だよ~~。時々、咳も出る~~。」
「だよね~~。私も今朝、熱測って、ようやく37度台、全くもぅ~~。コホッ。どっかからうつされたのか~~。」

芙美花、
「うん。私も分かんない。友達のひとりもインフルっておとうさんが。」

「うんうんうん。聞いた~~。」
「今ね。これから、ヨーグルトとゼリー、食べようかと思って~~。昨日、睦美さんが買って来てくれたんだって。」

「うんうんうん。私も昨日、電話で話した。ありがたいよ。……。…私はこれからパパが今作ってくれてるお粥~~。」

芙美花、
「はは。コホッ。うん。勝臣おじちゃん、料理、出来るから。」

いきなり耀司、
「出来なくって申し訳ありませんねぇ。」
ムスリと。

そんな父を見て芙美花、笑いながらも、咳をして、掠れた声で、
「はは。おとうさん、拗ねてるよ。」

汐梨、寝室で、いつものモフモフカーディガンを羽織って、
「あん、芙美花~~。もし、体、動けるんだったら、出来るだけ早く、病院、行きなよ~~。」

その声に芙美花、
「うん、分かった。」

「まっ、多分、今日も睦美さん、来てくれるとは思うけど。ありがたいよ。ダウンした時に、身の回りの世話をしてくれる人がいるって事は。その人の存在。」
そして汐梨、
「だ~~ってさ~~。今まで病気のひとつ、した事がなかったから~~。尚更。」

芙美花、その話にコクリ。
「うん。だよね~~。コホッ。」

「おっと、長話は。じゃあ~~、とにかく、大事にね~~。」

「は~~い。」
スマホを父に。

耀司、
「おぅ。」
そして、スマホに、
「汐梨~~、おま。」

「プー、プー。」

耀司、耳からスマホを外して、
「…って、切れてるし。おぃ。」

芙美花、思わず、
「かかかかか。コホッ。コホッ。」

耀司、芙美花に、
「とにかく、食べられるだけ食べて。薬飲んで、また少し休め。動けるようなら、車で病院。」

芙美花、
「うん。分かった。」

「枕元にスマホ、置いときな。何かあったら、ラインくれ。部屋で仕事、してるから。」

芙美花、コクリと。
「うん。」






そして…。父に付き添われて、杉並総合病院、外来へ。

受付で、
「高井戸芙美花さん。はい。宮前から話は聞いております。」
そして、用紙を渡されて、
「これにそれぞれ、当て嵌まる箇所に記入して。お待ちください。」


そして待合ロビーで。


…すると…。10分もしない内に、
「高井戸芙美花さん。」

耀司、思わず、
「早っや。」

芙美花も父に、
「うん。」

看護師が、
「こちらにどうぞ。」

耀司も一緒に。



診察室に入って。すると、いきなり、医師が椅子から立ち上がり、
看護師も姿勢正しくふたりに一礼。

耀司、
「え…???」

芙美花も目を真ん丸にして。

医師、
「高井戸君には、お世話になりました。」

看護師も、
「高井戸主任にはお世話になりました。」

思わず耀司、
「あ、あ~~~。」
いきなり右手を頭の後ろに。

医師、女子高生らしき女子に、
「高井戸君のお嬢さん。」

芙美花、
「あぁ、あ、はい。」

看護師、ニッコリと。
「芙美花さん。」

芙美花、看護師を見て、
「あ、はい。」

医師、
「では。」

耀司、
「よろしく、お願いします。」

芙美花、椅子に。







…そして…。

医師、
「うん。インフルエンザですね。熱、上がったでしょう。」

耀司、芙美花の後ろで。
「はい。昨日の朝、38度6。」

「お薬、出しておきます。とにかく安静に。そして、動ける時は、可能な限り動いて。体に優しい食べ物。そして、しっかりと睡眠。…と、それから、衛生面にも気を付けて。まっ。学校は~~、1週間は~~。」

芙美花、コクリと。

耀司、
「学校には既に連絡は。」

医師、頷いて、
「はい。分かりました。うん。とにかく安静に。…それと。…お顔、拝見できて、嬉しいです。祐里ちゃんの旦那さんに、お嬢さん。」
ニコニコと。

耀司、そんな風に医師から言われて、
「えへ。はははは。えぇ。ありがとうございます。」

看護師もニコニコと。
「はい。終わりました。どうぞ。」

芙美花、椅子から立ち上がり、ペコリと。
「ありがとうございました。」

医師、ニコニコと、
「うんうん。」








ママでいい…。   vol,314.  「ありがたいよ。ダウンした時に、身の回りの世話をしてくれる人がいるって事は。」

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最終更新日  2025.06.02 21:33:03 コメントを書く


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