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ニッポンへ一時帰国する時、旅支度する前、まず始めに考えるもの。私の場合は、おみやげだったりします。海外生活は、留学時代も入れたらなんだかんだですでに二桁、最近は日本へのおみやげも香港へのおもやげもすっかりパターン化してきました。お安く、コンパクトで軽いもの、モノ自体が残らないもの(使ったり、食べたりするもの)。これが私の中でのおみやげベストアイテムなのです。こういったちゃちなモノだと、あげる側ももらう側もお気軽で、互いに気にしないで済むかなぁ~なんて思って...。私は誕生日プレゼントや何やらかんやらで相手が喜びそうなモノを考えたり選んだりするという行為自体が好き。なのでおみやげも、高いものを時たま~より、安いものをちまちまと~の方が自分的に余計に楽しいのです。前々回の一時帰国は、ネタ切れ気味だったので、前に「お気に入り的食料品」にも書いたマレーシア風チキンカレーミックス「Rasaku」の面々を。実は、紹介したチキン用汁なしタイプの他にチキン用汁ありタイプ、魚用があり、カレー以外に自分の好きな肉で作るサテー用(これは漬け込み用とタレ用のパックが入っていて至れり尽くせり~)があります。ちなみに、このRasakuシリーズ、作り方も重さもお手軽なのはもちろんですが、NO ADDED MSGアイテムだったので余計に好きだったりします。 前回の一時帰国は、ちょうど春節の時だったので、大班というパン屋さんがそれっぽい真っ赤な魚のお飾りをどーんとくっ付けたピーナッツ菓子を出していたので、それにしました。結構笑えるノリだったので、写真を撮っておけばよかったなぁ...。さて、今回はというと、やはりネタ切れでして...純粋に香港なモノではなく、Thailandなアイテムとなりました。グリーンカレー・サーディンと、トムヤムクン・サーディンです、和菓子でも食べたくなりそうなフォーク付(笑)。とりあえず、試食とばかり両方共食べて見ましたが、ちゃんとそういう味がして、なかなか面白かったです。はたしてこれをもらう人々は、受けてくれるかしらん?! グリーンカレーの方は後々自分用にリピートするかもなぁ~とは思うのですが...。ちなみに、Rasakuもサーディン缶もPARKnSHOP 百佳超級市場で買いました。と、そんなこんなで?!来週からニッポンへ行って来ます~。
March 10, 2006
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それは一月のことでした。日本から戻ってきて、ほっとしたのもつかの間、数日後に日本から友人達が遊びに来ました。彼女達に付き合っての3日間、ムスメ抱っこで深ZHENへ行ったり、日々中華料理を食べまくったりとハッスル(!)しまくり...その時は何ともなかったのですが、ちょっとばかり無理をしてしまったようです。彼女達は土曜の朝に日本へ帰り、私はその日約束があったので、家で出かける準備をしていたのですが、どうにもこうにもお腹の調子が今一つ。多少無理したら出かけられなくもないかなぁ~なんて感じだったのですが、病気になっても食欲の落ちない私が食欲ゼロという異常事態?!だったので、大事をとってドタキャンさせてもらう事にしました(その節はすみませんでした、関係各位殿)。昼になり夜になり全く何もしていない+ほとんど何も食べてないのに、私のお腹の中身はどんどん水状化+発熱+筋肉痛。こんなに狭い家なのに、トイレへ行くのすら困難+間に合わない(!)という緊急事態へ。寝れば治るかなぁ~なんて気楽に考えていたのですが、夜中も深く眠れず何回も起き、翌朝には寒気と体力欠乏も加わり、もぉ動けない動けない。私のお腹は全く治まる気配はなくただ唸るばかり...突如大昔貰った下痢止めのサンプル(後に消費期限切れなのが判明...笑)があった事を思い出して、慌てて飲んでみました。そうしたら、何とか止まった(出し切った?)んです、そして急いで、近所の私立の(一応)総合病院へ駆け込みました。その病院は香港島にもあって、そちらは日本語通訳サービスなんかもあるのですが、こちらはそういう素敵なサービスなどないので、広東語か英語。でも私はどちらも不自由なので、中国語で症状をメモって持って行きました。中華系っぽい顔立ちの先生にそのメモを見せると、なんと!漢字を使わない国の人なようでメモはそのまま看護婦さんへ。看護婦さんが内容を先生に広東語(!)で言ってくれて、診察開始となりました。「入院して点滴をしましょう」まさか入院になるとは思ってなかったので、家の鍵は開けたまま出てきてしまったし、財布と携帯だけしか持ってません。とりあえずKに電話して報告し、ガタガタと震えながらもしっかり入院手続きをして、4階の病室へ。入院したのは7人部屋だったのですが、一人一人のスペースが広めで、室内にシャワー一つ+トイレ二つがあって、日本の病院と比べると断然こっちに軍配が...。パジャマは病院のものを着用、ベットは電動でベットの頭を起こせるタイプで、横に置いてある物入れの上にはお湯と湯冷ましのポットと紙コップ2個と結構至れり尽くせり。ベットの足元のの上には、飛行機でもらうようなスリッパと箱ティッシュ、薄いタオルが置いてあって、こっちは有料との事だったので、とりあえず断り、必要物はKに持って来てもらう事にしました。しばらくすると、1リットル入りのドデカイ袋入りな点滴登場。ここから退院する火曜日の朝まで、ずっと点滴につながれっ放しでした。そのデカ袋がカラになりそうになる度に、これで退院かも?なんて思うのですが、しっかりと次の袋が用意されてて、全部で3,4パック位だったかなぁ。御飯は翌日朝まで絶食 → 昼に重湯一杯 → 夜にお粥一杯と、まるでムスメの離乳食かのように進化していき、火曜日の朝は普通の中華な朝御飯となりました。ちなみに、その朝御飯の内容は雪菜水餃麺と叉焼飽と豆乳でした...これって、本当に栄養士が管理している朝御飯なのかしらん?!本当はおとなしくベットでゴロンとしてさえいればイイわけなのですが、一応ここ香港では外国人である私に入院生活というのはちょいとハードルが高かった...。看護婦さんは結構な頻度で巡回しています。やれ「お腹は痛くないか?」やれ「熱を測るよ」やれ「重湯は一碗にする、二碗にする?」...広東語のおぼつかない私に容赦ない広東語のシャワーが降りそそぎ、もれなく広東語学習合宿の場と化してました。そして、広東語の「お腹痛い?」が北京語の「頭痛い?」に勝手に脳内変換されて聞こえていたり、看護婦さんによって広東語オンリー、北京語広東語のちゃんぽん、オール英語だったりと様々なので、思考能力ナシだった私の頭はもぉ大混乱...。♪寝たふりしてる間に~出て行ってくれぇ~あぁ~とジュリーの華麗な歌声が、頭の中でぐるぐる駆け回ってました。実は、ムスメと私が夜一緒にいないのはムスメ誕生後、初めてのことでした。K一人でどうなることか~と大きく心配しましたが、すでにおっぱいは卒業済、夜は哺乳瓶で麦茶を啜りながら眠りにつくパターンが多いので、キッチリ遊んで疲れさえすれば大丈夫っぽい?! 実際多少のグズリはあったものの、何事もなく何とかなりました。とばっちりを多大に受けたのは、Kの方です。月曜日は急遽会社を休み、火曜日も私の退院と入れ替りにすっ飛んで会社に向かいました。Kとしても、丸2日何から何までムスメの世話をするのは初めての事で、大いに大変だったようです。育児ノイローゼな人の気持ちがほんの少しだけ分かったような気がすると、ポソッと言っていました...(笑)。私はというと、入院二日目の午後辺りから寒気も止まりほぼ復活?!なんて感じだったので、Kに持ってきてもらった文庫本計4冊をしっかり読みきり、寝たいだけ寝まくり、大いにリフレッシュさせてもらいました。エステとかマッサージとか美容院とかリフレッシュ系の自分が行きたいところへ、一人ですっ飛んで行ってドキマギしながら慌てて帰ってくるよりも、もっともっと濃いぃリフレッシュタイムでした(苦笑)。ちなみに、病室内は所々で当たり前の事かのように携帯の呼び出し音が鳴りまくり、毎日シャワーを浴びてる人なんかもいて、日本での入院生活よりも自由で快適そう。これはイイかも~なんて不謹慎にも思ったりなんかしたのですが...この素敵な入院生活兼広東語合宿2泊3日のお値段は、しめて四千数百香港ドル也~。Tsuen灣港安醫院 Tsuen Wan Adventist Hospital
March 9, 2006
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日本で生まれ、生後二ヶ月で香港へ移り住んだムスメのビザ更新の時期がやってきました。前回もらったビザは1年もの...あっという間の1年だったなぁ。香港の場合、正規のビザをとってそれをきちんと継続して7年経つと、永久居民という、いわば普通の香港な人々とほぼ同じステータス=永住権とでもいうのかなぁ?!が申請できて、選挙も参加できれば、イミグレ通過も素早い、ビザ不要な人となれます。ご近所友達Yさんちのムスメちゃんは、香港生まれで日本パスポートホルダー、そのパスポートにはビザ不要的シールが張られています。Yさんちも我が家もオヤは皆永久居民。なぜうちのムスメはビザが必要で、Yさんのムスメちゃんは不要なのか?! 常々大きな疑問でした。私手続き間違ったかも~とか思ったりなんかもして...。私が電話でものを尋ねるのは言語的に問題があるので(笑)、ビザの更新をしがてら、質問をしに湾仔の入境事務處へ行ってきました。疑問の答えは、とても簡単なものでした。コが香港で生まれてたらビザ不要、外国で生まれてたらビザ必要となるのだそうです。という訳で、我がムスメの場合、やはり通常ルール的扶養者ビザを継続していって、7年経ったら永久居民権が発生するのだそう...。はぁ、先は長いのですねぇ。でも、さすがにビザ延長の申請書類は2枚だけとお手軽なもので、期間も長めに出るようなので、まぁヨシといったところなのでしょうか?![追記]このケースはあくまでも我が家の場合(両親共に日本人)、2006年3月現在での話です。ビザ関係の事は、様々細かな規定があったり、国籍によって異なってたり、時間の経過と共に変更されていったりもします。香港のビザ関係で分からない事が出てきたら、入境事務處にご相談されることを強くおすすめします!
March 4, 2006
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