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さて、今日はサン・ジミニャーノ。
この街は、イタリアの中でも私が個人的にとっても思い入れのある街です。
先日フィレンツェまで、迎えに来てもらいサン・ジミニャーノへ・・・とお伝えしましたが、
上のお写真がサン・ジミニャーノ。ちょっとはなれたところからしかも、木々が生い茂ってるので、すこしみにくいかもしれませんが、塔の街として有名です。
イタリアにはいたるところに 塔がたっています。塔は富と権力の象徴。中世では、その塔の高さを競って権力者がどんどん塔を建てました。
サン・ジミニャーノのより車で40分ほどのところにある、シエナ(こちらはまた今度書きますね)の街も、かつてはたくさんの塔があったのですが、シエナは政府の塔(マンジャの塔)よりも高い塔を建ててはいけないという、おふれがでて、そのほかのものはすべて取り壊されてしまったそうです。
一方、サン・ジミニャーノは1つの大きな権力が存在しなかったため、党は数多く残されたままに。
もちろん、ドゥオモの塔より高いものは作ってはいけなかったそうですが、双子の塔なんていうのを作り、2本足したら、オレの塔が一番高い!なんて、ちょっと傍からみたら子供っぽく感じる争いを繰り返していたようです。
(お料理大好きですが、歴史に弱いので、多少間違えてたらごめんなさい)
いまでは、その美しく残された14本の塔の街は 世界遺産に登録され、観光名所となっています。
フィレンツェからもバスで1時間ほどでつくので、トスカーナを旅された方は、立ち寄った方もいらっしゃるのでは?
サン・ジミニャーノはとっても小さい街なので、正面の門から入り、目抜き通り(サン・ジョバンニ 写真下)を歩いて、10分としないうちに城壁のもうひとつの門に出てしまいます。
ところが、小さな街のいいところは、街の人がほとんど顔見知りなことです。
10分でいける大通り、知り合いに挨拶しながら歩いていくといつになったらつくのやら・・・
私がついた日は、もう夕方6時でしたが、まだまだたくさんの観光客でにぎわっていました。
イタリアの夏は夜が長い!(サマータイムですからね)夜の9時ごろになってやっと日が暮れてきます。
ということで、つくなり街の皆さんに挨拶に行ってきました。
いつ行っても、あたたかく迎えてくれるみんなと、すばらしい自然と、美味しいものがあふれているサン・ジミニャーノが大好きです。
いつもイタリアに行くたびに感心するのですが、イタリアの人は、古いものを美しく、大切にみせることに大変気を配っています。
書いてて、また行きたくなっちゃいました。
次回は、今回もものすごーくお世話になった、私のお友達について紹介したいとおもいます!
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