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お正月の一番の楽しみといったら、おせち料理。でも、楽しみな一方、作り手からすれば、なかなか苦労の多い作業でもありますよね。中身も年々代わり映えしなくなってくるし、手間をかけて作るわりに、たいして豪華にも見えないし。だったら、出来合いのものを買おうかなあ。というわけで、今年はちょっとリッチに、ホテルに注文することにしました。(実は注文した後、叔母が亡くなり、我が家は喪中になってしまったのですが…)さて。おせちを作らなくてよいとなれば、そのぶん時間がぽっかり空く。この空いた時間を使って、私がせっせと励んだことそれは…じゃじゃ~~~~んマイキーのおせちづくり~ マイキー2009年度版おせち…って、来年はあるかどうかわからないけど ちょっくら、お品書きとやらをしたためてみますと・松風焼き ・三色野菜の卵焼き ・豚肉のだんご ・ブロッコリー、サーモン、ポテトのサラダ ・にんじんのオレンジジュース煮 ・サーモンのムニエル ・芋とりんごのきんとん以上七品。(他にも牛肉があったのですが、重箱には奇数品目並べるのが、ならわしとのことなので、いちおう伝統にのっとって、牛さんは別のお皿にスタンバイ)けっこう豪華にできたでしょ~強盗されないよう、このおせちくんは、明日まで冷蔵庫で待機してもらうことにして…あと一日寝たらお正月。2008年よ、さらばっ!
2008.12.31

うちの町内には、年末になると、住民が火の元注意を喚起しながら、地域を巡回するならわしがある。「火の~用心、火の~用心」勇ましい掛け声と、高く響く拍子木の音を聞くと、いよいよ年の瀬がおし迫っていることを実感する。ところが、我が家には、このパトロールを、世にも恐ろしい百鬼夜行と妄信している勘違い野郎がいた。この勘違い野郎、掛け声を聞きつけると、すっくと立ち上がり、唸りをあげながら玄関へと走りこむ。そうして、見えない敵に向かって、けたたましい警戒の声を発するのだ。 勘違いヤロウの今日のオヤツ。ヨーグルトプリン 一般に、ゴールデンは番犬にならないと言われているが、マイキーは、家を守ろうとする意識が強いのか、聞きなれない音には、何かと吠えて警告してくれる。(ちなみに、インターフォンとか電話の音には吠えません。あと、外でも静かですよん)まあ、ほとんどの場合はヤツの思い過ごしに失するのだが、時にこの吠え声が、防犯上ありがたい働きをしてくれることもあり事実、我が家では、マイキーのおかげで危険を免れたことが何度かあった。 なんとなく、地味な光景… 一年ほど前のある夜のこと。マイキーが、異常な吠え方をした。普段なら、制止されればすぐ引き下がるマイキーが、この日はいつまでたっても警戒を解かない。何かの気配を嗅ぎとったかのように、家の中を落ち着きなく行ったり来たりしている。不審に思って、玄関へまわった。すると、扉のすりガラス越しに、玄関をうろつく不審な人影が映っているではないか!「誰だ!!」とーちゃんの一喝で、人影は消えた。しかし、この数日後、付近で不審火が上がったのである。もちろん、あの人影が犯人だという保証はない。しかし、ひとつ間違えば、我が家とて何かの被害をこうむっていたかもしれずその「もしも」を考えると、からだが震え、血の凍る思いをしたものだった。 なんだか、また長くなってしまったが…(苦笑)年末年始は、何かと忙しく、また気のゆるむ時期でもある。今これを読んでいるみなさん、火の元、戸締りにはくれぐれもご用心!!
2008.12.30

HAPPY BIRTHDAY!!我が家の王子、マイキーが2歳になりました~☆(ついでにこのブログも、開設1周年) マイキーがやって来てからのあゆみを振り返ってみると…2007年・2月21日 我が家にやってくる・生後4ヵ月の頃、自転車の前カゴから落ちるも、空中で一回転した上、お座りの状態で着地するという神がかり的奇跡をみせる・散歩中、あまりに引っ張る姿に、見知らぬおばちゃんから「あほ犬ですか」と尋ねられる この汚さが手作りの証!?今年のケーキ 2008年・おせち料理を盗み食う・一万円札を食べる・セラピー犬の認定試験に合格する・お仕置きのために閉じ込めた部屋のドアを勝手に開けて脱出してくる・お米の袋に突進し、部屋中を米の海にする・訓練競技会で一席を獲得、訓練所のホームページに雄姿を掲載される・飼い主を捻挫させる(ただいま捻挫中です…) ↑ケーキに突進して怒られ、誕生日なのにテンションダウン…↑ ↓でも、怒られたことは、2秒で忘れる↓ 賢いのかアホウなのだか分からぬ、しかし品性正しき好青年へと成長してくれているマイキー。大きな怪我も病気もせず、無事育ってくれたことに感謝しつつ、今後ますます清く・正しく・おもしろい三枚目道を究めてくれることを期待して…マイキーくん、お誕生日おめでとう!! プレゼントであるクマのぬいぐるみと一緒に…
2008.12.24

クリスマス市(いち)に行ってきた。 有名な催しらしく、テレビなどでも紹介されていたから、ある程度の人出は覚悟していたが、この時期のイベントの混雑は想像以上。立錐の余地もない人並みを目の当たりにすると、田舎者の私など、ウッと気持ちが後ずさる。マイキーをこんな場所に連れて来て、大丈夫だろうか…入り口で、もぞもぞ逡巡していると「きゃー。わんちゃん!カワイイ~~!!」の声。会場に入る前から犬好きの人たちに取り囲まれてしまった。 それにしても、マイキーの賢さには、いつもながら感心する。以前にも少し書いたが、マイキーは、雑踏やイベント会場に来ると、やんちゃな素顔を封印し、都会的なジェントルマンへと変貌するのだ。自分勝手が許されない場所のあることがわかっているのだろう。落ち着いてはいても、決しておとなしくはない性格のマイキーが、場をわきまえ、飼い主を仰いで行動する、これは、普段の姿を知っている私にとっては、感動の光景である。しかし、礼節を求められる状況とは、犬にとって、いくぶん無理を強いられる状況でもあるだろう。この日撮った写真の表情から、マイキーのいつにない疲労を感じ取るのは私だけだろうか。 ↓市でマイキーと一緒に買ったサンタのメモホルダー↓ これまでのマイキーは、どちらかといえば我が強く、わが道をゆく唯我独尊型の性格特性が際立っていたように思う。しかし、その一筋縄ではいかぬ頑固さは、訓練の過程で昇華され、飼い主に対する一途な忠誠心へと姿を転じた。一般に、そのことを、扱いやすい犬になった、というのかもしれない。しかし、扱いやすい犬とは、こちらの要求とあらば、多少の無理を押しても応えようとする犬である、そう言ったら言い過ぎだろうか?この日、集まって来た人たちに静かに応対しながら、一方で、評価を求めるかのように私の顔色を窺い続けるマイキーを見ていると、いとおしさを越えて、たまらなく切ない気持ちになってしまった。 これまで、私とマイキーは、いわば仲の良い友達だった。しかし、いつしか私たちの間は、主従を軸とする関係へと変化している。(少なくとも私にはそのように見える)主従関係。それがどういうものなのか、その片鱗をのぞき始めたばかりの私には、まだわからない。しかし、ひとつ想像できるのは、この段階おいて、ヒトは犬を今まで以上に繊細に扱わなければならないということだ。 マイキーは、二歳になる。陳腐な言い回しだが、ここからが、私たちの関係のほんとうの始まりだという気がする。新たな一年、そして新たなカンケイ。大切に育んでいきたい。
2008.12.23

ただいま完全に電池切れです管理人maimaiですこんにちは。12月に入ってから、友達が入院するとか、親戚に不幸があるとかで、あんまり嬉しくない忙しさが続いていまして、あっちこっちと動きまわっているうちに、さすがに疲れが出てきました。…とか言いつつ、またどーでもいいことに行数を使って、アタマを疲弊させてしまってますけれども。えー、さて、今日のブログ。文章を考える脳みそがないので、写真メインの更新。クリスマスの日めくりカレンダーの要領でお届けします。あ、ツリーの写真ばっかりで、前回と代わり映えしないって言わないでね。では始まり始まり。 12月20日 クッキーモンスタークッキーを焼いてオーナメントに見立て、ミニツリーに飾ってみました お菓子のなる木があったらいいな、という子供の夢は、わんこの夢でもあったようで我が家のお犬様、なにやら仔細らしい顔して現れたと思ったら むふぅ 暴走っっっ 作って、飾って、食べる。三度楽しいはずだったのにコヤツにそんな楽しみ方は、100年早かったようです。 12月21日 灯台元暗しもしもし、そんなに必死で私の持ってるクッキーを見つめなくても、あなた、胸にクッキー付きのネックレスをされてますよ。 12月22日 なんだ、このすばらしい集中力は! 12月23日 サンタさんにはバケツいっぱいのクッキーをお願いしました 24日はマイキーの誕生日。その模様は次回のカレンダーで…ではみなさま、楽しいクリスマスを!
2008.12.20

ここしばらく、身辺がやたらに騒がしく、家のこともままならなかった私。(とか言いつつ、ヒマを見つけてはブログ更新してたけど…^^;)目の前の雑事に追われる日々が続くうち、気がつけばもう12月も中旬。慌ててクリスマスの仕度を始めました。 ツリーを出していると、やっぱり来た、このひと。 え?ぼくのこと? 別のツリーにも、忍び寄る… うちにクリスマスツリーを出すのは、マイキーが来て以来初めて。大騒動になることを予想して、気合を入れて準備に取りかかったのだけれどデッカイからだでおじゃま虫してくれる以外は、思ったほどヤンチャもせずツリーを倒すとか、オーナメントをかじるとか、持ち去るとかの被害件数は、奇跡的にゼロでした。 (これが「嵐の前の静けさ」、とかいう凶兆でないことを祈る…) クリスマスツリーが家の中にあると、和みますよね~。ツリーを見ながらワインを一杯。これが目下の楽しみです。
2008.12.14

2,3日前から、しきりに足の裏をなめていたマイキー。見ると、左前脚の肉球の間が、真っ赤にただれている!慌てて病院に連れて行くと、「指間症」と診断されました。指間症というのは、細菌感染による炎症の一種で、病気自体はたいして珍しくもないそうですが、犬が患部を舐めることで悪化し、病状が足裏全体に拡散したり、時に、足がパンパンに腫れあがることもあるのだとか。幸い、症状は軽いので、内服薬と患部の消毒ですぐ治るとの話でしたが、先生、ひとことおそろしいことをいってくれました。「薬の副作用で、食欲が増進します」ひえ~~。ただでさえ食欲旺盛なマイキー。おぬし、これ以上はらぺこ度をアップさせるというのかっ。 この年末、我が家のお財布事情は、いちだんと冷え込むことになる…かも!? 生まれてはじめて病気にかかりましたワン
2008.12.12

9日はアンバーの月命日。お供えに、大好きだったふわふわケーキを焼いてみました。 写真を撮っていると、おなじみあの方登場 最近、私が台所にカメラを持ち込むと、必ずやって来るようになったマイキー。毎度毎度、オヤツを作ると写真を撮り、写真の後にはオヤツをあげる、のパターンを繰り返していたので、いつの頃からか、台所にカメラ→慌てて飛んでくる、の行動をするようになってきました。こういうの、古典的条件付け、とか言うんですよね、確か。(え?違う?違ってたら、ちょー恥ずかしいけど、なにぶん門外漢なもので、笑って許してぇ~)本来なら、「本能に強く働きかけてくる刺激」とペアで起こるはずの反応が、「それ自体では何の意味もない刺激」といつのまにやら結びついて、この「意味のない刺激」を提示するだけで反応が起きるようになる、とかなんとか。なにがなにやらようわかりませんなあ。自分で書きながら??と、目が点になってますけれども、たぶん、これって、イワユル「パブロフの犬」の話ですよね。それにしても、わたくし、この「パブロフの犬」の話を思い出すたびに、悲しい気持ちになりますですだ。理由については…たぶん誰も興味ないと思うけれども、ま、勝手に喋らせてもらいますと… パブロフの犬、ってのは、ご存知の通り、実験台に縛り付けられた犬が、ベルの音が鳴ると同時、またはその直前に食べ物を与えられるという状況を繰り返し繰り返し提示されるうち、ベルの音を聞いただけで、実際の食べ物がなくても唾液を出すようになることがわかったと。で、今言った現象を「条件反射」と呼びましょうと。さらにそれからそんでもって、条件反射を引き起こすための手続きのことを「条件付け」と呼びましょうとパブロフさんが言いましたと、そんな話ですよね。で、この話の何がかわいそうって、アナタ、犬だって、ふつうに生きているかぎり、感情もあり、犬格もあるわけですよね。それを、実験では、犬は台に縛り付けられて、知覚とか、判断とか、自由とか、主体性とか、ぜんぶ剥奪されて、完全なモノ的立場におとしめられているわけですよね。ここでひとくくりにされているパブロフの「犬」たち他、いろんな実験室でいろんな実験に使われ、想像するに耐えないような過酷な一生を送った犬たちがいっぱいいます。(もちろん、猫とか、うさぎとか、猿とか、あらゆる動物達の犠牲の上に我々の生活は成り立っているわけですが)そういう彼らのことを思うと、ああ、つらかったろうなあ、みじめだったろうなあと、わ、わだぐじ、柄にもなく、な、な、涙がででぐるでず… ☆ ☆ ☆…あ、こんな話、もういいスか。そうスか。今回は短くまとめようと思っていたのですが、また長くなりました。最近、文字ばかりで、ブログの画面構成が、かなり、ひとりよがりのウザいかんじになってきてますごめんなさい皆様。とっととまとめます。 ☆ ☆ ☆9日は、アンバーの月命日。アンバーの冥福を祈ると共に、実験室で一生を終えていった、名もなき動物たちに思いを馳せて…合掌。なんか強引にまとめすぎたか…
2008.12.09

諸君っ!今日は、第一精鋭わんわん部隊、マイキー隊員によるボール救出訓練の模様を公開するっ。マイキー隊員には、この要塞↓のどこかに隠されたボールを見つけ出し、持ち帰るという任務を遂行してもらうっ。では訓練始め~~~~っ! まずは俯瞰で全体を見渡して… おっ、あんなところにあるぞ ターゲットのありかを早くも突き止めたマイキー隊員、救出に向かうが、チャームポイントの短足が災いし、ボールに手が届かないっ。 ううぅ… なんという失態!ターゲット目前にして、まさかの救出失敗か…。会場が悲観的なムードに包まれたその時、不屈のマイキー隊員、階段をひとっとびで飛び上がり、果敢にも空中トンネルからのアプローチに挑みかかったぁー! 突撃開始~ うりゃ~~~ 滑りやすく足場の悪い地形と四方に迫る闇が、隊員の行く手を阻む。しかし、難攻不落の要塞も、マイキー隊員の不屈の闘志と卓抜の運動神経の前にはまったく効をなさない。おーっと、隊員がボールをゲット。ターゲットを確保したマイキー隊員が今、我々の前に雄姿を現したーーーっ! 満身創痍の隊員 最後はスベリ台を滑り降り、無事帰還。ターゲット救出に成功! 見よ、これが恐怖にうちかつ不屈の姿だ ぐっじょーぶ!マイキー隊員。以上でマイキー隊員による救出訓練を終了する!敬礼っ!
2008.12.07
皆様ごめんなさい!最新記事、「夜更かしにご用心」は、うっかり日付を間違えて、12月4日づけで更新してしまったため、前回の『「犬の老いじたく」を読んでみた』の前に差し込まれてしまってます。この告知の、前の前のページに確かにありますので、このままお帰りにならずに、いったん戻って読んでいただけると、管理人、大感謝いたしますっ。お手数おかけしてごめんなさい~~~
2008.12.06

書店で「犬の老いじたくー愛犬の老化と向き合うために」(中塚圭子著)という本を見つけた。神戸で「老犬教室」を営む著者が、生徒たちの身に起きた症例を示しつつ、老いとその対策を教授するという内容で、まだ二歳にもならないマイキーには、切実な問題ではないのだが、いずれ行き着くところである。気になって、読んでみた。 この本には、16の症例が掲載されている。犬と暮らしている以上、どの症例も、他人事ではないだけに、読み進めるのは、正直、辛いものがあったが、中でも、ひときは不安をかきたてられたのが、次のケースだ。「若い時の足腰の酷使に注意ーアジリティーの女王から寝たきりになった小麦ちゃん」本文には、「若い頃元気に走り回っていた犬であっても、いえ、むしろ走り回っていた犬だからこそ、足腰から衰えることも多いものです。」とある。胸がざわつく。マイキーは、運動要求の高い犬で、アジリティほどではないにせよ、毎日、走ったり、ボールを追って飛び跳ねたり、日々かなりの運動量をこなしている。もちろん、疲れが見えたら散歩を早めに切り上げ、充分休息をとらせるよう注意してはいるのだが、本人は、めったなことで疲れず、また、疲れたところで、昼間ぐっすり眠れば夕方には体力が回復、身体をもてあまし始めるため、結局、一日二回、走らせ、歩く、というけっこうハードな散歩内容になってしまう。(ちなみに散歩は一日3時間くらい)アジリティの運動量がどれほどのものなのかわからないので、ウチの場合に即結させて、むやみに不安がる必要もないのだが、若い時に身体づくりに励んでおけば、足腰が丈夫になるとの素人判断で、たいした考えもなく運動させていた私には、少々ショッキングな話であった。 本の中には、自宅で出来るストレッチの方法も紹介されている。しかし、やりかたを誤ると、関節を痛める恐れがあるそうだ。マイキーの運動量が減ることは、これからもしばらくないだろう。機会を見つけて、ドッグマッサージなどの講座を受けてみようか。そんなことを考える今日この頃である。
2008.12.05

少し前の記事に、「珍獣の一日」と題して、マイキーのおおよその生活習慣を示したことがあるが、そこで書いたように、マイキーは、夜9時には寝かしつけられる決まりになっている。といっても、そうたやすく眠れるはずもないので、意味合い的には、遊びが終了する時間と言った方が近いのだが、9時を過ぎたら騒がず、静かにするように、毎日毎日言って(叱って?)聞かせるうちに、たいていは自然と寝るようになり、遊び足りないときでも、もう寝る時間でしょ、と言うだけで、諦めて体を横たえるようになってきた。ところが最近、クリスマスのイルミネーションを見に行くなど、夜出歩くことが増えてきて、これまで朝型だった生活が、夜型に傾き始めた。眠る直前まで暴れているようなハイパーなマイキーだが、同じく活動するにも、家の中で遊ぶことと、屋外を出歩くこととでは、受ける刺激の質・量共に大きな違いがある。遅くまで出歩くことで、生活リズムにも狂いが出ていた。徐々に疲れがたまっていたのだろう。どことなく様子が違うと思っていたら、とうとう体調を崩してしまった。 幸いたいしたことはなく、多少の軟便傾向があるのと、胃液を少し吐き出した程度で、元気はいっぱい。散歩の時も、いつも通りはりきっているから、しばらく休めばすぐ快復すると思う。ただまあ、ヤツの眠ることといったら!これまで四六時中暴れたがり、事実、暴れまわっていたマイキーが、今、犬が変わったように眠り続けている。そのむさぼるような眠りを見ていると、ああ、やっぱり疲れていたんだなあと、最近の不規則な生活を反省させられた。規則正しい生活と「ほどほど」の精神。健康に必要な要素は、犬もひとも変わらない。どうやらマイキーも、不死身の珍獣ではなかったようだ。
2008.12.04

朝、信号待ちをしていると、風にあおられた新聞紙が車道を舞っているのが目に入った。マイキーは、身を乗り出し、目で行方を追っていたが、それ以上姿勢を崩すことなく座り続けている。えらいなあ、と思う。去年の今頃は、動くものなら何でも追いかけていたっけ。枯れ葉、ビニル袋、猫、紙…突然飛び出されて何度転びそうになったろう。訓練に通って一年になる。思えば戸惑うことばかりだったなあ…。あれこれ思ううち、懐かしくなり、家に帰って訓練ノートの最初の項を開いてみた。 第一回訓練 ~呼び戻しとショックの入れ方~目標:犬が明らかに指示を聞けない状況で、敢えて呼びをかけ、すぐに戻って来られるようにする具体的には1、犬を好きなように歩かせる2、犬が地面の匂いを嗅いだり、他の犬の方に行こうとしたら、「気付かれないように」「なにげなく」(←ここが大事!気付かれたら、犬はすぐこちらについて来る)後ろに下がる。3、「来い!」で呼ぶ4、反応しなければ、思いっきりショックを入れる。来なければ、来るまで何度でもショック。 だらだら来てもショック(ただ来たらいい、というふうには教えない。呼ばれたら慌てて来るように)5、来たら、すぐほめる。(犬がこちらに向かっている間は、こちらから迎えに行ったり、手を伸ばしたりせず、声だけで励ます(手を叩くのはよい)。確実に手元に来るまで、撫でてはいけない) とまあ、これだけのことなのだが、なかなか出来なかったことを覚えている。単純にどんくさいのもあるが、それまで読んでいたしつけ本の影響で、私には、呼びながら小走りで後ろに下がるという癖があり、これがなかなか直らなかったのだ。なぜ、この癖がよくないか。答え。後ろに下がってしまうと、犬は単に動くものを追っているだけで、指示に従ったことにはならないから。 この答えを聞いて、え?と思わないだろうか。私は、思った。いや、私だけでなく、今これを読んでいるたいていの方は、驚いていらっしゃるのではないかと思う。というのは、われわれ一般の飼い主は、しつけ本などで、だいたい次のような考えに親しんでいる(と思う)からだ。犬をトレーニングする時は、最初から完成度の高さを求めず、まずはオヤツやヒント(体符)を多用して、合格点を低く設定しておく。それから徐々に難易度を上げ、理想のカタチに近づけるのが、犬に負担がなくかつ最善の方法である、と。どうだろう。これが我々になじみのある考え方ではないだろうか。それを、この先生は、いきなり最終関門から入ると言っている。しかも、まだ何も教えられていない犬になぜそんな厳しい方法をとるのか。私は、面食らい、少々の反発を覚えながら、理由を尋ねてみた。 先生は言う。誘惑もない易しい状況(例えば、対面した状態で、人間がオヤツを持っているような)で呼べば、どんな犬でも帰ってきて当然だ。犬がもともと出来るようなことを練習してどうなるのか、と。「呼び戻しを教える意義は何ですか。犬の命を守るためですね。例えば、猫を追いかけて道路に飛び出したとか、勝手によその犬のところに走って行ったとか、そういう不測の事態が起きた時、とっさに犬の動きを封じ込む、そのために徹底して教え込むんでしょう。あなたの犬は、何かに心引かれている状況で呼んでも、帰ってきますか?失敗するでしょう?だったら、最初から犬が失敗する状況で、犬に有無を言わせない方法を用いて教えるのが妥当ではないですか。それがマイキー君に必要な訓練なのだから。 ☆ ☆ ☆ ☆そもそも、犬は何に従うのでしょう。人間の「言葉」ですね。それを、最近では、あなたの言うように、犬に負担をかけないといううたい文句で訓練を軽くし、なんでもかんでもオヤツで釣る。体符を出す。犬が考えたり、行動を選択する前に、全部人間がお膳立てしてくれるので、犬にしてみれば、さほどすることがないわけです。例えば、対符を多用して訓練された犬を、言葉だけで動かそうとしてみてください。そういう犬は、自分の力で正解したことがないから、体符がなくなるとたちまち何をすればいいか、わからなくなる。(ちなみに、体符を出さなくても、リードを張った状態で訓練してしまうと、犬は、首に感じる微妙な引きに吊られて動いているだけなので、ノーリードに進んだ時に、動きの質が一気に落ちたり、出来なかったりする。いずれにせよ、言葉以外のものに頼って訓練しても、理想的な動きは得られない)さあ、困った。じゃあ、どうするかと言ったら、先生が出てきてこう言うわけです。「マイキーちゃん、これからは上級編ですよ。今度は、体符のない状況で練習してみましょう。」 「言葉」に対して、自分の意志で従わせるように訓練しなければ、結局、状況の如何によって出来が左右される(興奮しているから出来ないとか、犬が多くて気が散るから言うことを聞かないなど)というような無様な結果が生じてきます。だから、犬には、少々難しくても自分の力で正解させなければならない。助けたくなるところを、ぐっと我慢しなければならない。一見出来たように見えるのと、本当に出来たのとはまったく違います。形だけそれらしくつくって、実践でまったく用をなさない「トレーニング」、あなたは本当に必要だと思いますか。」少し長く書きすぎてしまった。書いているうちに、どうも話がぼけてしまった気もするが、まあ、これが私が訓練の初日に聞いた説明の概要というところだろうか。まだまだ書き足りないことだらけだが、それはおいおい語ってゆくことにして…今日はこの辺で引き上げようと思う。ここまで読んでくださった方、もしいらっしゃったら、おつきあいいただき、感謝申し上げます。最後になりましたが、この文章は、特定のトレーニング方法を推奨または否定する目的で書いたものではありません。その子にあう方法がもっともよいトレーニング(訓練)だと思いますので、ご理解いただきますようお願い申しあげます。 ぼくからも、申しあげますっ。
2008.12.03

マイキーと散歩していると、行く手に、テレビ局の撮影隊らしき軍団が。うっかり写りこむのはいやなので、きびすを返し、来た道を戻っていると、すみませ~~~ん背後から、息せき切らした男性の声が追いかけてきた。「テレビ局の者ですが、ワンちゃんと一緒に、この道をカメラに向かって歩いて来てもらえませんか」ひえっ。出演依頼!?人一倍気の小さい私、テレビと聞くだけで動悸が早まり、たちまち目の前がくらくらしてくる。こんな状態でカメラの前なんぞに立たされたら、それこそしゃっちょこばって恭々粛々、右手と右足同時に出して、よろめき、ころがり、そのくせ要らぬ流し目などして失笑を買い、撮影隊の今夜の酒席で笑いの種になるのは避けられまい。ムリです、ムリ。お断りします。言下に答えて逃げ帰った。しかし、人間の心は不思議なもの。出演する心配がなくなってしまうと、途端に気が大きくなって、やってみればよかった、と今ごろ悔やみ始めている。マイキーと共に、世界に二つとない記念を作れたのだ。ああ、逃したチャンスは大きい!? ~幻の出演スポット写真集~ここ↓が撮影協力を依頼された道。もう少し先には、なんと、あのチェ・ジウが撮影に来ていたという広場がある。この写真、秋のパリみたいでしょ(そう思ってるのは私だけか?) 歩行者・自転車専用なので、散歩には安心。撮影時には、他のわんこもたくさん歩いていたのに、マイキーに目をつけるとは、撮影隊も、お目が高いっ! これまたパリからぼんじゅ~るな一枚。せっかくかわいいのに、ヨダレと鼻水が白く光って、生クリームをこっそり食べてきたひとみたいになってるのが、ちょい残念… この一件以来、マイキーをペットモデルオーディションに応募しようかと密かに目論み始めている欲深い管理人maimaiでした。
2008.12.01
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