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another world
すれ違い
~2005.9.12~
リカはブログを携帯で見ている。
だからコメントも見れないし、フリーページも見れない。
リカのいる店で私のブログを見てくれている人がいる。
その子とリカが仲が良い。
そしたら週末にリカが実家のパソコンからブログを見てくれた。
休みの日も気を使ってくれる。
うれしかった。
少しずつ近くなっている二人。
それが感じられる。
何気ない日常の中にリカがいる。
そして、
リカの日常に私が何気なくいる。
あたらしいメガネいい感じよ。
あたらしくブーツ買ったんだ。
そう、こういう他愛ないことがうれしい。
それだけで十分なのかも知れない。
私は徐々に変わりつつあるのかも知れない。
~強制?イベント?~
~2005.9.15~
今日体調が悪いの。
リカからメールが来る。
その後に
今日と明日どっちが都合いい?
そう、リカと話しをして月に4回だけ店に行く話しになった。
今週はどっちかにしか行けない。
内容をリカに聞く。
今日が強制指名日で明日がコスプレ。
前、仕事でどうしてもコスプレのときにいけなかった私。
だからこそ、コスプレの時がいいって思っていた。
だが、強制指名の当日でお客を連れてくることを考えると今日だろう。
私はいろんな事を考えてしまった。
そして、その結果。
私は今日を選んだ。
二人っきりになりたい。
いや、前みたいに近くにリカを感じたい。
手をつなぐことも出来ない。
ただ、一緒にいる二人。
それは幸せだけれど、もう少しだけを求めてしまう。
結局最近リカがはまっている蕎麦屋に行く事になった。
私はどこかにもどかしさを感じていた。
そう、気がついたら私は私を見失っていたんだ。
~変化を感じるとき~
~2005.9.15~
強制指名日。
蕎麦を食べて店に入る。
私は何回この店に来たのだろう?
数えるのも怖い。
いや、スタンプカードがあるからわかっている。
多分、一番店に来ているお客かも、知れない。
それはリカに会いたいから。
最近はただ純粋にそうかもしれない。
「ちょっとゴメンね」
バッティングしている。
リカの他のお客さんが来ている。
昔の私なら悪態をついていた。
今は笑顔で
「いってらっしゃい」
っていえる。
そう、ホンキだからこそ、笑顔になれる。
だって、仕事だから。
けれど、もっと特別を感じたい。
私はどこかで焦っていた。
それは終わりが徐々に近くなってきているからかもしれない。
~イベント~
~2005.9.16~
強制日が過ぎて次の日。
そう、今日はリカの店はイベントだ。
この日リカは撮影。
雑誌の撮影だ。
店のNo2だから仕方がない。
撮影が終わってからちょっと会う。
サンダルみたいからちょっと付き合ってね。
私は買い物に付き合うのが好きだ。
こういう日常の延長。
それがいいのかも知れない。
でも、どこかで二人っきりになりたがっている。
いや、リカの気持ちが知りたいのかもしれない。
私は確かめたいって思ってしまった。
~一つのおわり~
~2005.9.17~
この日、一つの事に決着を付けた。
家を追い出した彼女に最後の連絡をする。
あれから連絡を取り合っていない。
自然消滅でも良かった。
けれど、一つの決着をつけようと決めた。
この日、彼女と話をした。
リカのことは話していない。
そう、リカの存在がなくても私と彼女にはもう終わりはきていた。
きちんとした終わりを迎えたい。
私は彼女を呼んだ。
久しぶり。
他愛ない会話。
どこかぎこちない。
沈黙の後に、別れを言う。
今までの経緯から感じていたようだ。
波乱もなく別れが訪れる。
そんなものなのかも、知れない。
そう、3年の月日の終了にドラマは一つもなかった。
~運命の輪~
~2006.9.18~
別れは修羅場だったの?
リカからメールが来る。
確かにこの別れを切り出すときの彼女は
様子はおかしかった。
安定剤を飲んでいるという事も聞いていた。
だからこそ、悩んだ末の別れだった。
どんなになにを言われてもいい。
私はリカの元に行きたい。
誰に何を言われてもいい。
私はリカとともにいたい。
そう、この日から私は何かが変わったのかも、
知れない。
もう、運命の輪は戻れないところに動き出して
しまった。
~笑いについて~
~2005.9.20~
今度彼女との別れ話教えてね。
リカからメールが来る。
今日、リカは美容室にいっている。
待っている間暇らしい。
メールが来る。
私はこういうときなぜかリカが笑いそうなメールを
してくなる。
反応はリカからのメールで見ている。
ちょっとウケるんだけれど。
いいかんげんにして
怒るよ
怒った
そして、ホントに「怒った」とメールが来た後、メールが来なくなった。
やりすぎた?
私は不安になった。
不安になるくらいならそんな事しなければいいのに。
でも、私には無理だ。
後から聞いたけれど、美容室でリカは噴出してしまったそうだ。
でも、怒っていなかった。
他愛ない毎日。
こういう日々も幸せだと
私は思えた。
ただ、家に帰ると荷物がかなりなくなっていて
ほんのちょっと寂しかったが。
~距離~
~2005.9.21~
体調が悪いの
リカからメールがくる。
どうやら食中毒になったらしい。
気持ち悪い。
メールが来る。
でも仕事は休めない。
リカが同居している友達が世話をしてくれているみたい。
でも、おなかはすいているけれど、ご飯は食べれないみたいだ。
心配。
私はリカにぎりぎりに店に入れるように、
店前同伴をお願いした。
でも、良く考えると久しぶりの店前同伴。
不思議なものだ。
一時は同伴といえば店前だったのに、
最近はご飯を食べに行っている。
少しだけの変化はあるのかも知れない。
私はリカとの距離が解らなくなっていた。
~ゆとり~
~2005.9.22~
リカは翌日病院にいった。
食中毒だったらしい。
薬を飲んだら楽になった。
私はそのメールを見て安心した。
私もここ最近体調が悪い。
仕事の事もある。
上手くいっていない。
いや、はたから見るとそうでもないらしい。
けれど、
私の中では上手くいっていない。
空回り。
リカにも空回りしているのかもしれない。
私はもう焦らずにゆっくりしようって思った。
それが一番いいのかも知れない。
出来る以上のことはしないと決めた。
そして、
焦らずにゆっくり使用って思った。
少しだけ自分にゆとりが持てるようになった。
~待つしか~
~2005.9.25~
私の体調がここのところ悪い。
風邪も引いているけれど、ぜんそくにもなっている。
会社では同僚がずっと来なくなって仕事もちょっと増えてきて、
上手くまわっていない。
そういう時はリカからのメールで救われる。
Skoop On Somebody
聞いたよ。
って、メールが来た。
私が好きなアーティスト。
リカにCDを渡したんだ。
聞いてくれた。
それだけで十分。
でも、私の好きな曲じゃない。
私は待つしか出来ない。
ちょうどリカに渡したCDの中に入っている
「Amanogawa」
という曲のように。
どうしようもないけれど、
僕は君を待つでしょ。
そう、待つしか私には出来ないのだから。
~戻れない月日~
~2005.9.26~
会社の同僚がいきなり会社を辞めた。
びっくりだった。
確かにここしばらくは体調を崩していた。
だが、入社時から知っている人物。
相談も報告も何もなくいきなりであった。
確かに上司が変わって、見えないものが多くなっていた。
だから辛い気持ちもわかる。
だが、一言も相談はない。
これまでも、色々とフォローをしてきたつもりだ。
だが、思った。
私は何かを欲しくて何かをしていたのか?
それはリカに対してもそうなのかもしれない。
苦しんだからと言って報われる世界じゃない。
そう、それが社会だ。
私は自分の過ちに気がついた。
遅いかも知れないが。
~変貌~
~2005.9.27~
「料金体系がお試しで変わったの」
リカからメールが来る。
このところリカのいる店は危ないくらい人が入っていない。
大丈夫なのだろうか?
そう思う事が多い。
聞くと時間制限無しでいつまでも入れる。
もちろん追加で頼んだ料理屋お酒は追加になるけれど、
そのほかは定額。
私は行きたかった。
けれど、ここ数日体調がすごく悪い。
行きたいけれど、この体調で大丈夫なのだろうか?
私は不安を思いながら明日店に行く事を決めた
~あせり~
~2005.9.28~
朝起きて、風邪は治っていない。
でも、そんな事は関係ない。
私はリカと約束をしていた。
そう会うという事を。
約束。
いや、私はただ単に会いたいだけなのかも
知れない。
それは先月に比べると会う回数が減っているから。
そうかもしれない。
私はリカから
「辞めとく?」
というメールも無視して店に行く事を決める。
店に入る前にどこに行くかを話す。
私は二人きりでないと距離が近くなれない不安から
「カラオケ」
に行きたいといった。
カラオケで歌っていて、近くにリカがいる。
けれど、微妙に空気が違う。
そう、前のような空気じゃない。
私はどこかで焦っていたのだと
思う。
そう心の焦りから
リカとのすれ違いをしてしまったのだ。
~決断~
~2005.9.29~
私は焦っていた。
昨日のカラオケでもそれが良く解る。
私は確かな証拠が欲しかった。
いや、
焦っているのは気持ちを進めたいからだけじゃない。
そう、私はお金がなくて心にゆとりがなくなってきている。
だからリカに対しても優しく接し切れていない。
このままじゃダメだ。
私は自分の中である決断をした。
そう、もう決めたことだ。
~無理しない事~
~2005.9.30~
「お願いがあるの?」
リカからメールが来る。
月末。
今月の自分のポジションが気になっているはず。
基本的にリカは店のNo2.
けれど、その地位は安泰というわけでもない。
多分ギリギリなのだと思う。
けれど、私は決めたのだ。
そう
「無理はしない」
もう、お金がなくてあせるのはいやだ。
だから、無理はせずに出来るだけの事をしていこう。
そう決めたんだ。
すれ違いは仕方ないのかも、
知れない。
けれど、このまま優しい気持ちを忘れてまで
リカと接するのは
いやだ。
リカも
「今月は頼りきっていたしね」
とメールくれる。
次の日
「ポジションはキープできたから」
そのメールだけが唯一の救いだった。
一つの変化がおき始めていた。
~同じではいられない~
~2005.10.2~
最近店にお客が少なくなってきた。
原因は感じるところもある。
ここ最近料金体験を変えすぎてきている。
そのため、お客が根付かなくなってきている。
そんななかリカと仲の良かったキャストがとんだ。
徐々に店が変わりつつある。
仲良かったキャストがいなくなっていく。
そして、ボーイもいなくなっていく。
いつまでも同じではいられないのかも知れない。
ふとそう思ったわたしであった。
~思いは届かず~
~2005.10.4~
最近店にお客が入っていないみたいだ。
夜でもリカからメールが来る。
「今お店誰もいないの」
多分ボーイや社長から言われているのかも知れない。
誰か呼べないのかと。
そう、私は決めたんだ。
無理に店に行かない。
そして、リカの誘いも時には断る。
そうでないと、私が私でいられなくなっていく。
「今日体調悪くって当欠したの。
そしてら名指しで怒られた」
リカからメールが来る。
無理をしている仕事だから、
体も壊しやすい。
ご飯ちゃんと食べているのかな?
心配するレベルがもう恋人じゃなくなってきているのかも、
しれない。
けれど、私には心配することと祈ることしか
出来ないから
スーパーで惣菜をかったというリカからのメールだけじゃ
この心配はなくならなかった。
いつか違う世界でリカと会いたい。
そう思うようになった。
~いいのかも~
~2005.10.5~
変則的な時間にリカからメールが来る。
「赤坂で前に店にいた女の子とお客さんと
3人でご飯している」
しかも食事なのにリカは食べていないらしい。
まあ、この女の子からの御願いなら断れないリカは
良く解る。
「タクで新宿かえるから」
そんなメールに
「じゃあ、愛のロマン飛行しようか」
なんて、メールを返した私。
「笑わせないでよ。
愛のロマン飛行したいの?」
他愛ないメールを繰り返す。
それだけで幸せ。
これで、いいのかも
知れない。
そう、いいのかも。
~気がつけばいつも~
~2005.10.7~
今日は会社の飲み会だ。
全国の営業所の所長が集まってくる。
会議前の決起大会。
リカにそのことをはなす。
「誰か連れてきてよ」
いや、それは出来ない。
前は後輩を連れて行ったが、最近は心を許せる人が
一人もいない。
そう、会社では足の引っ張り合いがある。
何でどういわれるか解ったものじゃない。
今までもないことをうわさにされて大変なのに。
私はこの日は店に行く気はなかった。
「今度ジンギスカン行こうよ」
リカからメールが来る。
飲み会中もメールが来る。
「今日来店予定ないの。
どうしよ。
ピンチです。ピン子です」
でも、私は決めていた。
店に行かないと。
そう、行く回数を考えないともうお金が持たない。
すでに、毎月月末はお金がなくなっている。
その時の収入を全て使っているからだ。
まだ、月初。
こんな時期に飛ばしたら後々大変だ。
私はそう思っていた。
けれど、気がついたら店に行っていた。
やはり心配だったから。
いや、ただ単に会いたいだけだ。
どんな理由をつけたとしても、、、
~今だけで~
~2005.10.11~
リカが最近はまっている
ジンギスカンに行く日が決った。
13日だ。
ここ毎日のように店の子といっているらしい。
最近店の女の子も新しい子が増えた。
残るのか、辞めるのか、私には解らない。
それに他の子と仲良くなっても連絡先を知る事もない。
不思議なものだ。
一瞬の出会い。
楽しく会話しても次があるかどうかも
解らない。
他の子の中で私はどんな記憶で残っているんだろう?
そして、リカの中で私はどんな存在なのだろう?
答えなんて知らなくても良い。
ただ、今だけを見ていよう。
もう少しだけは。
~今はまだ~
~2005.10.13~
最近私もリカとの待ち合わせになれてきた。
「今日7時半に待ち合わせしない?」
リカからメールが来る。
約束をしていたジンギスカンだ。
「わかったよ」
そういいながら、私は7時半まで会社で仕事をしていた。
問題ないはず。
そして、それから出かける。
ジンギスカンのある店は南口。
「Gapのところにいてて」
私は7時45分くらいについた。
だが、リカはまだタクシーに乗っていた。
大体待ち合わせ時間から30分後が目安だ。
徐々にリカとの付き合い方にも慣れてきた。
そうこのペースなんだ。
私に不満はない。
それにジンギスカンもおいしかった。
そう、今はまだこれでいいのかも知れない。
~ただそれだけなのに~
~2005.10.15~
今日は会社の飲み会だ。
リカからメールが来る。
「飲み会終わったら店にきてよ」
複雑な気持ちだ。
店に行きたいけれど、最近は預金額にゆとりがない。
そう、月末にはギリギリの生活をしている。
何も考えないように。
ただ、それだけを思って生活をしている。
だからこそ、月四回と決めたんだ。
だけれど、リカからは4回以上営業が来る。
全て受けたいけれど、受けられない。
近くに行きたいけれど、行けない。
私は思いを決めてこの日は店に行かなかった。
ただそれだけなのに罪悪感が私を埋め尽くしていく。
ただ、それだけなのに。
~とても辛いことよ それは辛いことよ~
~2005.10.17~
「今日風邪引いて辛いんだ。
店前同伴できる?」
リカからメールが来る。
今日は強制指名日らしい。
体調が悪くてもどうしても休めない。
ま、こう何かの時に一番私に声がかかる。
うれしいけれど、複雑。
「他の人頼ったほうがいい?」
なんていわれると、すごくなんともいえない気持ちになる。
私だけのリカでいることなんてない。
確かに、私以外に頼る人がいるほうが、この仕事はいいはず。
でも、そうなると私はやっぱりやきもちを焼いてしまう。
仕事の関係もあり、ギリギリにしか店にいけない。
「それでいいよ。
ゆっくり休めるから」
リカにギリギリまで家で寝てもらった。
コレでいいのかも知れない。
私はこの距離でいることをリカと約束をした。
そう、触れる事もなく、近づくこともないこの距離でいる事を。
~心配の空回り~
~2005.10.18~
最近私もリカも体調が悪い。
私はもともと体調を崩しやすいが、リカは仕事柄どうしても厳しい時が多い。
無理してお酒を飲まないといけないし、睡眠時間も不規則になりがちだ。
体を壊しても不思議はない。
心配だけれど、前みたいにずっとリカに会いに行く事も出来ない。
そう、出来る事が少なくなってきている。
お金なんてあってもなくても気にしなかったのに、
お金がないと何も私はリカに出来ないのか。
自分個人ではなくすごく財力の力をしった。
けれど、私はコストを抑える方法しかしたくない。
そう、私はどうしても白いままでいたかったんだ。
過去に多くの黒を見てしまったから。
~立ち止まれない~
~2005.10.19~
私は風邪とぜんそくを併発してしまった。
こうなると薬も飲みにくくて大変である。
けれど、リカの体調も良くないらしい。
明後日からリカは出かける。
そのため、今週は今日と明日だけしか仕事が出来ない。
店に来て欲しいというリカの気持ちは解る。
こういう時に頼めるのは私だけらしい。
確かに頼られるのはうれしい。
けれど、私の体調から考えると厳しいのが現状だ。
思考もままならないけれど、私は今日はゆっくり休むことを決めた。
そう、明日店に行くために。
「生き急ぐ」
それが私だからだ。
こんなところで立ち止まれない。
私はもう止まれなくなっているんだから。
~いき急ぐ~
~2005.10.20~
この日私は店に言った。
それはある意味無茶だった。
まだ良くなってはいない。
たばこの煙を吸った瞬間にせきが止まらない。
いや、おしぼりをくちに当てていないと
せきが止まらない。
「大丈夫?」
リカにもリカの仲良い人にも言われた。
「大丈夫だよ」
信憑性のない声だけが響く。
私には店に来ることしか出来ないから。
そう、それ以外でリカに何かする事が出来ない私。
私とリカをつなぐにはそれだけしかないのだから。
~特別な存在を感じられる時~
~2005.10.25~
私はあれから体を休めていた。
そう、ぜんそくをなおすため。
その間リカは友達と出かけていた。
多分、仕事以外での友達と会う事は今のリカにとっては
たいせつな事だと思う。
毎日、頑張って、
辛い思いして、
でも、笑顔で頑張って、
だからこそ気心知れた人との時間は必要だと思う。
そして、その後東京に戻ってきてすぐに私に連絡をくれる。
それだけ私はうれしい。
待ち合わせ時間が決る。
7時半にしよう。
いや、8時。
8時半。
時間なんて関係ない。
だって、リカと会えるんだ~
思えばこのときが一番楽しかったのかも
知れない。
預金額もギリギリゼロにならないように調整をしていたし。
~モーニングコール~
~2005.10.26~
25日、店でリカと話していた。
「いつも何時に起きるの?」
「6時50分だよ」
「じゃあ、起こしたげる」
なんて、他愛ない会話をしていた。
メール来るのかな~
なんて、ちょっと思ってた。
いや、うれしかった。
気がついたら、疲れていつも起きれないのに、
この日は6時30分に目を覚ましてしまった。
そして、携帯を見ている。
そう、待っていたんだ。
メールが来るのを。
そして、
リカからメールが来た。
うれしかった。
「今起きたよ、ありがとう」
そう返事をする。
他愛ないことでもうれしいと感じる私。
そう、幸せなんて些細なものだ。
多くを望んではいけない。
そう思う事に決めてたんだ。
~新たな出発~
~2005.10.27~
今日からリカは新しい店での勤務だ。
前々から今いる店の雲行きが怪しく、社長が新たに店の近くに
新店舗を出した。
リカがいる店からも何人か女の子を連れて行く。
そう、多くは新たに採用した女の子たちだ。
「緊張する~」
リカからメールが来る。
次の日、ちょっと業者と打ち合わせでのみに行こうとしていた。
だが、ちょっと予定が崩れてしまっていた。
「え~これないの」
すごくこまっていた。
どうにかしないと。
私は一人で店に行く事を決めた。
~新天地~
~2005.10.28~
「新しい店は高いから気をつけてね」
リカからそういわれた。
確かに料金体系を見るとかなり違っている。
TAX25%
同伴料
基本金額
お金は確かに上がっている。
でも、新店になっていかないわけにはいかない。
「今日は同伴じゃなくてもいいよ~」
メールがくる。
ここ最近店に行く=同伴してからだったから、
不思議だった。
他にお客さんが来ているのかな~
私はそう思った。
「他にお客さん呼んでないし。
これでバッティングしたらそれこそまぐれだよ」
リカからメールが来た。
新しい店は前と違って入りやすいところにあった。
けれど、逆に入りにくくもあった。
隠れ家的じゃないから。
前より広く、そして、改装された後が感じられた。
なんだか、キャバクラっぽい店だ。
あんまり気に入らなかったけれど、それは
前までが居心地が良かったから
かも知れない。
私はまたこの場所でリカと頑張ろうって思うようになった。
~変わる世界~
~2005.10.29~
新店はどんなかんじ?
リカから聞かれた。
確かに前の店と比べるとキャバクラっぽくて好きじゃない。
私はキャバクラが好きじゃないから。
だからこそ前の店の雰囲気が好きだった。
もう動き出した流れは戻らない。
そう、解っている。
でも、少しだけ私は前の店を
思い出していた。
変化に対応できない自分はいやだ。
これは仕事でも同じ。
私はこれから変わる世界に
ついていこうとした。
それは、想いもひっくるめて。
~後悔なんて~
~2005.10.31~
私の体調はどうも悪い。
いや、ぜんそくがなおらないのだ。
しかも、職場で周りの人がタバコを吸う。
リカからメールが来る
「具合はどう?」
そう、末日だから最後の売上げが必要。
その思いは解る。
それに、私は今はこの距離を保つ事を
考えている。
前に進めたいけれど、何も出来ない。
予定では業者と行く予定だが、それも流れた。
まぁ、予定なんてそんなものだろう。
一瞬頭によぎる。
「今日は体調が悪いから店に行くのは辞めておこう」
多分、普通の人ならば、そうするだろう。
でも、ホントにそれでいいのか?
何を守るって言うんだ。
もう、守るものなんてない。
私は生き急いでるんだろう。
自分の気持ちに素直になればいい。
私は自分の体が悲鳴を上げているのにも係らず、
リカに会いにいった。
~不安を呼び寄せて~
~2005.11.3~
体調は徐々に良くなってきた。
前は絶対1日には店に行っていた私。
そう、1日から売上げが上がるのは安心できると思うから。
でも、今はどっちの店にいるのかもわからない。
リカからはメールが来ないからだ。
「私はホントにリカの特別なのだろうか」
たまに不安になる。
それはリカの状況がわからないからだ。
「体調どう?」
メールが来る。
「あ、給料が出たから店に来てって事なのだろうか?」
私は考えがどうもストレートすぎる。
いや、なんだか売上げの事を考えすぎていて思考がちょっと
ダメになっているのかもしれない。
だが、リカからメールが来る。
「そういう意味じゃないけどさ」
メールが来る。
どうやら私は考えすぎてすれ違っているのかも
しれない。
私は自分で不安を呼び寄せていたのかも知れない。
そう思う事にした。
~きめたんだ~
~2005.11.4~
この日私は携帯を忘れた。
不安だった。
私とリカをつなぐものは携帯しかない。
だからこそ私は早く家に帰ろうとした。
でも、仕事はそういう時に多くやってくる。
いそいで、いそいで。
私はそして、家に帰った。
リカからは
「今日から新しい店なの」
メールが来ていた。
それからその後に
「え?シカト?」
そして、携帯に着信があった。
たとえ夜中にメールが来ても
今までメールを返していた。
ごめんね。
でも、家に帰ってすぐにリカから更に電話があった。
「ごめん、今日家に携帯忘れたんだ」
そういったら
「よかった。安心した。
変じないからなんか事故でもあったのかと思った。
死んだと思ったじゃない」
そういったリカの言葉は今でも覚えている。
私はこの心配がうれしかった。
でも、心配はかけないようにするから。
私はそう決めたんだ。
~ただかなしい~
~2005.11.7~
「ブルー・・・」
リカからメールが来る。
新しい店になじめていないみたいだ。
「いまどこ?」
メールが来る。
私は家に向かっていた。
「もうすぐ家なんだ」
私は店に行くべきかを悩んだ。
ただ、自分の体調のこともわかっている。
今無理が出来ない。
ゴメンね。
私は何も出来ない自分にただ
悲しいとしか思えなかった。
~すれちがい~
~2005.11.10~
すれ違い
最近リカとすれ違いが多い。
いや、リカからメールが帰ってこない
状況がわからないけど、
返事はないけれど
私はメールを送っている
そう、それくらいしかリカとはつながっていないのだから。
リカからメールが来る。
「ちょっとばたばたしているのよ」
一緒に住んでいた子が出て行くから、ばたばたしている事
新しく住むところを探している事
少しでもリカのことがわかるとうれしい
すれ違いなんて関係ない
そう思えるように変わってこれたんだ。
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