another world

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すれ違い



~2005.9.12~

リカはブログを携帯で見ている。
だからコメントも見れないし、フリーページも見れない。

リカのいる店で私のブログを見てくれている人がいる。
その子とリカが仲が良い。

そしたら週末にリカが実家のパソコンからブログを見てくれた。

休みの日も気を使ってくれる。
うれしかった。
少しずつ近くなっている二人。
それが感じられる。

何気ない日常の中にリカがいる。
そして、
リカの日常に私が何気なくいる。

あたらしいメガネいい感じよ。
あたらしくブーツ買ったんだ。

そう、こういう他愛ないことがうれしい。
それだけで十分なのかも知れない。

私は徐々に変わりつつあるのかも知れない。

~強制?イベント?~

~2005.9.15~

今日体調が悪いの。

リカからメールが来る。
その後に
今日と明日どっちが都合いい?

そう、リカと話しをして月に4回だけ店に行く話しになった。
今週はどっちかにしか行けない。

内容をリカに聞く。

今日が強制指名日で明日がコスプレ。
前、仕事でどうしてもコスプレのときにいけなかった私。

だからこそ、コスプレの時がいいって思っていた。

だが、強制指名の当日でお客を連れてくることを考えると今日だろう。
私はいろんな事を考えてしまった。

そして、その結果。
私は今日を選んだ。

二人っきりになりたい。
いや、前みたいに近くにリカを感じたい。
手をつなぐことも出来ない。
ただ、一緒にいる二人。

それは幸せだけれど、もう少しだけを求めてしまう。
結局最近リカがはまっている蕎麦屋に行く事になった。

私はどこかにもどかしさを感じていた。
そう、気がついたら私は私を見失っていたんだ。


~変化を感じるとき~

~2005.9.15~

強制指名日。
蕎麦を食べて店に入る。
私は何回この店に来たのだろう?
数えるのも怖い。

いや、スタンプカードがあるからわかっている。
多分、一番店に来ているお客かも、知れない。

それはリカに会いたいから。
最近はただ純粋にそうかもしれない。

「ちょっとゴメンね」

バッティングしている。
リカの他のお客さんが来ている。

昔の私なら悪態をついていた。
今は笑顔で
「いってらっしゃい」
っていえる。

そう、ホンキだからこそ、笑顔になれる。
だって、仕事だから。

けれど、もっと特別を感じたい。
私はどこかで焦っていた。
それは終わりが徐々に近くなってきているからかもしれない。


~イベント~

~2005.9.16~

強制日が過ぎて次の日。
そう、今日はリカの店はイベントだ。
この日リカは撮影。
雑誌の撮影だ。

店のNo2だから仕方がない。
撮影が終わってからちょっと会う。
サンダルみたいからちょっと付き合ってね。

私は買い物に付き合うのが好きだ。
こういう日常の延長。

それがいいのかも知れない。
でも、どこかで二人っきりになりたがっている。
いや、リカの気持ちが知りたいのかもしれない。

私は確かめたいって思ってしまった。


~一つのおわり~

~2005.9.17~

この日、一つの事に決着を付けた。
家を追い出した彼女に最後の連絡をする。
あれから連絡を取り合っていない。

自然消滅でも良かった。
けれど、一つの決着をつけようと決めた。

この日、彼女と話をした。
リカのことは話していない。
そう、リカの存在がなくても私と彼女にはもう終わりはきていた。

きちんとした終わりを迎えたい。
私は彼女を呼んだ。

久しぶり。
他愛ない会話。
どこかぎこちない。

沈黙の後に、別れを言う。
今までの経緯から感じていたようだ。

波乱もなく別れが訪れる。
そんなものなのかも、知れない。

そう、3年の月日の終了にドラマは一つもなかった。

~運命の輪~

~2006.9.18~

別れは修羅場だったの?

リカからメールが来る。
確かにこの別れを切り出すときの彼女は
様子はおかしかった。
安定剤を飲んでいるという事も聞いていた。

だからこそ、悩んだ末の別れだった。

どんなになにを言われてもいい。
私はリカの元に行きたい。
誰に何を言われてもいい。
私はリカとともにいたい。

そう、この日から私は何かが変わったのかも、
知れない。

もう、運命の輪は戻れないところに動き出して
しまった。

~笑いについて~

~2005.9.20~

今度彼女との別れ話教えてね。

リカからメールが来る。
今日、リカは美容室にいっている。

待っている間暇らしい。
メールが来る。

私はこういうときなぜかリカが笑いそうなメールを
してくなる。
反応はリカからのメールで見ている。



ちょっとウケるんだけれど。

いいかんげんにして

怒るよ

怒った

そして、ホントに「怒った」とメールが来た後、メールが来なくなった。

やりすぎた?
私は不安になった。
不安になるくらいならそんな事しなければいいのに。
でも、私には無理だ。

後から聞いたけれど、美容室でリカは噴出してしまったそうだ。
でも、怒っていなかった。

他愛ない毎日。
こういう日々も幸せだと
私は思えた。

ただ、家に帰ると荷物がかなりなくなっていて
ほんのちょっと寂しかったが。

~距離~

~2005.9.21~

体調が悪いの
リカからメールがくる。
どうやら食中毒になったらしい。

気持ち悪い。

メールが来る。
でも仕事は休めない。

リカが同居している友達が世話をしてくれているみたい。
でも、おなかはすいているけれど、ご飯は食べれないみたいだ。

心配。
私はリカにぎりぎりに店に入れるように、
店前同伴をお願いした。

でも、良く考えると久しぶりの店前同伴。

不思議なものだ。
一時は同伴といえば店前だったのに、
最近はご飯を食べに行っている。

少しだけの変化はあるのかも知れない。
私はリカとの距離が解らなくなっていた。

~ゆとり~

~2005.9.22~

リカは翌日病院にいった。
食中毒だったらしい。
薬を飲んだら楽になった。

私はそのメールを見て安心した。

私もここ最近体調が悪い。
仕事の事もある。
上手くいっていない。

いや、はたから見るとそうでもないらしい。
けれど、
私の中では上手くいっていない。

空回り。

リカにも空回りしているのかもしれない。
私はもう焦らずにゆっくりしようって思った。
それが一番いいのかも知れない。

出来る以上のことはしないと決めた。
そして、
焦らずにゆっくり使用って思った。

少しだけ自分にゆとりが持てるようになった。

~待つしか~

~2005.9.25~

私の体調がここのところ悪い。
風邪も引いているけれど、ぜんそくにもなっている。

会社では同僚がずっと来なくなって仕事もちょっと増えてきて、
上手くまわっていない。

そういう時はリカからのメールで救われる。

Skoop On Somebody

聞いたよ。
って、メールが来た。
私が好きなアーティスト。
リカにCDを渡したんだ。

聞いてくれた。
それだけで十分。

でも、私の好きな曲じゃない。

私は待つしか出来ない。
ちょうどリカに渡したCDの中に入っている

「Amanogawa」

という曲のように。

どうしようもないけれど、
僕は君を待つでしょ。

そう、待つしか私には出来ないのだから。

~戻れない月日~

~2005.9.26~

会社の同僚がいきなり会社を辞めた。
びっくりだった。

確かにここしばらくは体調を崩していた。
だが、入社時から知っている人物。
相談も報告も何もなくいきなりであった。

確かに上司が変わって、見えないものが多くなっていた。
だから辛い気持ちもわかる。

だが、一言も相談はない。
これまでも、色々とフォローをしてきたつもりだ。

だが、思った。
私は何かを欲しくて何かをしていたのか?

それはリカに対してもそうなのかもしれない。

苦しんだからと言って報われる世界じゃない。
そう、それが社会だ。

私は自分の過ちに気がついた。
遅いかも知れないが。

~変貌~

~2005.9.27~

「料金体系がお試しで変わったの」

リカからメールが来る。
このところリカのいる店は危ないくらい人が入っていない。
大丈夫なのだろうか?

そう思う事が多い。

聞くと時間制限無しでいつまでも入れる。
もちろん追加で頼んだ料理屋お酒は追加になるけれど、
そのほかは定額。

私は行きたかった。
けれど、ここ数日体調がすごく悪い。

行きたいけれど、この体調で大丈夫なのだろうか?
私は不安を思いながら明日店に行く事を決めた

~あせり~

~2005.9.28~

朝起きて、風邪は治っていない。
でも、そんな事は関係ない。

私はリカと約束をしていた。
そう会うという事を。
約束。

いや、私はただ単に会いたいだけなのかも
知れない。

それは先月に比べると会う回数が減っているから。
そうかもしれない。

私はリカから

「辞めとく?」

というメールも無視して店に行く事を決める。
店に入る前にどこに行くかを話す。

私は二人きりでないと距離が近くなれない不安から

「カラオケ」

に行きたいといった。

カラオケで歌っていて、近くにリカがいる。
けれど、微妙に空気が違う。

そう、前のような空気じゃない。
私はどこかで焦っていたのだと
思う。

そう心の焦りから
リカとのすれ違いをしてしまったのだ。

~決断~

~2005.9.29~

私は焦っていた。
昨日のカラオケでもそれが良く解る。

私は確かな証拠が欲しかった。
いや、
焦っているのは気持ちを進めたいからだけじゃない。

そう、私はお金がなくて心にゆとりがなくなってきている。
だからリカに対しても優しく接し切れていない。

このままじゃダメだ。
私は自分の中である決断をした。
そう、もう決めたことだ。

~無理しない事~

~2005.9.30~

「お願いがあるの?」

リカからメールが来る。
月末。
今月の自分のポジションが気になっているはず。
基本的にリカは店のNo2.
けれど、その地位は安泰というわけでもない。

多分ギリギリなのだと思う。
けれど、私は決めたのだ。

そう

「無理はしない」

もう、お金がなくてあせるのはいやだ。
だから、無理はせずに出来るだけの事をしていこう。
そう決めたんだ。

すれ違いは仕方ないのかも、
知れない。

けれど、このまま優しい気持ちを忘れてまで
リカと接するのは
いやだ。

リカも

「今月は頼りきっていたしね」

とメールくれる。

次の日

「ポジションはキープできたから」

そのメールだけが唯一の救いだった。

一つの変化がおき始めていた。

~同じではいられない~

~2005.10.2~

最近店にお客が少なくなってきた。
原因は感じるところもある。
ここ最近料金体験を変えすぎてきている。
そのため、お客が根付かなくなってきている。

そんななかリカと仲の良かったキャストがとんだ。
徐々に店が変わりつつある。

仲良かったキャストがいなくなっていく。
そして、ボーイもいなくなっていく。

いつまでも同じではいられないのかも知れない。
ふとそう思ったわたしであった。

~思いは届かず~

~2005.10.4~

最近店にお客が入っていないみたいだ。
夜でもリカからメールが来る。

「今お店誰もいないの」

多分ボーイや社長から言われているのかも知れない。
誰か呼べないのかと。

そう、私は決めたんだ。
無理に店に行かない。
そして、リカの誘いも時には断る。

そうでないと、私が私でいられなくなっていく。

「今日体調悪くって当欠したの。
 そしてら名指しで怒られた」

リカからメールが来る。
無理をしている仕事だから、
体も壊しやすい。

ご飯ちゃんと食べているのかな?
心配するレベルがもう恋人じゃなくなってきているのかも、
しれない。

けれど、私には心配することと祈ることしか
出来ないから

スーパーで惣菜をかったというリカからのメールだけじゃ
この心配はなくならなかった。

いつか違う世界でリカと会いたい。
そう思うようになった。

~いいのかも~

~2005.10.5~

変則的な時間にリカからメールが来る。

「赤坂で前に店にいた女の子とお客さんと
 3人でご飯している」

しかも食事なのにリカは食べていないらしい。
まあ、この女の子からの御願いなら断れないリカは
良く解る。

「タクで新宿かえるから」

そんなメールに

「じゃあ、愛のロマン飛行しようか」

なんて、メールを返した私。

「笑わせないでよ。
 愛のロマン飛行したいの?」

他愛ないメールを繰り返す。

それだけで幸せ。
これで、いいのかも
知れない。
そう、いいのかも。

~気がつけばいつも~

~2005.10.7~

今日は会社の飲み会だ。
全国の営業所の所長が集まってくる。
会議前の決起大会。

リカにそのことをはなす。

「誰か連れてきてよ」

いや、それは出来ない。
前は後輩を連れて行ったが、最近は心を許せる人が
一人もいない。

そう、会社では足の引っ張り合いがある。
何でどういわれるか解ったものじゃない。
今までもないことをうわさにされて大変なのに。

私はこの日は店に行く気はなかった。

「今度ジンギスカン行こうよ」

リカからメールが来る。

飲み会中もメールが来る。

「今日来店予定ないの。
 どうしよ。
 ピンチです。ピン子です」

でも、私は決めていた。
店に行かないと。

そう、行く回数を考えないともうお金が持たない。
すでに、毎月月末はお金がなくなっている。
その時の収入を全て使っているからだ。

まだ、月初。
こんな時期に飛ばしたら後々大変だ。
私はそう思っていた。

けれど、気がついたら店に行っていた。
やはり心配だったから。

いや、ただ単に会いたいだけだ。
どんな理由をつけたとしても、、、

~今だけで~

~2005.10.11~

リカが最近はまっている
ジンギスカンに行く日が決った。

13日だ。
ここ毎日のように店の子といっているらしい。
最近店の女の子も新しい子が増えた。

残るのか、辞めるのか、私には解らない。
それに他の子と仲良くなっても連絡先を知る事もない。

不思議なものだ。
一瞬の出会い。
楽しく会話しても次があるかどうかも
解らない。

他の子の中で私はどんな記憶で残っているんだろう?
そして、リカの中で私はどんな存在なのだろう?

答えなんて知らなくても良い。
ただ、今だけを見ていよう。
もう少しだけは。

~今はまだ~

~2005.10.13~

最近私もリカとの待ち合わせになれてきた。

「今日7時半に待ち合わせしない?」

リカからメールが来る。
約束をしていたジンギスカンだ。

「わかったよ」
そういいながら、私は7時半まで会社で仕事をしていた。
問題ないはず。

そして、それから出かける。
ジンギスカンのある店は南口。

「Gapのところにいてて」

私は7時45分くらいについた。

だが、リカはまだタクシーに乗っていた。

大体待ち合わせ時間から30分後が目安だ。

徐々にリカとの付き合い方にも慣れてきた。
そうこのペースなんだ。

私に不満はない。
それにジンギスカンもおいしかった。
そう、今はまだこれでいいのかも知れない。

~ただそれだけなのに~

~2005.10.15~

今日は会社の飲み会だ。
リカからメールが来る。

「飲み会終わったら店にきてよ」

複雑な気持ちだ。
店に行きたいけれど、最近は預金額にゆとりがない。
そう、月末にはギリギリの生活をしている。

何も考えないように。
ただ、それだけを思って生活をしている。
だからこそ、月四回と決めたんだ。

だけれど、リカからは4回以上営業が来る。
全て受けたいけれど、受けられない。

近くに行きたいけれど、行けない。


私は思いを決めてこの日は店に行かなかった。
ただそれだけなのに罪悪感が私を埋め尽くしていく。
ただ、それだけなのに。

~とても辛いことよ それは辛いことよ~

~2005.10.17~

「今日風邪引いて辛いんだ。
 店前同伴できる?」

リカからメールが来る。
今日は強制指名日らしい。
体調が悪くてもどうしても休めない。
ま、こう何かの時に一番私に声がかかる。

うれしいけれど、複雑。

「他の人頼ったほうがいい?」

なんていわれると、すごくなんともいえない気持ちになる。
私だけのリカでいることなんてない。

確かに、私以外に頼る人がいるほうが、この仕事はいいはず。
でも、そうなると私はやっぱりやきもちを焼いてしまう。

仕事の関係もあり、ギリギリにしか店にいけない。

「それでいいよ。
 ゆっくり休めるから」

リカにギリギリまで家で寝てもらった。
コレでいいのかも知れない。

私はこの距離でいることをリカと約束をした。
そう、触れる事もなく、近づくこともないこの距離でいる事を。

~心配の空回り~

~2005.10.18~

最近私もリカも体調が悪い。
私はもともと体調を崩しやすいが、リカは仕事柄どうしても厳しい時が多い。
無理してお酒を飲まないといけないし、睡眠時間も不規則になりがちだ。
体を壊しても不思議はない。

心配だけれど、前みたいにずっとリカに会いに行く事も出来ない。
そう、出来る事が少なくなってきている。

お金なんてあってもなくても気にしなかったのに、
お金がないと何も私はリカに出来ないのか。

自分個人ではなくすごく財力の力をしった。
けれど、私はコストを抑える方法しかしたくない。

そう、私はどうしても白いままでいたかったんだ。
過去に多くの黒を見てしまったから。

~立ち止まれない~
~2005.10.19~

私は風邪とぜんそくを併発してしまった。
こうなると薬も飲みにくくて大変である。

けれど、リカの体調も良くないらしい。
明後日からリカは出かける。
そのため、今週は今日と明日だけしか仕事が出来ない。

店に来て欲しいというリカの気持ちは解る。
こういう時に頼めるのは私だけらしい。

確かに頼られるのはうれしい。
けれど、私の体調から考えると厳しいのが現状だ。

思考もままならないけれど、私は今日はゆっくり休むことを決めた。
そう、明日店に行くために。

「生き急ぐ」

それが私だからだ。
こんなところで立ち止まれない。
私はもう止まれなくなっているんだから。

~いき急ぐ~

~2005.10.20~

この日私は店に言った。
それはある意味無茶だった。

まだ良くなってはいない。
たばこの煙を吸った瞬間にせきが止まらない。
いや、おしぼりをくちに当てていないと
せきが止まらない。

「大丈夫?」

リカにもリカの仲良い人にも言われた。

「大丈夫だよ」

信憑性のない声だけが響く。
私には店に来ることしか出来ないから。

そう、それ以外でリカに何かする事が出来ない私。
私とリカをつなぐにはそれだけしかないのだから。

~特別な存在を感じられる時~

~2005.10.25~

私はあれから体を休めていた。
そう、ぜんそくをなおすため。

その間リカは友達と出かけていた。
多分、仕事以外での友達と会う事は今のリカにとっては
たいせつな事だと思う。


毎日、頑張って、
辛い思いして、
でも、笑顔で頑張って、
だからこそ気心知れた人との時間は必要だと思う。

そして、その後東京に戻ってきてすぐに私に連絡をくれる。
それだけ私はうれしい。
待ち合わせ時間が決る。
7時半にしよう。
いや、8時。
8時半。

時間なんて関係ない。
だって、リカと会えるんだ~

思えばこのときが一番楽しかったのかも
知れない。
預金額もギリギリゼロにならないように調整をしていたし。


~モーニングコール~

~2005.10.26~

25日、店でリカと話していた。

「いつも何時に起きるの?」

「6時50分だよ」

「じゃあ、起こしたげる」

なんて、他愛ない会話をしていた。
メール来るのかな~
なんて、ちょっと思ってた。
いや、うれしかった。

気がついたら、疲れていつも起きれないのに、
この日は6時30分に目を覚ましてしまった。

そして、携帯を見ている。
そう、待っていたんだ。

メールが来るのを。

そして、

リカからメールが来た。
うれしかった。

「今起きたよ、ありがとう」

そう返事をする。
他愛ないことでもうれしいと感じる私。
そう、幸せなんて些細なものだ。

多くを望んではいけない。
そう思う事に決めてたんだ。

~新たな出発~

~2005.10.27~

今日からリカは新しい店での勤務だ。
前々から今いる店の雲行きが怪しく、社長が新たに店の近くに
新店舗を出した。

リカがいる店からも何人か女の子を連れて行く。
そう、多くは新たに採用した女の子たちだ。


「緊張する~」

リカからメールが来る。
次の日、ちょっと業者と打ち合わせでのみに行こうとしていた。
だが、ちょっと予定が崩れてしまっていた。

「え~これないの」

すごくこまっていた。

どうにかしないと。

私は一人で店に行く事を決めた。

~新天地~

~2005.10.28~

「新しい店は高いから気をつけてね」

リカからそういわれた。
確かに料金体系を見るとかなり違っている。
TAX25%
同伴料
基本金額
お金は確かに上がっている。

でも、新店になっていかないわけにはいかない。

「今日は同伴じゃなくてもいいよ~」

メールがくる。
ここ最近店に行く=同伴してからだったから、
不思議だった。

他にお客さんが来ているのかな~
私はそう思った。

「他にお客さん呼んでないし。
 これでバッティングしたらそれこそまぐれだよ」

リカからメールが来た。

新しい店は前と違って入りやすいところにあった。
けれど、逆に入りにくくもあった。

隠れ家的じゃないから。
前より広く、そして、改装された後が感じられた。

なんだか、キャバクラっぽい店だ。
あんまり気に入らなかったけれど、それは
前までが居心地が良かったから
かも知れない。

私はまたこの場所でリカと頑張ろうって思うようになった。

~変わる世界~
~2005.10.29~

新店はどんなかんじ?

リカから聞かれた。
確かに前の店と比べるとキャバクラっぽくて好きじゃない。
私はキャバクラが好きじゃないから。

だからこそ前の店の雰囲気が好きだった。
もう動き出した流れは戻らない。
そう、解っている。

でも、少しだけ私は前の店を
思い出していた。


変化に対応できない自分はいやだ。
これは仕事でも同じ。

私はこれから変わる世界に
ついていこうとした。

それは、想いもひっくるめて。

~後悔なんて~

~2005.10.31~

私の体調はどうも悪い。
いや、ぜんそくがなおらないのだ。
しかも、職場で周りの人がタバコを吸う。

リカからメールが来る

「具合はどう?」

そう、末日だから最後の売上げが必要。
その思いは解る。
それに、私は今はこの距離を保つ事を
考えている。

前に進めたいけれど、何も出来ない。
予定では業者と行く予定だが、それも流れた。

まぁ、予定なんてそんなものだろう。

一瞬頭によぎる。

「今日は体調が悪いから店に行くのは辞めておこう」

多分、普通の人ならば、そうするだろう。

でも、ホントにそれでいいのか?

何を守るって言うんだ。
もう、守るものなんてない。
私は生き急いでるんだろう。

自分の気持ちに素直になればいい。

私は自分の体が悲鳴を上げているのにも係らず、
リカに会いにいった。

~不安を呼び寄せて~

~2005.11.3~

体調は徐々に良くなってきた。
前は絶対1日には店に行っていた私。

そう、1日から売上げが上がるのは安心できると思うから。
でも、今はどっちの店にいるのかもわからない。

リカからはメールが来ないからだ。


「私はホントにリカの特別なのだろうか」

たまに不安になる。
それはリカの状況がわからないからだ。

「体調どう?」

メールが来る。

「あ、給料が出たから店に来てって事なのだろうか?」

私は考えがどうもストレートすぎる。
いや、なんだか売上げの事を考えすぎていて思考がちょっと
ダメになっているのかもしれない。

だが、リカからメールが来る。

「そういう意味じゃないけどさ」

メールが来る。

どうやら私は考えすぎてすれ違っているのかも
しれない。

私は自分で不安を呼び寄せていたのかも知れない。
そう思う事にした。

~きめたんだ~
~2005.11.4~

この日私は携帯を忘れた。
不安だった。
私とリカをつなぐものは携帯しかない。
だからこそ私は早く家に帰ろうとした。

でも、仕事はそういう時に多くやってくる。
いそいで、いそいで。
私はそして、家に帰った。

リカからは

「今日から新しい店なの」

メールが来ていた。
それからその後に

「え?シカト?」

そして、携帯に着信があった。

たとえ夜中にメールが来ても
今までメールを返していた。

ごめんね。
でも、家に帰ってすぐにリカから更に電話があった。

「ごめん、今日家に携帯忘れたんだ」

そういったら

「よかった。安心した。
 変じないからなんか事故でもあったのかと思った。
 死んだと思ったじゃない」

そういったリカの言葉は今でも覚えている。
私はこの心配がうれしかった。

でも、心配はかけないようにするから。
私はそう決めたんだ。

~ただかなしい~

~2005.11.7~

「ブルー・・・」

リカからメールが来る。
新しい店になじめていないみたいだ。

「いまどこ?」

メールが来る。
私は家に向かっていた。

「もうすぐ家なんだ」

私は店に行くべきかを悩んだ。
ただ、自分の体調のこともわかっている。

今無理が出来ない。
ゴメンね。

私は何も出来ない自分にただ
悲しいとしか思えなかった。

~すれちがい~

~2005.11.10~

すれ違い
最近リカとすれ違いが多い。
いや、リカからメールが帰ってこない

状況がわからないけど、
返事はないけれど
私はメールを送っている

そう、それくらいしかリカとはつながっていないのだから。


リカからメールが来る。

「ちょっとばたばたしているのよ」

一緒に住んでいた子が出て行くから、ばたばたしている事
新しく住むところを探している事


少しでもリカのことがわかるとうれしい
すれ違いなんて関係ない

そう思えるように変わってこれたんだ。


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