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DAVID BOWIE / OUTSIDE1990年代というのはどんな時代だったんだろうか? 戦争を知らない世代に起きた戦争があり、1つの巨大な国家が変貌を遂げ、失われた都市が帰郷したりした。また日本では大地が牙を向いて恐怖が身近な存在である事に気付かされた。身近に潜む恐怖。歴史の教科書には載る事のない部分の1990年代の話しだ。90年代中期、世の中は奇妙な動きを見せる。地下鉄から毒素が溢れ、ハイスクールでリアルなサバイバルゲームを演じる若者、そして透明な存在の少年。プロファイリング、多重人格、猟奇殺人。TVの中の偉い人達はゲームのパスワードの様に繰り返す。これはそんな時代に生まれたアルバムだ。猟奇殺人をテーマにしたコンセプト・アルバム「アウトサイド」である。その時、世の中に確実に渦巻いていた「闇という病み」。変化を繰り返して来たボウイにとって、これは絶好の素材だったのかもしれない。それにしても、こういう人の事を天才というのだろう。もっともボウイの場合は奇才と言ってもいいかもしれない。全編に漂うデジタルなビート、不穏なピアノ。まるで本当に猟奇被害者の悲痛な訴えの様なインターリュード。共同プロデュースのB.イーノの助力も効いている。周知の通り彼もまた奇才だ。テーマがテーマだけにダーク感いっぱいである。また補足として、このアルバムは映画「セブン」と少なからずリンクしてる。と言うのも収録曲、『ハーツ・フィルシー・レッスン』は映画のエンディング(スタッフロール)で使われた曲だ。セブンのサントラには未収録なので、聴きたい方はこのアルバムで。ともあれ、「セブン」「羊達の沈黙」「ボーン・コレクター」などに反応してしまう人なら、このアルバムの面白さを存分に感じ取れるはずだ。
2004年03月24日
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また1人、笑いの神様が逝ってしまいましたね。各掲示板等で、ネットの住民達が普段とは違って心から悲しんでるのがとても印象的でした。長さん、そして和久さん、あんたは凄い人です。ありがとう。さよならするのはつらいけど、じかんだよ、しかたない。 2004.3.20 Rest In Peace.....
2004年03月23日
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『Maybe?』はぶっちゃけ無理がありますよ、キムさん。って事でNext Shitはジ・オーパス。 THE OPUS / 001 FIRST CONTACT!掻き立てられる様なビートと連打されるスネア。不穏なストリングス、それに絡むスクラッチはまるでナイフ。吐き出されるラップは終末の予言か、希望と言う名の糧か。モニターに写し出されている映画はSFだろうか。チャンネルを変えるとある部族のドキュメンタリー。どこか遠くの森で心地よいピアノが鳴っている。目が覚める。夢?気が付くと目の前に地球、広がる無限の世界。まだ夢は終わらない。少なくともこのアルバムが終わるまでは。
2004年03月17日
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順調なペースで続いております。今日はμ-Ziqです。にしてもμ←コレ、ウザー。μ-Ziq / LUNATIC HARNESS個人的に、頭の中を覗いて見たいアーティストというのがいる。テクノに限って言えば、エイフェックス・ツインことリチャードD・ジェイムス、スクエア・プッシャーことトム・ジェンキンソン、そしてミュージックことマイク・パラディナスである。3人とも天才である。どーすればこーゆー音になるのか、頭の中を見てみたいのだ。昔、テクノミュージックを好まない友人にその理由を聞いた所、音の洪水で頭が痛くなりそうだから、だそうだ。確かにテクノというのは音の情報量が多い音楽だ。反面、リスニングミュージックとしての性質を持っている。所謂ベッドルームミュージック。機械で作られた無機質な音楽だからか?しかし奇妙な暖かみも感じる。多分にそれは根底に見えるジャズやソウルミュージックの影。それらを機械で再構築する。無機故の有機。このミュージックは殊更それが顕著だ。無機音と混在するメランコリックな有機音。それはまるで現代の都会のカオスの様だ。
2004年03月12日
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無事、日記にも画像が貼れて良かったっス。この調子でレビュー続行しますんでヨロスク。今日はブランキーでっす。 BLANKEY JET CITY / HARLEM JETSブランキーの中から1枚選ぶとしたら、多くの人は「C.B.Jim」とか「スカンク」、或いは1stなどを挙げると思う。うん、確かにどれも名盤。ブランキーから1枚選ぶなんて無理。って、そんなんじゃレビュー書けんので、敢えて誰も選ばなそうなこのアルバムにしました。ラストアルバムである。ラストアルバム足るべきラストアルバムである。最後のアルバムは「ラヴ・フラッシュ・フィーバー」でもなければ「THE SIX」でもない。この「HARLEM JETS」じゃなければダメなのだ。リスナーにとってラストアルバムなんて正直嬉しいものではない。聴いたあとに残るのは悲壮感と虚無感、ほんの少し裏切られたような感覚を覚えるのではないだろうか。これで最後。もう新しい音は聴けないのだから。でもベンジーの世界はまだ終わらないし、照井、中村もブレーキが掛かったわけじゃあない。ただ各々が新たな車に乗り換えただけなのだ。『不良の森』を聴いてる時には涙が出たけど、最後まで聴き終わった後にそう思った。世にラストアルバムはどれくらいあるのだろうか。おそらく今まで存在していたバンドと同じくらいあるはずだろう。中でもこのアルバムは間違いなくベスト・オブ・ラスト・アルバムだ。ブランキー総括。たぶん明日も聴くと思う。
2004年03月11日
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さぁ~いよいよ『日記をレヴューにしてしまえ計画。』第1段でございます。 思ったんだけど、画像って日記でも貼付けられるもんなのでしょーか?ま、ともかく1発目はakikoです。 akiko / GIRL TALK思うに、ジャンルに捕われないというのは、基本が出来てこそのものだ。まずはベーシックありき。それが出来てこそ初めて他を吸収出来るものだ、と思う。ジャズ・シンガーakikoはこの1stからすでに様々な要素をジャズに取り入れている。実際、エリカ・バドゥの『ON & ON』のカバーも収録されている。要素、つまりは可能性と置き換えてもいいだろう。ジャズの新たな可能性。彼女が目指してるのはそんな所ではないだろうか。そして名門ヴァーヴもそれに賛同した、といったところか。だが可能性を見い出すには伝統は無視出来ない。オールドスタイルあってのニュースタイル。このアルバムでもスタンダードな名曲が何曲か収められているが、そのどれもが素晴らしい。個人的には1曲目のバラードでヤラれてしまった。ただ新しいだけでなく、基本が出来ているアーティストというのはそうそういるものじゃない。akikoは本物である。
2004年03月09日
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