小鳥のお庭

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2018.11.09
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カテゴリ: 読書

大鏡 真実をうつす夢の万華鏡、時を越えろ、明日へむかって (ストーリーで楽しむ日本の古典) [ 那須田淳 ]

こちらを読んでみました。
対象は中学生くらいかな~。
この絵が好きだな~と思って。
カラフルな色使いに魅了されます。

この本、古典の大鏡そのままってものではなかったです。
私自身、この原典を読んだことがないので
どこが違うとは言い切れないのがまた…恥ずかしい…。


でも、大鏡について知りたい!と思ったときに読む本か?というと違うよな~。

このストーリーは、後三条天皇と源俊房が主人公の話です。
ちなみに、紫式部や安倍晴明もでてきます。
(原典にもでてくるの?)


(以下ネタバレあり)
でもこの話、タイムトラベルもので…。
原典では語りてであろう200歳ちかいおじいさんは
時の番人的なお役目。
時空を移動する中で、本人に会ってはいけないとか、
歴史を変えてはだめとか
まあ…なんでかわかんないけどお決まりだよね…みたいなタイムトラベルあるあるみたいな

ところを読んだとき、こういった話って平安時代にもあったのねーとか
馬鹿正直におもってしまった…。

藤原3兄弟のナイトハイク(肝試し)も載ってて
道長に、大極殿の木を証拠に削ってくるといいよとか
助言したりしてたけどね…。

あと、花山天皇の失脚のお話もね。
19歳の若さで出家…。あとでだまされたことに気が付くんだけど…。
ともなんとも切ないストーリー。

大鏡、なんとなくわかったようなわかんないような(笑)
でもこの作品は面白かった。
また機会があればこのシリーズ読んでもいいかな。





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最終更新日  2018.11.09 13:29:50 コメント(4) | コメントを書く


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