三日月の夜にはミルクティーを

三日月の夜にはミルクティーを

2009.07.21
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カテゴリ: わたしの日記
ある日のこと。

とある喫茶店へ。
評判のコーヒーを飲みに行きました。

お客さんは誰もいない。
カウンターにはマスターらしき男の人が。

「いらっしゃいませ。」

注文をしようとメニューを見ると。

…コーヒーしかない…。
コーヒー専門店なので当たり前ではあるのですが。


「は?」

いきなりそう言われて、びっくりしました。

なんでもそのお店は、コーヒー豆をひとつひとつ手で厳選するほどのこだわりがあって。
誰でも、お砂糖やミルクを入れなくても飲める自信がある…とのこと。

そ、そうおっしゃるならば…。

「じゃ、じゃあ、ブラックで。」

コーヒーを淹れてる間も、マスターのうんちくは途切れることがなく。

「はあ、はあ。」

そう言いながら聞いているしかないのですね。

で…出てきたコーヒーは、確かにお砂糖やミルクを入れなくても飲める。

「あ。一口飲まれたら、お砂糖やミルク入れてもいいですよ。」


そんなこと言われても。
あれだけ自信満々に語られて、目の前でミルクを入れることなんて出来ませんわよねえ。

結局、美味しいと言われているコーヒーも、本当に美味しかったのか何なのか、よく分からないままお店を出たのでした。





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Last updated  2009.07.21 17:08:12
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