三日月の夜にはミルクティーを

三日月の夜にはミルクティーを

2009.07.27
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カテゴリ: わたしの日記
大学生の頃。

夏休み、とある公共施設でアルバイトをしておりました。
アルバイト…といっても、ただ雑用をするだけだったのですが。

一緒に来ていたアルバイトのお方、A嬢。
学生ではなく社会人。

定職にはつかず、あちこちでアルバイトをして生活しているのだそうな。

アルバイトを始めて、何日かたった頃。
ふと、あることに気が付いて。

A嬢、ほぼ1時間ごとに、どこかへ行かれる。


興味津々の私は、ついつい後を付けてしまいました。

なんだ…お手洗い。

ちょっとガッカリして。
中に入ると、A嬢はお化粧直しの真っ最中。

そっと後ろを通り抜けようとしたら、呼び止められてしまった。

「ちょっと、あなた。」
「は、はい。」
「あなた、よく真面目にやってられるわねえ。」
「へ?」

なんでもA嬢、仕事が面白くなくて、1時間ごとにこうして時間を潰しているらしい。

ついでに、転々とした職場のお話を聞かせてくださいましたが。


「ほ、ほんとですか…。」

爆弾発言の連続で、頭がクラクラしてしまった私。

知らぬが……と言いますが。
やっぱり知らない方がいいのでしょうねえ、こんなこと。

そういえば最近は、“お茶くみ”という役割が無い会社が増えているそうな。







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Last updated  2009.07.27 15:57:02
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