週末、行って来ました長女の大学へ。
PTA総会、学科の先生との懇談、就職科への相談・・
就職活動が始まるに当たって、何をしたらいいのか、皆さん同じことを心配していました。
就職率も震災の影響で、良いとは言えない。
実際長女も方向性を見失っていて、体に不調をきたすようになったのでハードな履修を削り、教職をあきらめました。
残念だしもったいないけど、これは娘が考えて決めたこと。
保護者会が終わって・・
パパと被災地に行って来ました。
正直遅いくらいですが、パパの仕事にも関係があるけれど夫婦とも全く現状を見ていなく、落ち着いたら一度は見ておきたいと思ったからです。
野次馬根性ではありません。
現実を知ることは今後につながると思います。
自分たちがどう支援できるのか考えたいし。
ほんの数ヶ月前に行った場所は、休耕田のようになっていました。
海まで見渡せる・・なんだろう??と思った場所は、住宅地が流された後の更地でした。
何気なく寄った場所・・
通りすがりの気持ちよさそうないい環境にあった老人施設・・
日当たりのいい公園・・
みんななくなっていました。
広島に行く娘を送りに行った仙台空港・・
橋の手前にセスナ機が2機。
普通の住宅の隣に傾いた船・・・
一階部分がすべて空洞になった二階建ての家。
何でもない場所にはひしゃげた車があり、地面に刺さったようにあるのは流された車・・
一台や二台じゃありません。
もう瓦礫はきれいになっていましたが、見慣れた風景はありませんでした。
もう少し道を進みたい気持ちでしたが、隣でハンドルを握ったパパ・・
鳥肌が立ち手が震えていました。
ここを見ただけでも十分恐怖は伝わったのですが、その日その時間ここに居た人たちが流され無くなったり、家も何もかも跡形も無くなった人たちのことをかんがえるだけで・・と、実際目で見て多少なりとも実感して帰ってきました。
パパの仕事にも、私たちのこれからにも大きな何かを感じて帰ってきました。
子供たちは私たちがそんな風に出かけて遅くなるのを黙って待っていてくれました。
夕食の時間になっても帰ってこられなかったので、長女が息子と次女を連れてファミレスで3人で食事してきてくれて。
被災地をテレビで見るだけではダメなんだと思いました。
現実を見ることで、もやもやにくすぶっていた気持ちが少し落ち着きました。
たくさんの県外からの車と、自衛隊の車、トラックなどがいました。
写真は撮る気持ちになりませんでした。
大学の生徒の中にも被災者がいるし、保護者が亡くなったり学生が亡くなったり・・
追悼の気持ちで土曜日は大学に行きました。
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