南風一の世界

南風一の世界

2026/09/08
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カテゴリ: 詩
  安穏と生きる権利    南風一


運悪く未成年少女に生まれた場合や
不倫やその他望まぬ妊娠で生み落とされた赤ん坊には
”安穏と生きる”権利さえ与えられない

子ども時代にも
本来ならば4、5歳や10歳程度で
お金を稼ぐことなどできないから
親や祖父母といった保護者が子どもを育てるところ
そういった保護者を持たない子どもは勢い”どうやって生きていくか?”という


まだ仕事で稼ぐ術も知らない頃に
”自分の腕で稼いで生きて行きな”と外に放り出されることほど
過酷なことはない
そんな幼少期に保護者からネグレクトされた子どもの将来や行く末は
随分暗いものと予想される

親や祖父母など保護者が揃っていて
子ども時代を”安穏と生きる”という権利が行使できるのに
様々な事情で”安穏と生きる”権利を享受できない子どもは
沢山いる
教育熱心過ぎて親が叶わなかった夢を子どもに実現してもらおうと思って
子どもを追い込む親がいる


子どもにも自分と同じような成功者の道を歩んで貰おうと願って
(そういう希望を持つこと自体は親として当たり前の親心であろう)
医者や研究者やIT技術者
はたまたプロスポーツ選手やスポーツ選手など

仕事には一子相伝的なものもあるから

子は親の分身ではない
そこのところを親も子も理解するところがなかなか難しい

そういうわけで親も子どもも
せっかく一人前の人として”安穏と生きる”資格を身に付けているのに
その”安穏と生きる”資格を生かせずに
苦しむ親や子どももいる

そんなときは生き辛さを
一旦リセットしてしまおう
自分が居る所から逃げ出してしまえば心も随分軽くなろう
”安穏と生きる”権利を持った人は
”安穏と生きる”権利を行使しなければならない

66歳となって満額の厚生年金を受給している一老人からすれば
年金受給という権利の行使が
どれだけ”安穏と生きる”幸せにつながっていることか!
何事につけ日本政府に対し不満はあるけれど
年金債務の着実な履行をやってくれている限りにおいて
日本政府には今後とも財政破綻することなく
しっかりやって欲しいとエールを贈りたい


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Last updated  2026/09/08 11:58:56 AM
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