三十路女のヤマトナデシコな日々

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Valencia Orange トマソンRさん
2012.04.08
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テーマ: 茶道(338)
晴天に恵まれの日曜日

春のお茶会に行ってきました


≪桜下茶筅供養の茶会≫  平成24年4月8日(日)@東京茶道会館

 茶席一覧



 ■明々軒: 庸軒流(楽庸会)

 ■絵馬席: 裏千家(荒木宗弘)

 ■至誠軒: 裏千家(岡田宗喜)


 ■市松間: 裏千家(藤田宗代)





■山 里: 点心席(懐石料理喜多見)

茶券代 8,000円 ※朱文字が回ったお席


20120408_桜下茶筅供養茶会


この茶会では、 茶筅(ちゃせん)供養 といって、
古くなった茶筅を集めて焚き上げ、読経し供養するという行事も
とり行われました

茶筅塚

茶筅塚 /2011年撮影>
この塚の下に、茶筅を燃やした灰を納めて供養しています



お茶席は全部で7席

しかし、9時~15時の間に全て回ることは、ほぼ困難(T_T)


人気のお茶席などは1時間近く待つこともあり、
それでも何とか、裏千家を中心に5席まわりました


お茶席では、お道具やら何やらを
パシャパシャ写真をとるのは礼儀を欠くことと教えられ
最近は撮影することもなくなりました



というわけで、
今回も、素晴らしいお道具類のお写真はありません・・・・



記憶に残ったお茶席の様子は以下の通り


■真之間: 裏千家(茶道会館)

 茶: 一保堂(若草の白?若き白?)

 釜: 釣り釜(鐘楼釜)

 炉縁: 二月堂

 棚: 誰ヶ袖棚(第14代 淡々斎好)

 蓋置: 春日大社の提灯の火皿の台を転用(五徳に似ている)

 軸: 鈍鳥不離巣(どんちょうすをはなれず)

 菓子: 源太(新大久保)の「山路」

 花: 二月堂の良弁椿(ろうべんつばき)またの名:糊こぼし


お釜といい、炉縁といい、蓋置きといい、お花といい、
全て 奈良、二月堂 にちなんだ取り合わせになっていました


お軸は 「霊鶴烟霄外 鈍鳥不離巣」 という唐代の漢詩からきているもので、

すばやい鳥は巣を早く立って飛び回るが、
遅鈍な鳥ほどいつまでも巣から離れない
人間でも 自分から率先し努力する人は上達が早い
という例え

お茶のお稽古もこうありたいものです


お席主のお話も上手で、1席目は楽しく参加いたしました



■明々軒: 庸軒流(楽庸会)  ~大茶盛~

 茶碗: 赤楽 楽庸軒お手製

 茶: 小山園(槇の白)

 菓子: 志むらの「さくら饅頭」

 釜: 風炉


初体験の “大茶盛”

話には聞いていたけれど、その茶碗の大きさにビックリ
直径30センチ近い大きな茶碗で薄茶を5人で順にいただきます

(待合で、いただき方の説明書きがまわったので助かりました)

20センチはありそうな茶筅、棗も大きくて、
まるで巨人さんのお茶を点てるみたいでした

大茶盛は、 めでたい席 でよく飲まれたとの
説明がありました



■峰春亭: 裏千家(此の花会)

 菓子: 亀屋萬年堂の「桜餅」

 茶碗: 主茶碗不明、他、東下りの絵柄

 軸: 白浪起青岑(はくろうせいしんにおこる)(鵬雲斎大宗匠筆)

 花: 葵


お点前をした男性は、キリリとして優雅な手つきだわ~
と思っていたら、何と!高校生とのこと\(◎o◎)/!
いやぁ、貫禄でした

こちらのお席は、葵を一輪飾った“花入れ”が何ともステキでした

半年前、このお座敷でお運びをしたんだったわね~
と思うと感慨深いものがありました



■至誠軒: 裏千家(岡田宗喜)

 棚: 八千代棚

 水指: 祥瑞

 茶碗: 楽茶碗(赤)

 菓子: 松華堂(愛知県半田市)の棹菓子(春の園??)

 釜: 一文字釜

 棗: 銘「山」

 炉縁: 六瓢(むびょう)

 軸: 仙客向蓬莱(せんきゃくほうらいにむかう)(第14代 淡々斎筆)

 蓋置: 桜を模したもの


お棚が最近自分たちがお稽古している“八千代棚”
ということもあり、食い入るようにお点前を見てしまいました(笑)

やはり、同じお点前でも、一つ一つの所作の“間合い”が絶妙というか
ああ、こういう風にならなくてはね~と憧れの眼差し・・・・

こちらのお席は、お菓子が運ばれてくるタイミングや
お茶が出されるタイミングもよく
お席主と正客のかけあいも楽しく

ああ、これぞ茶会の席!という、
優雅で和やかな空気が漂っている感じでした

席入りの人数も20人ちょっとということもあってか、
大寄せの茶会でよく見られる、お運びする人の“渋滞”もなく
よく訓練されているというか、指示が行き届いているという印象でした



■絵馬席: 裏千家(荒木宗弘)

 菓子: 花見団子

 茶碗: 楽茶碗(赤)

 水指: 朱塗りの手桶


こちらのお席は、趣向が変わっているというか面白いなぁ
と思って見ていたら、
記憶が確かなら、確か、昨年、縄灰を使ったお席を用意された
お席主では?と・・・・・
人とは違った趣向を、という印象でした

何とも和やかというより、にぎやかなお席でした(-_-;)

5席目ともなると、気力も体力も記憶力も低下し・・・・



お茶席は、数を回れば回るほど、その違いがわかるようになってきますが、

やはり “席主の心配り”が行き届いたお席ほど雰囲気がよい
というのを強く感じます


お道具類の趣向で楽しませることはもちろんですが、
お客様に、くつろいでお茶を楽しんでもらうために、
お菓子やお茶を出すタイミング、菓子器や茶碗を下げるタイミング、
お運びをするスタッフの動き、主客のかけあい、
お正客はもちろん、その他大勢のお客様に心を砕くというのは
当たり前のようでいて、なかなかどうして、
並大抵のことではありません
(裏方を多少なりとも経験したので何となくわかる気がする)


あとは、おもてなしを受ける客側の態度も大事ですよね

大寄せの茶会ともなると、
色んなところから色んな人が来るから
慣れている人もいない人も
マナーのいい人も悪い人も

お客様の質にもよって雰囲気は変わりますからね~

お点前が始まってからも、ガヤガヤ話をしていたり
指輪や時計をしたままという人もいましたね


ま、反面教師として、自分はそうならないぞ!と



点心は、喜多見さんのお弁当でした

20120408_桜下茶筅供養茶会
<喜多見のお弁当>

甘いお菓子ばかりいただいていたので、
塩気のあるお弁当がとても美味しく感じられました



今回、着物をどうしようかと迷い、
クリーム色の色無地に、桜柄の袋帯にしてみました

20120408_桜下茶筅供養茶会
<茶会の装い/色無地&袋帯>

一つ紋の色無地なんんて改まり過ぎてるかなぁとは思いましたが、
茶筅供養の茶会でもあるし、桜の帯を締める機会はもうないからと
この組み合わせにしてみました(*^_^*)


お茶会は、着物の着こなし(着物選び、着付け)のいい勉強になります!

いつも待合の時間は、着物ウォッチングタイムです


春、桜咲くこの季節に、和の文化に触れ、楽しむことができて
ああ日本人に生まれてよかった
お茶を始めてよかったと思いました

20120408_桜下茶筅供養茶会









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Last updated  2012.04.10 11:08:32
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