新学期になると決まりごとがいろいろあるのに、すっかり忘れている私。
雑巾もそうでした。
指定の期日までに「雑巾を持ってきましょう」とプリントがあり…。
プリントは見ながらしっかり忘れておりました。
二女から催促されて、背中からつーッと冷たいものが落ちたような気分になりました。
縫ってない。縫いたくない。
と言うより、縫えない、かも。
あ~こんなことなら100均で雑巾を買ってきとくんだった、と後悔しても始まらず仕方なくミシンのカバーを開けてみました。
うひょ~。しばらく使わないでいたらすごいホコリです。
深呼吸して大きく息を吹きました。あ、違いますね。これは拭かねば。
ホコリが取れたら電源をつなぎ、恐る恐るペダルの上に足を乗せて。
う、う、動きません。ンゴ~ンゴ~と頑張っているような音は出してくれますが、動きません。
また冷たいものがつーッと落ちました。
ミシンが動かなきゃ、手縫い、か。
いや、諸般の事情からこれも何としても避けたい。
油だ。「ミシンは油さえ差していればオリコウに動いてくれるから」とマジョが言っていたのを思い出しました。
しかし、無常にも付属品が入っているポケットには機械油も見当たりません。
もう一度、ペダルに足の重みをかけたりはずしたり…。繰り返すたびに少しずつ音が変化するのが感じられました。
う、いけるかもしれない。ここはひとつ、強引にミシンのカミサマを引き寄せなければ・・・。
カミサマが味方をしてくれ、無事に雑巾を縫うことができました。
もしも来年も中学に通うことになっても慌てないですむようにまとめて5枚、縫いました。
これだけではもったいない・・・内なる声が聞こえたので前々からそのままになっていた裾上げもダーっとやれました。
ありがとう、ミシンのカミサマ。
モノグサと言われればそれまでなのですが、どーも私は糸と針にはご縁がない運命のように感じられます。いえ、だからと言ってあなたのことを粗末にしているわけでもないのですが。
お目にかかるのも数年に一度とか、ですものね。
次のお約束が出来ないのも申し訳ないのですけれど、またの機会にはどうぞよろしゅうに。
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