ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

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2020.06.22
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募集時のニーニャ号ⒸノルマンディーOC


昨日、函館のメインレースの函館スプリント(GIII)に出走したノルマンディーの マリアズハート 号と アリンナ 号。
残念ながら両頭とも振るわなかったが、なんとこのレース、2着に来たのは ダイメイフジ 号(父アグネスデジタル)。
もう3年前ですが、初めての出資馬の ディバインコード 号が3勝目を挙げた京都の橘Sに2着だったのがこの馬。
この後も無事に行ってダートに芝にと活躍を広げて現在獲得賞金約2億円!!
競馬は血統だけではない。つくづくそう感じます・・。

ニーニャ 号(15着、遂に3アウト宣告)。
3着の新馬戦からなぜにこうも下降線をたどってしまったのか?自分なりに原因を考えてみました。

<結論>
新馬戦の好走がこの馬のピーク。その後の2回続けての中1週と中途半端な調教、レースの繰り返しでガタガタに!調整とレース選択の見通しの甘さが原因か?  



この馬が小野町から入厩したのが昨年の11月末。調教師さんから元気がないのとゲート後のダッシュがつかないということで直ぐに外厩に出され、その後復調し2か月後に再度入厩。新馬戦前の調教では好時計をマーク(2020.2.12 助手 栗 CW・良 80.3 - 64.8 - 50.4 - 36.9 - 12.0)。新馬戦でも3着に来た。

● 2、3戦目:
その後、中1週で距離を2000mに伸ばしたものの8着に敗れた。新馬戦が重馬場で消耗戦だったので敗因は距離か、疲れかは明確にはならず。そしてまた中1週で中山ダート戦に臨み惨敗。ダートが合わなかったという結論の様だが、中1週の連発でただ疲れていただけなのかもしれない。

● 4戦目:
その後約1か月外厩に出されて復調気配も見せるも、入厩後たった1回の追切でレースに臨み惨敗。レース前の馬三郎の調教評価は最悪(Ⓒ反応平凡)であったが、調教師のコメントは「最後の伸びは目を見張った。」と正反対。騎乗した騎手は「デビュー戦と比べて馬体に硬さあり。放牧明けで動きももっさり。」と調教師の見立て違いが鮮明になってしまった。何故無理をしたのか、厩舎事情だったのか?ちなみに当日レース後の調教師さんのコメントは一切無かったしょんぼり

● 5戦目(昨日のレース):
慎重を期し中5週、馬体も戻って調教もそこそこ動いた。調教師さんは「結果は自ずから付いてくる。」と自信を持って出走に踏み切った。抜群のスタートも流れに乗れずあっという間に下がってしまい見せ場なく惨敗。状態(馬体の戻り)に重点を置きすぎていたのか、凡走の原因はよくわからないが、走ることに対する馬の気持ちが戻っていなかったという状況しか考えられない。


この馬は小野町にいるころから、「まだまだよくなるのは先。」と言われてきましたし松下厩舎に入ってすぐにダメ出しされて外厩に回されたように最初はそこまで期待されていなかったように思われます。ただ新馬戦で好走したために松下調教師さんのペースで使われてガタガタになってしまったような気がします。2戦目以降充分な間隔と入念な調教の下、レースに臨まれていたならと残念な気持ちです。

ニーニャ 号は3アウトにより、8月20日までは平場のレースに出走できないこととなった。
残る未勝利戦は札幌、新潟、小倉の3週間のみ。規則によれば出走に対する優先権は
① 過去1ヶ月(4節)以内の前走において5着以内の成績を収めた馬(上のクラスでの成績も有効)
② 未出走馬
③ 前走からの出走間隔が長い馬
の順で与えられるとの由。

出走が殺到するし中々難しいでしょうね。またこの最終戦で勝ち上がるのは至難の業。であれば、体力的に非力なところがあるのでここは地方への転入(3歳時であれば2勝して中央に復帰可能)を視野に入れて小野町でじっくり再トレーニングを課したほうが良いのではないかと思います。

そして無事中央復帰が出来た暁には、沢山の馬を抱えられて忙しくレースを使う松下さんのような厩舎より、個々の馬の特徴に応じたきめ細かいフォローと対応が可能な小さくても親身になってくれる厩舎に転厩させるべきではと思っています。

さて、ニーニャ号。君は如何に思うのかね☆彡!?





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Last updated  2020.06.23 07:03:06
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