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2008年04月04日
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今日は妹の車に同乗して会社に行きました。

来てみると噂に違わぬ明るさでした。
「関西の人は」とか「東北の人は」とか「東京の人は」とかそういう考え方はしたくないと思ってきましたが、
これはさすがに文化圏の違いの成せる業なのかと思うぐらいずっと喋り続けていました。

こっちの人はおとなしいね、と言われましたが、
そうなのかも知れません。
わたしは今までの人生で、
明るくおとなしく真面目で自己主張の強くない事が美徳という意識をいつの間にか根付かせてきたし、

良し悪しは別として、それは動かし難いことです。

けれども関西から来た所長は、
明るい事が良いこと、言い合う事が良いこと、おとなしく静かなのはガマンしているからだという考え方のようでした。
ガマンしないで喋ろうよというような事を言い続けていました。

わたしはなるべく喋りたくありません。
でも口に出さないから考えが無いわけではないし、
他人に愛情は持っているし、
ガマンしているわけでもなくて、
伝えたい為にだけ喋りたいし、知りたい為にだけ尋ねたいのです。

尋ねても真意を話さないとわかっている状況で相手に喋らせたりしたくないし、
伝える事の無い時に、喋る為だけに言葉をひねりだしたくないのです。

わたしがつらいのは虚しいことなのです。
虚しくなるのだけはどうしてもいやなのです。

わたしは基本的に知りたくないのです。
でも知ってしまう時もあります。
それがいいのです。

それが伝わって来た時わたしの心が動くのです。
うまく表現できないですが、そういうことなのです。

音楽でもなんでも、「感動させたい」というあからさまなものに心は動かないのです。
伝える事が目的というよりは自分の情念を吐き出したかっただけなんだけど、
それが伝わってしまったという時に、心が動くのです。

わたしは人の心を動かす事なんて、誰にも意図してできるものではないと思います。
強く言おうが殴ろうが泣こうが人の気持ちを自分の思うように動かす事などできないと思います。
ただ虚しさがあるだけです。
そういうことを自覚した気高い人の情念にのみ心が動くのです。

20時半まで残業していると所長がやってきて、
早く帰りなね、女の人は早く帰るべきだ、と言いました。
わたしも帰って家でごろごろしたいですと言いたかったですが言いませんでした。
早く帰らせたいならなぜ18時から会議なのですか、
所長が18時まで自宅に帰って引越作業をしたのに合わせたからじゃないんですか、
なぜ無駄に2時間以上も無計画な会議をするのですか、と言いたかったですが言いませんでした。
わたしの思いが相手に伝わる術がまだ見当たりませんでした。
そして近くの居酒屋でお酒を飲んで酔って帰りました。





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最終更新日  2008年04月05日 13時24分37秒


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