みんなで認知症を治そう!楽しく介護 みんなのえがお商会

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2005年10月28日
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テーマ: 介護(377)
カテゴリ: カテゴリ未分類
久しぶりに介護日記を書きます。

やはり拘束の事だ。なぜしてしまうのか理解に苦しむ。

1、拘束をしない→転倒→骨折→寝たきり
2、拘束をする→意欲低下→下肢筋肉の低下→寝たきり

上の二つをみると両方共に寝たきりになるんです。1は絶対に転倒するとはかぎりません。転んでも絶対に骨折するとも限りません。骨折しても、絶対に寝たきりになるとは限りません。全ては可能性です。

しかし2の方は、拘束する、時間がかかるが拘束をし続けていけば100%意欲低下につながっていく。意欲がなくなり、立つことをしなくなれば、どんなに理学療法士が頑張ったって、100%下肢筋肉の低下は起こります。そして、100%寝たきりになることが保障されます。

1の場合は歩こうと思い転ぶわけですから、自分が悪いという思いも少しは持っているわけで、立ちたい、歩きたいという意欲低下はそれほど起こらないと思います。特に認知症の方は、まだ、歩ける状態ではないのに、歩いてしまいます。立つ事、歩く事の意欲はなくならないと思います。意欲がなくならなければ、介護者側のケアの仕方によって、寝たきりになるか、ならないかが決まってきます。寝たきりになってしまったらなら、介護者側が能無しだった!という事です。

2の場合は、意欲低下をしていく過程で、拘束へのストレスが溜まり、それが暴言暴力に繋がっていく可能性があります。自分の嫌な拘束を止めてくれ!助けてくれ!と訴えているのにそれを無視するということから、利用者に介護者(職員)への不信感と敵意を芽生えさせてしまいます。そうなると悪循環のケアになってしまい、利用者との信頼関係が崩れてしまいます。

ここまで考えて欲しいと思います。なぜ考えないのだろう





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最終更新日  2005年10月29日 02時26分22秒
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