PR
サイド自由欄
フリーページ
カレンダー
ついに日銀がマイナス金利導入を発表しました。各金融機関は日銀に預金を置くと0.1%支払わないといけなくなります。
そうすると、預金を置けない各金融機関は更に融資を積極的に行わなければならないことになるわけです。
マイナス金利については欧州が実行した2年前から言及してきました。しかし、最終手段ですし現実的な金融政策ではないと思ってました。
「最後のしゅだんがあるぞ!!」
もし、円高になったら、市況が悪化したら
「やるぞ! やるぞ!」と言い続けるだけだと思ってました。
実際、ある意味「禁じ手」もう、後がない。
金融政策上の「打つ手がなくなる。」これは、私にとっては相当気味が悪い状況ですね。
当然ながら、株価は乱高下したあとに上昇して週末に突入。ドル円も急な円安に振れてます。
本当に、これで良かったのか・・・ なんか
自暴自棄でやってしまった感を感じます。
これで、リスク回避に動いたドル円を押し戻す力はほとんどなくなりましたし、景況感からしてもアベノミクスは事実上 財政出動しかなくなりましたから、一旦デフレや景気の悪化に動き始めたら
もう、止められません。
アベノミクスに支えられた政権ですから、その意味が薄れれば政権自体が危うくなる。
やっと、強いリーダーが長期間存在する日本になったと認められた世界が、再び、日本の見方を改める。
そんな事にならないように、世界経済がうまく回ってくれることを望むだけです。