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私の知っていた中国は70年代 人民服を着て竹のカーテンと呼ばれた内向きの政策を続ける共産国家だった。
いつの間にやら、変化して どこが共産国家なのか社会主義なのか分からない状態になって経済が発展している。
特に香港が返還されて21世紀に入ってからは、日本の70年代 80年代 90年代 を、ごちゃ混ぜにした発展でカオス状態のように感じられたが、どうであろうと経済大国になってグローバルな大金を所有している事には変わりはない。
日本では、どうせ、「中国」
日本が、日清戦争でコテンパンに勝ち、西洋の植民地支配から助けてあげた国という感覚は変わらず、一党支配の社会主義国家でありながら資本主義的発展を続ける事で、破綻する・・・
そう言い続けられている。
なかなか、破綻しないままに 現在に至る。
私も、いずれは傾く時が来るとは思っているが、ある一部の現象から見てみると、中国はもう世界的に見逃せない大きな影響力となってしまったようだ。
このところ、ハリウッド映画を見ても主演キャストの一人、もしくはサブキャラに必ず中国人が居る。更に、中国の国自体が大きく取り上げられるシーンが多くなった。そして、大都市、東京や日本の取り上げられるシーンが少なくなっている。
経済の発展に必要な基本的なモノは、人と土地
これは、多ければ多いほどいいし、広ければ広いほどいい。
そういう意味では、中国は、一時的に衰退する事があっても莫大なポテンシャルを持っている事をマーケットは自然と感じて動いてきているようだ。
良くも悪くも世界はつながってしまっている。グローバル化などという言葉はあまり好きではないのだが、一国の利益だけで判断出来ない時代となって、世界のメリット、デメリットを多かれ少なかれ影響しあう時代となっている。
アメリカのトランプを筆頭にナショナリズムが表面化してきている事も、結局は、その反動なのかもしれない。
そうであれば、無視できない大国の動向を見ていないと、自分の守備範囲の経済活動も影響を受ける事になる。
金融・経済ともに大きな影響を持つアメリカは当然で、世界中が注目しているが、中国も影響が大きい。更に、今後は、インドは大きな影響録を持つだろうし、結構意外な国 人口4位のインドネシアや6位のパキスタン 日本より人口の多いナイジュリア バングラディッシュ このあたりまでは、視野に入るようにトレーニングしておかないといけないのかもしれない。