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2003年01月03日
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ダミアを聴いている。


シャンソンを聴きたいと思ったのは、寺山修司の作品に触れてからだ。彼の文章の中にはピアフもダミアも登場し、シャンソンの歌詞も引用されている。海で死んだ船乗りたちはみんなかもめになるのです…といった内容の文章が、何かの作品中にあったようなおぼえがあるけど、実際に「かもめ」というタイトルのシャンソンがある。
海で死んだ船乗りの死体は海に投げ入れられ、かもめだけがその運命を憐れむ。かもめは、彼らの信心深い魂を飛びながら集め、やがて魂とかもめはひとつになる。だからかもめを殺さないで。それは船乗りの魂で、自分の墓の上を飛び回って泣いているのだから――という内容らしい。
ダミアはすばらしい歌手だ。「かもめ」は感情を押さえた調子で割と淡々と歌い上げ、だからこそ詩がぐっと心に迫る。
日本人の歌うシャンソンはなぜか魅力がない。クラシックの延長という感じで、それならば別にシャンソンじゃなくてもいいんじゃない?と思うこともある。シャンソンは芝居っけがないとだめだ。曲だけじゃなくて、詩が浮かび上がるような演出がなくては。
そこにいくと、美輪明宏は別格だ。フランス語は堪能、そして美的センスは高く、あの歌唱力――。あららら、今日はダミアを聴きながら美輪さんを絶賛という締めくくりになりそう。もっとも、ダミアはすでに故人だけど、美輪さんのステージはまだまだ楽しめますもん。おすすめします!!





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最終更新日  2003年01月03日 19時29分11秒


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